オウム真理教の元信者平田信被告の公判で、長期の懲役刑を受けている元信者の受刑囚が相次いで証言した。いずれも、教団が地下鉄サリン事件の直前に、強制捜査の矛先をそらそうとして行った2つの自作自演事件についての証人だ。 第6回公判に出廷した山形明受刑囚(48)は、教団施設に火炎瓶を投げ込んだ事件で平田と共に見張り役を行ったほか、VXを使った殺人・同未遂事件3件で実行役となり、懲役20年の判決を受けた。以前は陸上自衛隊に勤務しており、教団はその軍事に関する知識を、武装化に利用しようとしていた。 また第7回には、地下鉄サリン事件の運転役だった他、スパイと疑われた現役信者Tさんに対するリンチ殺害などで無期懲役となった杉本繁郎受刑囚が証言を行った。平田と一緒に行った事件はなかったが、自作自演事件が地下鉄サリン事件の準備と併行して起きており、平田も途中までは杉本と同じくサリン事件の運転役に予定されていたこ
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