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大蟻食に関するOohのブックマーク (54)

  • どの翻訳を選ぶか――ボードレール『悪の華』の邦訳の誤訳について - 平岡公彦のボードレール翻訳ノート

    今年アニメ化された押見修造の『惡の華』(講談社コミックス)のおかげで、ボードレールの『悪の華』にふたたび注目が集まっているようだ。訳者の一人として、喜ばしく思う。 惡の華(1) (少年マガジンKC) 作者:押見 修造講談社Amazon 押見の『惡の華』は読んでいたが、私自身、しばらくボードレールから遠ざかっていたし、そもそも読んだことを公言することがはばかられるようなマンガだということもあり(笑)、なかなかそのことを書く機会がなかった。これだけ大きくボードレールを看板に掲げた作品なのだから、おそらく私以外のボードレールの訳者や研究者も一巻くらいは読んでいるのではないか。 いい機会なのでこのマンガの感想を書いておこう。ボードレールの『惡の華』を愛読する主人公の春日高男は、ある日、想いを寄せていたクラスメイトの佐伯奈々子の体操着を盗む。春日はそれを見ていたクラスの嫌われ者の仲村佐和に脅迫され、

    どの翻訳を選ぶか――ボードレール『悪の華』の邦訳の誤訳について - 平岡公彦のボードレール翻訳ノート
    Ooh
    Ooh 2013/06/18
    ぶーめらん
  • 佐藤亜紀 V.S. 仲俣暁生

    @tamanoirorg フォロ「イー」って言葉、あるんだ。インタヴュ「イー」は気味悪くてもあるとは思うけど。RT @shinichikudoh 年齢22、フォロイー333、フォロワー555、リスト42、と微妙に語呂のいい人を見つけたので、リスト2個入れたら面白いと思ったけど、どこに入れればいいか思いつか 2009-12-23 02:50:45

    佐藤亜紀 V.S. 仲俣暁生
    Ooh
    Ooh 2009/12/28
    大蟻食ゲスト仲俣ホストのトークショーのころからアレだったという/これはある種の義務感からやっておられると思われ。ゆーだけじゃだめだわな、実際の行動が伴わんと~みたいな。
  • 『カムイ外伝』崔監督がブチ切れ!「ちゃんと観ろ!」と名指しで評論家に宣戦布告 - シネマトゥデイ

    カムイの苦悩が読み取れないだとー!by崔監督 - (C) 2009「カムイ外伝」製作委員会 映画『カムイ外伝』を朝日新聞紙上で「仕立てが大味」と評した映画評論家に対して、同作の崔洋一監督が「売られたケンカは買う!」と中日新聞で反論した。 映画『カムイ外伝』写真ギャラリー 映画『カムイ外伝』でカムイは、忍びの世界から抜け出し、“抜け忍”として逃亡生活を続ける途中で小さな集落にたどり着く。カムイが漁師の半兵衛の家に身を寄せるうち、半兵衛の娘サヤカがカムイに憧れを抱き、何かとカムイを気遣いはじめる。しかし、サヤカに想いを寄せ、半兵衛からも容認されている漁師の吉人がその様子に激しく嫉妬し、さまざまな愛憎が交錯しだす。 ADVERTISEMENT このくだりを9月11日付けの朝日新聞紙上にて映画評論家の秋山登氏が「(略)仕立てが大味なのが気になる。カムイがサヤカに熱を上げる青年がいるのに気付かない不

    『カムイ外伝』崔監督がブチ切れ!「ちゃんと観ろ!」と名指しで評論家に宣戦布告 - シネマトゥデイ
    Ooh
    Ooh 2009/10/02
    崔監督、この映画(と原作?)に特に思い入れが強いんだろうな。そんな感じがする/観落としてるという言い方だから少し気になる。いるからね、プロを名乗りつつお粗末な観方しか出来ない人。
  • 【高校野球】 9回驚異の追い上げも届かず! 中京大中京が日本文理を10−9で破り、43年ぶり7度目の優勝 : 痛いニュース(ノ∀`)

