スイスにある国連ジュネーブ事務所で記者会見するミチェル・バチェレ国連人権高等弁務官(2022年8月25日撮影)。(c)Fabrice COFFRINI / AFP 【8月25日 AFP】国連(UN)のミチェル・バチェレ(Michelle Bachelet)人権高等弁務官は25日、来週の退任を前に、中国の新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)の人権状況に関する報告書を公表できるかは不透明であると明らかにした。 バチェレ氏は記者会見で、「任期終了までに公表するつもりだった。中国政府からかなりの分量の情報を得ており、精査する必要もあった」と述べた。 1年近く前にバチェレ氏は、同自治区の報告書の作成は最終段階にあると語っていた。だが、報告書の公表は何度も先送りされ、人権団体から批判の声が強まっている。 同氏は「われわれは約束を守るために全力を傾けて
![ウイグルの人権報告書公表は不透明 退任目前の国連人権トップ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/eb16707084315ddfdc4d5a6079de3e99cadf8a02/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fe%2F5%2F1000x%2Fimg_e5aa1a8794b930e0df7719dcab39f76f116961.jpg)