ブックマーク / kamiyakenkyujo.hatenablog.com (42)

  • 「マンガ論争 24」で対談&木戸衛一「ドイツ総選挙をどう見るか」 - 紙屋研究所

    「マンガ論争 24」で荻野幸太郎さんと対談した。 manronweb.com 左翼が表現の自由と表現規制についてどうしているのか、どうすべきなのかがテーマだったが、もっと言えば、表現の自由の問題と、ジェンダー平等の課題をどう両立させるのか、という問題だと感じた。 「マンガ論争 24」については、できれば別の機会に感想などを書きたい。 この「表現の自由の問題と、ジェンダー平等の課題をどう両立させるのか」という問題に関わって、この記事では、日共産党政治理論誌「前衛」2022年2月号の木戸衛一「ドイツ総選挙をどう見るか」を読んだ感想を綴る。 前衛 2022年 02 月号 [雑誌] 日共産党中央委員会 Amazon その中で、ドイツ左翼党の中での紛争について書かれた箇所に注目した(強調は全て引用者)。 そうしたせめぎあいの中で目立つのは、移民の背景を持つ人、女性、LGBTなど、抑圧されたマイ

    「マンガ論争 24」で対談&木戸衛一「ドイツ総選挙をどう見るか」 - 紙屋研究所
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    Outfielder 2024/06/17
    「2021年6月にはヴァーゲンクネヒトに対する除名動議騒動までおきている」
  • 運動の習慣をつけるには - 紙屋研究所

    たまたま目についたこの話題(すでに4月のエントリだが)。 blog.hatenablog.com 自重の筋トレを初めて7年目になる。 効果があるかどうかは別にして、続けていることは間違いないから「なぜ続いているか」について少しくらい書いてもいいだろう。 といっても、実は1年目でもうドヤ顔して書いていた。 kamiyakenkyujo.hatenablog.com 同じことを書いてもアレなので、今回はそれとは違うことを少し。(といってもスモールステップの変奏なのだが) ぼくのマインドセットとして、例えばある日の筋トレの総量、 プッシュアップ(腕立て伏せ)15回×4セット クリンチ(腹筋)15回×4セット を思い浮かべると気が重くなる。 しかし、「まず5回だけ」とやってみる。 やっている最中に5回を超えたら、次は10回のことをイメージしてみる。 5回目と10回目の間に8回目が入って来るが、8回

    運動の習慣をつけるには - 紙屋研究所
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    Outfielder 2024/05/23
    「ある団体が膨大な量の販売拡大目標をどうやって達成するかを指南する指導文書」「そんなことを組織方針で書いたらダメだろ」いったい何旗のことなんだろう?
  • 「不適切にもほどがある!」を観ての感想 - 紙屋研究所

    ドラマ「不適切にもほどがある!」を娘が観ていて、家族で観るともなしに観ていた(最近このパターン多し。「光る君へ」もそうだ)。 www.youtube.com 昭和末期の体育教師・小川が令和にタイムスリップしてくるという設定のドラマで、初回を観た時、ぼくはバスでタバコを吸ってしまう小川にちょっと笑ってしまった。 しかし、前半はとかく「令和のポリコレの息苦しさ」という味付けで語られ、ドラマへの批判も少なくなかった。バックラッシュでは、という人もいた。 だが、最終回。令和の歴史的進歩に心身を浸らせ続けてきた小川が昭和に戻ってきたとき、小川が身体感覚として昭和の生き方に強い違和感を覚え、その昭和の抑圧性に反発し、厳しく批判する様は、観ていて爽快だった。 一種の快楽でさえあった。快哉を叫んだ、と言ってよい。 つまり、ぼくは小川よろしく、令和までの価値観に心身を浸らせ切っており、小川と同じような気持ち

    「不適切にもほどがある!」を観ての感想 - 紙屋研究所
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    Outfielder 2024/03/30
    でも、紙屋先生は順風そうな御伽の世界にはもう二度と戻れやしない
  • ハラスメント被害者を「厄介者」扱いする組織 - 紙屋研究所