    【高校野球】 9回驚異の追い上げも届かず! 中京大中京が日文理を10−9で破り、43年ぶり7度目の優勝 1 名前:勉強ふりかけφ ★:2009/08/24(月) 15:47:20 ID:???0 日文理  011000115− 9 中京大中京 20000620X−10 【投手】 日文理:伊藤 中京大中京:堂林→森→堂林→森塁打】 日文理:高橋隼 中京大中京:堂林 ※中京大中京(愛知)が43年ぶり7度目の優勝 http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/hs/09summer/live/08/241_etc.htm 2 : ヒュウガミズキ(静岡県):2009/08/24(月) 15:31:33.03 ID:vkhXRD55 面白かった 3 : ニョイスミレ(神奈川県):2009/08/24(月) 15:31:40.30 ID:2WnNWhN

    【高校野球】 9回驚異の追い上げも届かず! 中京大中京が日本文理を10−9で破り、43年ぶり7度目の優勝 : 痛いニュース(ノ∀`)
    Ooh
    Ooh 2009/08/24
    稀に見る好試合。それも決勝で。
  • 『激しく、速やかな死』佐藤亜紀 視覚的な解説を試みる - あんとに庵◆備忘録

    ええと、やっと集英社の仕事を出したんで、一息つき中。今日は堕落する。寝たりゲームしたりを読んだりする。 ところで昨日、仕事の重圧からの逃避でぱそをアップ。佐藤亜紀さんのについて触れましたら、大蟻さんがいらしてくださったので、それの御礼を兼ねて書評を書いてみることにしますた。 激しく、速やかな死 作者: 佐藤亜紀出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/06/25メディア: 単行購入: 6人 クリック: 47回この商品を含むブログ (21件) を見る 昨日も記した通り、この書の表紙画がそのままわたくし的書評なのですが。なのでもう語る事も無いんですが、他に感じた事でも。 わたくしの場合、とか文字を読むと、絵がついてきたり色がついてきたり質感がついてきたりするのですが、佐藤亜紀の小説というのは御人がもともと美術批評を大学院でやっておられたとかで、ヴィジュアル的イメージに変換しや

    『激しく、速やかな死』佐藤亜紀 視覚的な解説を試みる - あんとに庵◆備忘録
  • 2009-06-13

    この命題を正面から突破するのは相当シンドイと思うなあ。 反例よりも論拠となる実例の方が“重い”から。 TRPG的には「イベント表にあるイベントは常に起こる。イベント表にないイベントも起こる」あたりになるか(受け流し気味。 ■雑誌 Fellows! (5) 2009 JUNE(メイドフェローズ Fellows! volume 5 Supplement Book) ■Fellows! twin omnibus book 総集編 乙嫁語り & 乱と灰色の世界 2009年度1回目の講義は出席せず(サボリとも言う)。 久々に明治大学まで出かけて、佐藤亜紀さんの講義を聴講する。 開始前にitoさん、終了後の事会で佐藤哲也さんの話を聞き、さらには二次会に行かずに帰ろうとしたらThorn氏に誘われてS氏とともに神田古書店街散策という流れ。 @ワンダーでロジャー・ゼラズニイ"Changering"とかアン

    2009-06-13
    Ooh
    Ooh 2009/06/16
    zohanaさんいらしてたのね。しかも“帰りにお台場ガンダムをみてこなければ”て。
  • 差別構造温存のお題目として唱えられる「表現の自由を守れ」に声を合せるのは、名誉とは何かを心得る人間には到底できることではない。2009.6.7:大蟻喰の日記

    なるほど、大分すっきりわかってきました。 「雉も鳴かずば」がそういう意味だとすれば、私の回答はこうなります 1. 雉は鳴くものです。鳴かなければ雉はそもそも存在しない。 2. 鳴いた雉が撃たれることは当然阻止しなければなりません。 3. しかし、雉を撃つな、が、差別を受けているマイノリティ(この言葉は嫌いですが)に対する差別的プロパガンダに利用されている場合、一緒に声を上げるのは御免です。 1. については後述します。2. は当然な話です。問題は3.でしょう。 五十嵐氏の事件を引き合いに出すことは、やや不穏当だと思われます。何か裏情報をご存知なのかもしれませんが、少なくとも私は誰が何故やったのかの確定情報を持ってはおりません。その状況で特定の人々を犯人として名指し、雉を撃つなと声を上げることには、躊躇せざるを得ません。五十嵐氏の事件が反ムスリム・プロパガンダに利用されるのは、訳出の意図を考

