けどまあ、大規模開発と言うものが存在していることは厳然たる事実で、撲滅するわけにも行かない世の中です。 大規模開発の最大の問題点は「予算」ってやつで、海のものとも山のものとも付かない新システムの開発をどう計画してどう予算を取っていくかが大規模システムの担当者のもっとも大きな悩みなわけです。どうやったらちゃんとシステムが作れるか、ということを考えるのはもちろんですけど、とても大変なのは、どう人を回していくかを考えること。予算を確保するための予備検討のための予算を確保するための事前検討から始まってリリースまでの人員を計画して行かなければならないし、システム子会社であれば、この果てしない、並行に何本も走っている開発サイクルに上手く人をアサインして親会社も幸せ、子会社も幸せ、という状況を造らなくてはなりません。もはや必要なスキルはシステム開発ではなく経営戦略… ま、そんなわけで、枯れてきたといえな