    しんぶん赤旗1月22日付 しんぶん赤旗1月22日付に「自衛隊セクハラ 深刻さ告発」「現役隊員の国賠訴訟」という記事が載った。 航空自衛隊那覇基地でベテラン隊員から受けたセクハラに対して組織が不利益防止措置などをとらなかったとして、昨年2月に国を相手に損害賠償請求を起こした(しんぶん赤旗1月22日付) という事件である。ハラスメント加害者であるベテラン隊員はA、訴えたCさんは現役自衛官だ。すでに、AがCさんに対して起こした反訴の地裁判決では、Aの訴えを棄却し、AのCさんに対して行った「セクハラの事実をおおむね認めました」(同前)。 この裁判を起こしたCさんは裁判の意義をこう語っている。 被害を告発した人に不利益を与え、被害を隠蔽する自衛隊の深刻な実態を社会に知らせたい(同前) (1)被害を告発した人を徹底的にバッシングする(2)被害を隠蔽する、という抑圧的な組織体質に注目した。 自衛隊だけで

    ハラスメント被害者を「厄介者」扱いする組織 - 紙屋研究所
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    Outfielder 2024/03/21
    「“ハラスメントではないのにハラスメントだと騒いでいる”という徹底を組織内で行ない、組織内で被害者を「厄介者」扱いする——こういう組織体質は他でも実によく見られる。ぼくも身近に知っている」どこだろう?
  • ハラスメントは組織の外で認定してもらうべきだ - 紙屋研究所

    ハラスメント問題の処理——認定や救済は、組織や団体の中で閉じ込めて、外に漏らしてはいけないだろうか? ハラスメントは日では現在違法——犯罪扱いされていない。 しかし、ハラスメントの中でも例えば刑法に触れる性暴力に該当する場合は、さすがに組織内にとどめよ、と主張する向きはあるまい。レイプされても組織の外に出してはいけない、ということになったら、これはもういくら結社の自由でそういうルール(内部問題が外部に持ち出さない)を設けていますからといっても、そういうルール自体が「公序良俗」に反することは明らかだ。 では、現行法に触れない程度のハラスメントはどうだろうか。 例えばハラスメントについての国際条約を日も批准して一刻も早くハラスメントを違法=犯罪として扱うべきだ、と主張している団体があるとすれば、そういう団体においては、当然ハラスメントは全て犯罪として扱うべきであろう。そのような組織において

    ハラスメントは組織の外で認定してもらうべきだ - 紙屋研究所
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    Outfielder 2024/03/21
    「ある左翼の人が「ハラスメント解決は自己改革でこそ解決できる」とうそぶき、専門家を含めた独立した第三者機関の提案に対して「企業などはすぐそういう丸投げをやるんですよね」と悪罵を投げつけていた」
  • 『サクッとわかるビジネス教養 東南アジア』 - 紙屋研究所

    元旦の「しんぶん赤旗」を読んでいたら、志位和夫の東南アジア訪問についてのインタビューが載っていた。 www.jcp.or.jp 日共産党は安全保障の枠組みとして、「地域協力」を押し出している。同党の綱領では、なかでも東南アジア諸国連合(ASEAN)を「とくに」とわざわざ名指ししている。まあ、毎年の選挙政策や街頭の訴えなどでも必ずと言っていいほど出てくる。 それくらい“激推し”されているASEANではあるが、実はぼくはASEANについてよく知らない。ASEANも知らないし、東南アジア各国についてもほとんど知識がない。 例えば日共産党は、ASEANの枠組みである東アジアサミット(EAS)を発展させることを呼びかけ、さらにASEANインド太平洋構想(AOIP)への発展を支持しているのだが、EASもAOIPも自民党政府自身が担い、それへの支持をうたっているものだ。これをどのように使うのか、別の

    『サクッとわかるビジネス教養 東南アジア』 - 紙屋研究所
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    Outfielder 2024/01/08
    「志位和夫って「多様性」や「対話」に関心があって、そこを目指している」「ぜひともそれは目指してもらいたい」
  • 人生最悪の年 - 紙屋研究所