    差別構造温存のお題目として唱えられる「表現の自由を守れ」に声を合せるのは、名誉とは何かを心得る人間には到底できることではない。2009.6.7:大蟻喰の日記
    Ooh
    Ooh 2009/06/08
    読んでない。けど、長さに脱力した!みんななげーんだよ、どいつもこいつもー
  • 逆鱗と道徳 - 地を這う難破船

    ⇒2009.6.3: 日記 『悪魔の詩』がそのような小説であることは承知です。当然読んでいるので、ダシにしているのではない。ムスリムが表現の自由を圧殺する、ということではない。そういうのは単に「ゴキブリどもを殺せ」というプロパガンダであり、よく言って偏見の羅列です。問題は、ある表現が誰かの逆鱗に触れたとき、強制力の行使としての「自力救済」を私たちは認めるか、ということです。認める、というのが私の立場ですが、自力救済の範疇に人殺しが含まれうるか。むろん含まれますが、自力救済の範疇に人殺しが含まれることは認めない、というのが私の立場です。五十嵐一氏の事件は時効を迎えました。犯人が出国中は時効停止しますが。 尊敬すべきイスラム研究者であった氏に対して「五十嵐氏はあのを翻訳しなければよかったのに」と、後から言えるか。当然、読者が言えるはずもない。にもかかわらず、表現が必然的に誰かの逆鱗に触れうる

    逆鱗と道徳 - 地を這う難破船
    Ooh
    Ooh 2009/06/05
    かなりのところまでは一致してるのかな、これは。
  • http://twitter.com/monado/status/2024862263

  • http://twitter.com/wtnbt/status/2025186590

  • http://twitter.com/tomoyu/status/1380078613

  • http://twitter.com/y_benjo/status/2025396493

  • 佐藤亜紀 - バルタザールの遍歴 - Close To The Wall

    バルタザールの遍歴 (文春文庫) 作者: 佐藤亜紀出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2001/06メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 74回この商品を含むブログ (80件) を見る佐藤亜紀の第三回日ファンタジーノベル大賞受賞のデビュー作。私が読んだのは矢川澄子解説の新潮文庫版で、これ、買ったのが五年以上は前で、積んでおくのもいい加減にしろと思い、ようやっと読んでみた。何というか、面白いだろうことがだいたい分かってしまうって逆に後回しにしてしまうことがあって、これはその典型。 一人の体に二人分の精神が宿っている、という逆分身ものとでもいうべきモチーフを、第一次世界大戦頃のナチスが勢力を拡大しつつある時期のウィーンとかを舞台に物語は展開していく。まあ、私は教養と呼ばれるものがまるで欠けているので、ここら辺の歴史小説的なバックグラウンドをちゃんと理解できてはいないのだけれど。 で

    佐藤亜紀 - バルタザールの遍歴 - Close To The Wall
    Ooh
    Ooh 2009/06/01
    ほー。“ナボコフのものも、二人が実は一人、という逆分身もののモチーフをもっているので。”「セバスチャン・ナイトの真実の生涯」 悪童日記もここから?
  • 『ミノタウロス』 - 読書な日々

    佐藤亜紀『ミノタウロス』(講談社、2007年) 第一次大戦からロシア革命にいたる時代のウクライナ地方にある架空の村ミハイロフカおよびその周辺を舞台にした小説で、日雇い労働者から一介の地主に成り上がった父親を持つ、成人前のヴォーシャがこの激動の数年間をどんな風に生きたかを描いている。 前半は革命が起きてミハイロフカ周辺の農地でも小麦を刈り取るための労働者を集めるどころか、ならず者たちによって襲撃を受けるようになるまでのヴォーシャの少年時代から学校時代。キエフからやってきてけっして田舎暮らしになじもうとしない母親に溺愛された兄はすぐに士官学校に入って出兵し顔半分をなくしてもどってきた。キエフの実業学校にはいりそこの教師や生徒の馬鹿さ加減に嫌気がさして、喧嘩沙汰になり放校されてミハイロフカにもどってきたちょうどその頃に戦争が、そして革命が始まる。 そのころ父親もなくなり、隣の地主で世話をしてくれ

