今日の甲州は朝から雲が多めでした。朝晩はだいぶ冷え込みますね。 さて、少し前の記事ですが、アメリカのテクノロジー面での優位に水を指すような分析がありましたので、その内容の要約を。 === アメリカが「イノベーション大国」って本当? By イアモン・フィングルトン ●連邦議会は機能していないし、失業率は高すぎだし、アメリカのインフラは崩壊しつつある。それでも政治的に様々な見解を持つアメリカ人の全員が同意することが一つあるとすれば、それは「アメリカはハイテク分野で世界をリードしており、今後もこの状態が続く」という意見だ。 ●たしかにこれはアメリカ人にとって自慢でもあり、便利なアイディアだ。このシナリオによれば、中国はそれほど創造的ではないため、アメリカを追い抜けないことになる。イノベーションには民主制度が必要なのだが、中国は独裁体制だからだ。 ●たしかにアメリカは現代の世界を形作った多くのイノ
Twitterなどへの投資で知られるユニオン・スクウェア・ベンチャーズのフレッド・ウィルソンはいま飛ぶ鳥を落とす勢いのベンチャー・キャピタリストですが、彼がCarlota Perezの『Technological Revolutions and Financial Capital』という本を強く推奨したことから、この本はソーシャル・メディアに投資するベンチャー・キャピタリストの間では「絶対読んでおくべき本」という評判になっています。 Technological Revolutions and Financial Capital: The Dynamics of Bubbles and Golden Ages クチコミを見る Perez理論については以前に紹介したので今日は割愛します。 ただ産業革命やインターネットなどの新しい技術が登場するとそれが社会全般に伝播する過程で大きな社会的軋轢を伴
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