    今年は人生で最悪の年だった。仕事でも家庭でも。 もちろん、来年はそんなことがないようにしたいのだが、「『最悪だった』なんてのんきにブログに書けていた頃はよかったな〜」などという具合に「最悪」を更新することもないわけじゃない。 何をしていても前向きな気持ちが生まれないとか、いつも不安に苛まれているとか、そんな感情に支配されるようになるとは思ってもみなかった。もちろん、そうした精神状態というものがあるということをでは読んで知っていたが、やはりどこか他人事だったんだろう。 当に苦しいな、これは。 こんなに苦しいとは思っても見なかった。 イスラエルに何年も捕らえられたパレスチナ人や、共産党圧政下で苦しむ香港政治犯などが、牢獄に閉じ込められたりする孤立感や絶望感というのは、こういう「体を蝕むような精神的抑圧」(おそらくぼくが体験しているプレッシャーの数倍、数十倍)と一体で行われるんだと想像すると

    人生最悪の年 - 紙屋研究所
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    Outfielder 2023/12/31
    「今年は人生で最悪の年だった」この方に一体なにがあったんだろう・・?
  • 映画「君たちはどう生きるか」を評価する - 紙屋研究所

    2回見た。1回目は一人で。2回目は家族で。 これは間違いなく、宮崎駿の最後の作品であろう。と予感した。 「まーた、これで最後最後詐欺だろ」という声も聞こえてきて、実際にそうかもしれないけど、そこが問題なのではない。 現在82歳となった宮崎駿。彼にとって、最後の作品が「風立ちぬ」(2013年)ということであったのだが、彼はこれではいけない、と思ったに相違ないのだ。知らんけど。 ぼくは10年前に「風立ちぬ」をかなり厳しく批判した。 kamiyakenkyujo.hatenablog.com 「風立ちぬ」は一言で言えば「人間はそれぞれの時代を、力を尽くして生きている」として、「全体には美しい映画をつくろうと思う」という意図を貫いた映画となった。逆に言えば零戦を開発したという戦争の負の側面は糾弾されることもなく、あるいは何か昇華されることもなく、ただ不問に付されて終わってしまったのである。別にドキ

    映画「君たちはどう生きるか」を評価する - 紙屋研究所
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    Outfielder 2023/07/18
    憲法九条の話をしたいだけなのでは・・・
  • 幹部たちの“知的水準の衰弱” - 紙屋研究所

    休みで、いろんなを読んでいるが、読み返すものもある。 不破哲三『スターリン秘史』もその一つである。 スターリン秘史―巨悪の成立と展開〈5〉大戦下の覇権主義(下) 作者:不破 哲三 新日出版社 Amazon 不破はこの著作の中で、スターリンの問題点の根源を暴いているのだが、同時に、それを描くプロセスで、スターリンという指導者が持っていた「長所」というか、ある種の明晰さにも遠慮なく触れている。 スターリンがトリアッチ〔イタリア共産党指導者〕やトレーズ〔フランス共産党指導者〕にあたえた路線転換は、それぞれ成功をおさめて、イタリアでも、フランスでも、共産党が戦後政治で有力な地位を得ることに貢献しました。スターリンが求めた路線転換に共通しているのは、反ファシズム闘争の成果を強引に社会変革に結びつけることに固執せず、資主義的政治体制のもとで共産党がしかるべき政治的地位を獲得するという限定的な目標

    幹部たちの“知的水準の衰弱” - 紙屋研究所
  • 長い休み - 紙屋研究所

    長い休みに入った。 休み明けの日は一応決まっているけども、当にその日に休みが明けるのかどうかはよくわからない。これまでの人生では、そんなことはなかったのである。 休んでいる今、思い出し、読み返すのは大西巨人『神聖喜劇』だった。 神聖喜劇〈第1巻〉 (光文社文庫) 作者:大西 巨人 光文社 Amazon 戦争が始まって対馬の部隊に入隊し、そこで出会った様々な事件を物語を描いた、『神聖喜劇』には、主人公・東堂が、入隊して間もない頃に、朝の呼集時間を知らされておらず、呼集に遅れてやってきて、そのために同じく遅刻した他の4人の新兵とともに、軍曹から厳しく追及されるシーンがある。 〔…〕「わが国の軍隊に『知りません』があらせられるか。『忘れました』だよ。忘れたんだろうが? 呼集を。」 上官上級者にたいして下級者が「知らない」という類の表現を公けに用いることは固く禁物である、——入隊前にもいつかどこ

