松本外相は24日の記者会見で、韓国の国会議員による北方領土訪問について「我が国固有の領土である北方領土に対して、ロシアの管轄権に服する形で第三国の国会議員が行くことは容認できない。大変遺憾だ」と遺憾の意を表明した。 近く韓国側に抗議する考えも示した。 24日の自民党外交部会では、菅首相が22日の日韓首脳会談でこの問題に言及しなかったことに批判が相次いだ。この中で、衛藤晟一参院議員が、説明する外務省幹部の態度が悪いとしてコップの水をかけた。水は届かなかったが、外相は記者会見で「物理的な力を行使することは遺憾なことで、自民党側にしっかり申し入れをしたい」と語った。