    『ミノタウロス』 - 読書な日々
    Ooh
    Ooh 2009/05/31
    “問題は理念が語られているかどうかがだと思う。”それはたぶん語られているし、あなたはそれを受け取っている。それが気に入らないだけ。そういう意味ではパーフェクトだ。
  • [SF] STRANGE FICTION(S-Fマガジン5月臨時増刊号) - 神なる冬

    『STRANGE FICTION(S-Fマガジン5月臨時増刊号)』 (早川書房) 今さらながら、5月臨時増刊号の感想。 これは早川書房で新規創刊された《想像力の文学》シリーズのPR誌でしょう。 S-Fマガジン誌の海外“スプロール・フィクション”特集にも連動している。 表紙に作家名をずらずらと並べ、「異才・奇才が終結した 想像力を刺激する文芸誌」というキャッチフレーズを載せた装丁が目を引く。タイトルの『STRANGE FICTION』は、いわゆる“奇妙な味”の小説を集めたという意味なのでしょう。 読後の感想としては……??? まじ、わかりません。 SFファンにもそれなりに名の通った作家も寄稿しているのだが、それ以外の作家も含めて、「これは!」という作品が無い。 敢えてベスト3を上げれば……、 『均衡点』 平山瑞穂 『墓標天球』 円城塔 『花いちもんめ』 谷崎由依 といったところか。 「花い

    [SF] STRANGE FICTION(S-Fマガジン5月臨時増刊号) - 神なる冬
    Ooh
    Ooh 2009/05/31
    “理解するには何かの知識が足りないのかもしれない、読者に知識を求める小説こそ最悪。とたんにお勉強のブンガクになってしまう”『天使と悪魔』を見た女が何で謎解きなんてやんなきゃいけないの?と言ってたなw
  • 長いからもう終わろう - 東京永久観光

    ★大人にはわからない日文学史/高橋源一郎 asin:4000271016 近代日文学を特徴づけてきたのは「自然主義的リアリズム」や「私」という表現形式だった。しかし、現在書かれているいくつかの日小説には、そうした表現形式の失効が明らかに感じとれる。――こうした主旨のことを、高橋源一郎は具体的な作品から読み解いていく。そして、その変化がもたらされた背景や経緯、さらには、その変化が私たちの歴史や言葉全体という大きな観点からみていかに重大な意味をもつのかを、考察していく。 現在の小説としてはいくつかの作品が引用され、それぞれ従来の表現形式からどう隔たっているのかが慎重に分析される。いずれもなるほどと目を開かされるが、なかでも特に説得力があったのは、ニートやワーキングプア風の人物が登場する岡田利規や前田司郎の小説を、100年昔のワープア記ともいうべき石川啄木『ローマ字日記』と比較した考察だ

    長いからもう終わろう - 東京永久観光
    Ooh
    Ooh 2009/05/18
    “「自然主義的リアリズム」や「私」という表現形式だった。しかし、現在書かれているいくつかの日本の小説には、そうした表現形式の失効が明らかに感じとれる”大蟻食講義とリンクしている?
  • 佐藤亜紀 日記: 2009.3.29

    ごく一握りの誠実で有能な方を除いて——と言うことにしておこう、皆無と言う訳じゃない——現在日で文芸評論家として活動している人間は、概ね二種類に分けられる。チキンと、無能者だ。まあ文芸評論などというのは小説以上にえないから、出版社のお覚えを損なわないよう、業界の爪弾きにならないようチキン化するのは理解できないこともない。しかし無能者と言うのは! 読解し論じるスキルなぞ努力次第で使える水準まで上げることも出来ように、それを怠っているというのは、これはもう犯罪である。 だから文芸評論は使えないと作家に言われるのだ。チキンや無能者の評論を反省の種にする馬鹿はいない。評論と実作の間の良きフィードバックなぞ、勿論望むべくもない。 では仲俣暁生氏はどちらであろうか。ブログに載せていた2009年のベストを見る限り、チキンであることはほぼ間違いない。立派な御用評論家ぶりだ。ではスキルの方はどうか。 20