    長い休み - 紙屋研究所
  • 事実婚と高校無償化 - 紙屋研究所

    娘が進路を決めたタイミングで、同じように公立高校に子どもを通わせることになった知り合いAさんの相談に乗る。 相談とは「自分の家庭は高校無償化の制度の適用を受けるか?」ということである。 公立高校については授業料相当のお金(高等学校等就学支援金*1)を支給するタイプの「無償化」が行われている。 しかし、これには所得制限がある。 目安であるが、高校生1人の子どもがいる場合は、両親が共働きなら年収1060万円、一方が働いているだけなら年収910万円が上限となる。 Aさん夫婦はどちらも働いている。 Aさん夫婦の家庭は、「両親が共働きなら年収1060万円」という条件をクリアしないのではないかという心配がAさんにはあった。 高校のこの無償化制度を使えるかどうかは、行政が勝手に判断して通知してくれない。保護者側が申請をしないといけないのである。 しかし、実際には「高等学校等就学支援金オンライン申請システ

    事実婚と高校無償化 - 紙屋研究所
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    Outfielder 2023/04/21
    「小中学校同様に誰でも無償で高校の授業を受けられるようにすべき」「私立高校に対しても授業料支援」ひょっとして、紙屋先生もついに大阪維新支持しちゃう? https://czemi.benesse.ne.jp/open/nyushi/exam/27/feature/1276092_5206.html
  • 共産党はマンガ・アニメの規制にカジを切ったのか - 紙屋研究所

    共産党がアニメやマンガの表現規制に「方向転換」したのではないかと、ネットの一部で話題になっている。 togetter.com 共産党は今回の総選挙政策で 「児童ポルノ規制」を名目にしたマンガ・アニメなどへの法的規制の動きに反対します。 と明確に言っている。それなのに、なぜこんな騒ぎになるのかといえば、ジェンダー分野で書かれている政策がこれと矛盾するのではないかという疑惑を招いているからである。 結論を言っておくと、「表現の法的規制ではない」というのがぼくの受け止め。しかし、政策としての叙述の仕方として最悪のものだと思う。どこかの政権党っぽく言ってしまうと、見事に「誤解を招く」。書いた人のセンスを疑う。 問題の、ジェンダー分野における共産党の該当政策はこの部分である。 ―――児童ポルノは「性の商品化」の中でも最悪のものです。児童ポルノ禁止法(1999年成立。2004年、2014年改正)に

    共産党はマンガ・アニメの規制にカジを切ったのか - 紙屋研究所
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    Outfielder 2021/10/19
    「これは共産党の伝統的なやり方で」共産党の人達って、こんな屁理屈が当たり前の世界に生きてるのか・・・
  • 党内の自由な議論を根拠に処分されるべきではない - 紙屋研究所

    立憲民主党多平直議員の問題。 https://digital.asahi.com/articles/ASP7F3JHWP7FUTFK008.html 多氏は5月、刑法で性行為が一律禁止される年齢(性交同意年齢)を現行の「13歳未満」から引き上げることを議論する党の「性犯罪刑法改正に関するワーキングチーム(WT)」に出席。外部から招いた有識者に対し、「例えば50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい」と発言した。 この話は、いくつもの問題が重なっている、というか未整理のまま積み重なって議論されてしまっている。 特に、立憲民主党によって設置された第三者機関「ハラスメント防止対策委員会」が多議員や関係者にヒアリングしてまとめた調査報告書をぼくも読んだが、最終的に発言とその扱いをめぐる問題ではなく、「毎回、高圧的に語気を強めて意見したり、

    党内の自由な議論を根拠に処分されるべきではない - 紙屋研究所
  • 年上の高齢男性から告白されるということについて - 紙屋研究所

    子があって60代である、ゼミの男性教授から電話で「告白」された女子大生の話。 anond.hatelabo.jp まず、これが教員と学生の非対称的な関係を利用した、強制性のあるものだとすれば、セクハラである。許されることではない。その女子大生にも、告発をするよう強く勧める。 ただ稿では、いったんそのような関係ではないと仮定する。少なくとも上記では女子大生は自分と教授の関係性をそうは書いていないからだ。*1 また、男性に子がいるということについても、それは不倫ということになるが、ぼくは不倫というのは、1対1の関係を約束したパートナー同士の信頼(契約)を裏切るものであるから、基的にそのパートナーの間のものだと考える。今のところ他人がどうこう言えることではないようにぼくは考えている。故にここでは問題にしない。 つまり、稿はフラットな2人の関係、高齢の男性から若い女性への告白ということだ

