岸田文雄政権の存続をめぐる〝カウントダウン〟が本格的に始まりそうだ。9月の自民党総裁選で再選を果たしたい岸田首相だが、現実はなかなか厳しい。
chirashino☆ura2 - 今年の○冊をブックマークして、 あとで書く予定, book, 後で読む とコメントしてからもう半年ちょっと。2007年上半期が終わる前に書いておこうと思います。 本多静六『私の生活流儀』 私の生活流儀 作者: 本多静六出版社/メーカー: 実業之日本社発売日: 2005/07/10メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 25回この商品を含むブログ (26件) を見る 明朗闊達な爺さんのナイスな生き様。「ホルモン漬」や「ニュー・レインコート」にややうけ(読んだ人はわかります)。別にいわゆる癒し系ではないのに、読むと元気になります。まったく詰襟の本多か、本多の詰襟かわかったもんじゃないよなー。この爺さん、若い頃は思い詰めて井戸に身投げしよったことをご本人はさらっと書いてすませてるけど、その後吹っ切れたように大活躍。 今時のlifehacksなんぞ……という
ネットをたどると2005年くらいはご健在のご様子。 その後はどうなさったか。 いつからコサミョンさんと呼ばれるようになったのだろう。最初からそうだったのかな。別にどっちでもいいというかご本人のいいほうでいいのだけど。
このところ受験英語みたいな本をいくつか買って酒のつまみ代わりに読んでいる。なかなか面白いものがある。受験英語なんて進歩もないだろうと思っていたが、そうでもなく良書っぽいのがあるのだなと気がついた。ただこの本「語源で楽しむ英単語 その意外な関係を探る(遠藤幸子)」(参照)については、受験英語の本ではないし、よくある語源でヴォキャブラリーを増やしましょうという類の本ではない。むしろ、孤独な大人の酒のつまみみたいな本だ。 ネットの広告文ではこうまとめているが、ちょっと印象は違う。 今や世界語になっている英語。その長い歴史の中、数奇な運命をたどって生き残ってきた英単語は数多くある。このような語は、実は同じ起源を持ちながら、今では似ても似つかない姿かたちに分かれてしまったものが多い。本書では、「手」「輝く」「上に」などの根源的な意味から生まれた英単語を紹介し、その驚きの結びつきと背景を俯瞰する。 ど
雑食・雑読宣言:専門書からHな小説まで、手当たり次第。目標は年間300冊。2022年に続き2023年も目標達成! ロシア革命前後の混乱の中を地主の息子から盗賊になりはてた主人公が略奪と殺戮を繰り返す小説。 前半は主人公が地主の息子としてやりたい放題のことをしながら、まわりの貧乏人たちが革命への道を歩むのを軽蔑しながら描いています。革命戦士も志が低く盗賊同然だと、作者も言いたいように見えます。まあ、地主連中も、白軍も軍閥も同じように描かれていますが。 後半は、主人公自身、親と兄を失い親代わりの地主・共同経営者を殺して放浪し盗賊となって略奪と殺戮を繰り返します。最後の最後までひたすら無意味な暴力が繰り返されます。 むき出しの暴力でやりたい放題の快感を書きたかったのでしょうか、権力の空白・無秩序がいかに悲惨な暴力を呼ぶか(弱者がいかに悲惨な目に遭うか)を書きたかったのでしょうか。 最後に主人公は
幼い頃、母はよく美術展につれて行ってくれた。西洋絵画の大家、ドラクロワ、パウル・クレー、ピカソ、セザンヌ、ルオー辺りはかすかに記憶に残っている。そのなかで特に印象深かったのがピカソのヴォラールコレクションの版画のシリーズである。ことにゲルニカのモチーフともなった「ミノタウロス」を巡る画は強烈な印象を与えた。 少女に手を引かれる盲た怪物。女を襲う怪物。傷つく怪物。ミノタウロスはよりグロテスクに描かれ、幼心に恐ろしかった。強姦シーンなどは子供にはナニが起きているかは判らぬが、とにかく狂気すら感じるようなおどろおどろした画像に畏れをなした。やがてピカソという人なりを知りその絵の意味を理解するにいたり、己の中に抱えた怒りと暴力と哀しみをかくも美しく描けるその天才に、素直に屈伏するしかなかった。 佐藤亜紀の新作『ミノタウロス』はもう数週間前に読み終えていた。なんじゃか、書評書こうと思いつつ。忙しかっ
