約10年前、ギャルに対する偏見やネガティブなイメージを払拭しようと「ギャル革命」を掲げて19歳で起業した、元“ギャル社長”の藤田志穂さん。現在は「ご当地! 絶品うまいもん甲子園」の発起人となり、全国の若者と“食”をつなぐ架け橋になっています。 藤田さんが農業から若者と“食”をつなぐ活動へと活躍の場を広げている背景には、自らの起業の経験や両親の存在から学んだ、「大人がやるべきこと」に対するある想いがあるそうです。 今回は、そんな元“ギャル社長” 藤田志穂さんの仕事観に迫ります。 ギャルだと万引きを疑う世間を見返したかった ——そもそも、どうして19歳のときに起業しようと思ったのですか? 当時はギャルっていうだけで白い目で見られていたので、「ギャルでもできるんだぞ!」というのを証明したかったんですよね。 そのためにはバリバリのキャリアウーマンになって、働けるところを見せるのがいいと思ったのです