以前、師岡佑行「西光万吉」(清水書院)という本を読んだ。 http://www.amazon.co.jp/%E8%A5%BF%E5%85%89%E4%B8%87%E5%90%89-Century-Books%E2%80%95%E4%BA%BA%E3%81%A8%E6%80%9D%E6%83%B3-%E5%B8%AB%E5%B2%A1-%E4%BD%91%E8%A1%8C/dp/4389411101 西光万吉は、名前ぐらいは知っていたけれど、詳しいことは何も知らなかったので、とても興味深く、読んでいていろんなことを考えさせられた。 毀誉褒貶は今もっていろいろあるんだろうけれど、とても悲劇的な人だし、本当に真っ正直な、一点も私心のない立派な人だったんだろうなあと思った。 西光万吉は、大正から昭和にかけて活躍した人物。 浄土真宗の僧侶だったが、部落解放運動に努力し、水平社の設立に大きく関わった。