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私の「ぶくまのクネクネさは自ら情報を発信する側にならなければ理解できない」という言葉にもかかわらず、「ブログは始めてみたが、もう何を書いてよいのか分からない」とうるうるする人たちが私のまわりにも何人かいる。今日はそんな彼らのための推薦図書三冊。 1冊目。 アラン定義集: 神谷 幹夫 ネタの宝庫である。これを写し取る。自分と感性とか考えが違うかなという点を書き換える。キーワードを /不幸/非モテ/g みたく置換してもよい。仕上げは、全体をきっこ文体とかうるるん文体とかま、ありげな文体にする。なんか自分の主張のような気がしてくる。アップロード(って言葉最近使わないですね)。 2冊目。 「 生誕の災厄: 本: E.M.シオラン,出口 裕弘」 人生の真実とはこの書籍のなかにすべてある。ネガティブ・シンキングを学びたい人にもよい。 シオランは何を読んでもよい。どれを読んでも同じだという人もいるくらい
とくに理由はないけれども森見登美彦氏は一人でぶらりと店に入った。 そして本を読みながら鮹のペペロンチーノを食べ、麦酒を飲んだ。 登美彦氏は酒に弱いので、一人で外で麦酒を飲んだりするのは初めてのことである。 麦酒の泡がクリームのように柔らかく、そしてペペロンチーノに混じった鮹もまた不思議な歯ごたえの柔らかさであったので、登美彦氏はひどく上機嫌になった。 「麦酒一杯で夢心地。酒に弱い人間にも五分の魂」と登美彦氏は言った。 そうして金曜の賑わう夜の街を一人酔っぱらって抜けていった。 筆者の入手した情報によれば、森見登美彦氏は四月五日の本屋大賞授賞式へこっそり忍び込む予定であるという。 「万城目学氏を見つけだし、『ちょっと手加減して』殴るためである」と登美彦氏は述べている。
ユーゴスラビア崩壊のあと、ボスニア戦争があったことが忘れられようとしている。エミール・クストリッツァ『ライフ・イズ・ミラクル』(2004)は、彼独自の祝祭的空間の中で突然起きた戦争の悲劇を、一種ユーモラスに描きながらも、民族争いのむなしさや、無意味な戦争を、徹底して容赦なく映像化する。独自の味付けがあるので、複雑なボスニア戦争の解読には困難を伴うけれど、映画として『ライフ・イズ・ミラクル』が持つパワーには、ひたすら圧倒されつつ画面に眼を向けていた。 この映画の前半は、ボスニアのセルビア人地区にある山沿いの鉄道駅に住むルカ(スラブコ・スティマチ)、妻でオペラ歌手のヤドランカ(ヴェスナ・トリヴァリッチ)、プロのサッカー選手を目指す息子ミロシュ(ヴク・コスティッチ)の三人の日常的な暮らしぶりが、コミカルなタッチで描かれる。 妻のヤドランカは、ハンガリーからきた音楽家とベオクラードへ駆け落ちする。
イェイ、読みましたよ、「ひとり日和」(筒井康隆のまね) ヒロイン三田知寿は二十歳、高校を卒業してアルバイトをしている。両親は五歳の時に離婚して、高校の国語教師の母親、47歳に育てられた。家は埼玉県の、東京まで二時間かかるというから羽生くらいのところ。母が教師交換か何かでシナへ行くというので(原文には「シナ」とは書いてありません)、知寿は、親戚のおばあさん宅に預けられることになる。おばあさん宅は小さな駅の前の平屋で、駅名は出てこないが、京王線の芦花公園であることが状況から分かる(*)。母は知寿に大学に行けというが、知寿にその気はない。おばあさんの名前は荻野吟子、71歳。日本で初めて女医になったうちの一人と同姓同名だが、誰もそのことには言及しない。渡辺淳一『花埋み』のヒロインである。荻野吟子は、三つ隣の駅に住んでいるというホースケという老人の恋人がいる。2006年春のことである。母は二十年前、
アサヒコムの記事:ウィキペディア頼み、誤答続々 米大学が試験で引用禁止(2.23) http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.asahi.com/international/update/0223/002.html 《米バーモント州にある名門ミドルベリー大学の史学部が、オンラインで一定の利用者が書き込んだり修正したりできる百科事典「ウィキペディア」を学生がテストやリポートで引用することを認めない措置を1月に決めた。日本史の講義をもつ同大教授がテストでの共通の間違いをたどったところ、ウィキペディア(英語版)の「島原の乱」(1637〜38)をめぐる記述にたどり着いたことが措置導入の一つのきっかけになった》 * ウィキペディアで皆がそろって間違えてしまう、 その典型例というところか。 とはいえ、日々のテレビや新聞もしばしば間違っている。 書物の記述だって間違い
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