筆者は引っ越しを機に、一般家庭用光回線として最速クラスであるフレッツ光クロス(理論値10Gbps)を選んでみました。今回は、この10Gbps回線をUbuntuでも体験してみます。しかし、レンタルルーターをそのまま使うごくごく一般の家庭らしい構成なので、Ubuntu特有ということは特になく基本的には挿せば使えてしまいます。 肝心な速度のほうは、筆者の自宅マシンとインターネット上の高速なサーバーの間ではTCP接続1つで約2.0Gbps、複数のTCP接続を合計すると7.5Gbpsと良好な値が出ています(図1)。一般家庭でこんなに速い回線が必要かどうかはさておき[1]、回線がボトルネックになることはなさそうです。 図1 複数のTCP接続の合計で実測値7.5Gbps セットアップ 現在「ドコモ光 10ギガ」に申し込む形で光クロスを利用しており、ルーター(XG-100NE)もドコモからレンタルし