    佐藤亜紀 日記: 2009.3.29
    Ooh
    Ooh 2009/03/29
    こ、これは・・・ 久し振りに炸裂した感じ。がんばれ、評論屋さん。/↑デビュー作『バルタザールの遍歴』から順に読まれるのがよいと思います。
  • 皆川博子/死の泉 - オオカミ族遠吠え日記

    人が書く外国を舞台にした小説がどうも苦手だったのだが、佐藤亜紀さんを続けて読んで苦手意識も薄らいだ。で、やはり疎遠だった皆川博子作品。 個人的には小説に限らずゲルマンの文化が好きではなかったのだが(サッカーやクルマ等でも)、ここ何年かクラシックを聴くようになってだんだんそれも変わってきた。フルトヴェングラーとナチスの関係、迫害を逃れて亡命した音楽家たち。音楽を通じてドイツへの興味は増してきた。(でもドイツサッカーは好きになれないんだけど) 今回は皆川博子さんのナチスをテーマにした作品を二冊、読んでみます! 【皆川博子/死の泉(427P)/早川書房・1997年(090221-0226)】 第二次大戦下のドイツ・バイエルン州。アーリア人種の純血を維持する目的でナチスによって設立された産院・孤児養護施設で未婚のまま出産したマルガレーテは請われてエリート医師・クラウスと結婚する。養子として迎

    皆川博子/死の泉 - オオカミ族遠吠え日記
    Ooh
    Ooh 2009/02/27
    これは面白いかもしれない。タイミング的にも。
  • 読書の目的 - megucchiのつれづれ日記

    小説をこりゃスゲーと思いながら読み進められるのは幸運で、大抵は部分的に面白いが全体的にパッとしないなとか、目指すところは分かるが力量不足だなと多少の物足りなさを感じながら読むのだが、最近はそのつまらなさに腹を立てる為に読む事が増えた。腹を立てる対象は、プロモーションで付加価値をつけて売り出す出版社や、それに乗って作品を無批判に肯定する消費者(≠読者)の共犯関係だったりする訳だけれども。 楽しむためだけに読む、不満なく読むことが主流になるのは、ゆるやかな殺しか、一億総愚民化計画のどちらかにしか思えない。 己と作品の距離を、読み手と書き手の立脚点の違いを、一種の相対主義から眺めることを止めてはいけない気がする。

    読書の目的 - megucchiのつれづれ日記
    Ooh
    Ooh 2009/02/20
    “己と作品の距離を、読み手と書き手の立脚点の違いを、一種の相対主義から眺めることを止めてはいけない気がする”
  • 形而上の快楽「小説のストラテジー」

    快楽の装置としての小説論。 「なぜ小説を読むと気持ちいいのか」が腑に落ちた。この「読み」は佐藤亜紀自身の読みなのだが、わたしのような門外漢でも参考になる。自覚的にこの快楽を享受できるか、次からは意識して読むつもり。 経験として、わたしは知っている。ある描写のスピード感が心地よいことを。あるいは、物語に鼻先をつかまれて、ひきまわされる悦び(?)を。鳥瞰的なカメラがぐっと近づいていく速度や、二転三転ドンデン返しの遠心力を愉しむ――こんな散文的にしか書けない「小説の快楽」、その仕組みを、綿密に説明している。 キーワードは「運動」。記述の対象が移りかわる運動によって「快」がもたらされるといい、アイキュロスのアガメムノーンにおける炎に着目する。炎は描写としてのかがり火だったり、憎悪や情炎の象徴だったり、戦火そのものだったりするが、その炎が時間・空間を渡っていく運動を感じ取ることで、そこに「快」を感じ

    形而上の快楽「小説のストラテジー」
    Ooh
    Ooh 2009/01/31
    ジャンル小説、というのが既にアレなんでは。アレって何かわからんけど。