国民議会で発言するフランスのジャン・カステックス首相(中央、2020年11月10日撮影)。(c)THOMAS COEX / AFP 【11月27日 AFP】フランスの国民議会(下院)は26日、話す時のなまりに基づく差別は「人種差別の一種」だとして、これを禁止する法案を賛成98、反対3で可決した。 これにより、人種差別、性差別、障害者差別に加えて、なまりに基づく差別も犯罪となる。最高刑は、禁錮3年および罰金4万5000ユーロ(約560万円)。 フランス領ポリネシア(French Polynesia)選出のメイナ・サジュ(Maina Sage)議員は、自身のように、フランス本土以外のなまりがある人々が経験する困難について意見を述べた。 両親が北アフリカ出身のパトリシア・ミラレス(Patricia Miralles)議員は、若い頃にアルジェリアなまりをばかにされた経験を語った。 一方、地中海の仏