ブラゴヴェシチェンスク(ロシア語: Благове́щенск, ラテン文字転写: Blagoveshchensk、Blagoveshshensk)は、ロシア連邦の都市。シベリア南部のアムール州の州都。アムール川(黒竜江)を挟んで500メートル程の距離で中華人民共和国黒河市と向かい合う国境の街である[1]。満州語ではhailan boo、中国語では海蘭泡 (Hǎilánpāo) と呼ばれる。人口は約23万人。モスクワから東に7,985km。 北緯 50°27’ 東経 127°53’ シベリア鉄道の線路から110 km。中国との国境線を形成するアムール川の左岸にあり、ゼヤ川との合流点に位置する。ブラゴヴェシチェンスクと対岸の中国の町、黒河市は自由経済地域とされ、黒河口岸を通じて国境交易が盛んに行なわれている。 町の名は、1858年にアムール川とゼーヤ川の合流点にブラゴヴェシチェーニエ聖堂(生