    年上の高齢男性から告白されるということについて - 紙屋研究所
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    Outfielder 2021/06/22
    「社会学者の牟田和恵はきちんと手順を踏めばできるとしている」実際に職場でしてる連中はこの手順を踏んでるという観察分析なのか、手順を踏んだら問題視すべきでないとの主張なのか、「できる」の意味がわからない
  • 「交通事故負傷者は実際には減ってない」問題が国会で質問 - 紙屋研究所

    交通事故負傷者は実際には減ってないのではないか、という「しんぶん赤旗」の記事を読んでその感想を書いた。*1 kamiyakenkyujo.hatenablog.com その後、共産党の塩川鉄也衆院議員がこの問題を国会で取り上げて質問した(6月4日、衆院内閣委員会)。今日の「しんぶん赤旗」にはその反響を書いた記事が載っていた。 そして塩川議員のホームページにはその質問をまとめた記事が載っていた。 www.shiokawa-tetsuya.jp (2021年6月4日 衆議院内閣委員会 日共産党 塩川鉄也 配布資料) 前回記事で青野渉弁護士のコメントを紹介したが、「横ばい」と「半減」ほどに違う。「実数が違うだけで、基的には同じ傾向」ではないのである。これは統計の意味を無効化し、それを基礎にした国策を誤らせる。 乖離が生じているのはなぜかと質問。 警察庁高木勇人交通局長は「自賠責保険では、人身

    「交通事故負傷者は実際には減ってない」問題が国会で質問 - 紙屋研究所
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    Outfielder 2021/06/13
    数字が実態に合ってないと文句を言い、実態に合わせて算出基準を変更したら文句を言う https://b.hatena.ne.jp/entry/s/nordot.app/773472363810766848
  • 「ブラック校則」の「合理的理由」をしつこく問い詰める - 紙屋研究所

    福岡市の中学校の人権侵害の校則、いわゆる「ブラック校則」が話題になっている。 news.livedoor.com 「学校まかせ」では人権侵害がいつまでも解決しない ぼくは市内の中学校に娘を通わせる一人の親として強い関心を持ってきた。 ぼくがずっと感じている不満は、「校則は学校ごとの問題。学校ごとに決めればいい」という扱いをされることだ。結果的にいつまでたっても問題が解決しないのである。 学校という単位になると、一人の保護者が言えることは実に限られている。担任や校長に話したこともある。それで変わるかどうかはわからない。というか、悪意にとらえれば、「3年間、のらりくらりとかわしていれば、このモンペは子どもが卒業してしまうのでおさらばだ」と思われているのだろう。 PTAを通じた改革の可能性と難しさ PTAはどうか。福岡市でもPTAを通じて改革したケースはある。 news.yahoo.co.jp

    「ブラック校則」の「合理的理由」をしつこく問い詰める - 紙屋研究所
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    Outfielder 2021/04/06
    「議員(共産党)の質問は、教育長を、なんどもなんども具体的に問い詰めて」私学全部槍玉にあげるならともかく、公立しか眼中にないので、公立の手足を縛るのは私学を利することにしかならない。共産党はいつもこう
  • 基本的な事実を知らせる努力――共産党の政権参加について - 紙屋研究所

    田中信一郎(千葉商科大学基盤教育機構准教授)が共産党の政権参画についての課題を整理している。 webronza.asahi.com webronza.asahi.com 田中は、「同党の綱領等の基文書を読み解き、政権参画の課題を分析する」としている。*1 これ自体はとてもまじめな努力だと思う。公開されている共産党の「基文書」をていねいに読んで、いわば一般市民ができる努力の範囲で、誠実に課題や疑問を書いたものだと思えるからだ。 田中の主張の中心は、 共産党は「基文書」で自衛隊を違憲としているが、連合政権に参画したらその理論的な整合性はどうなるのか。また、現実にどう対応するのか。その整理が必要だ。 共産党は「基文書」で安保条約を廃棄するとしているが、連合政権に参画したらその理論的な整合性はどうなるのか。また、現実にどう対応するのか。その整理が必要だ。 共産党は組織原則を民主集中制にして

    基本的な事実を知らせる努力――共産党の政権参加について - 紙屋研究所
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    Outfielder 2021/01/17
    https://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-08-21/2009082102_04_1.html 「憲法9条を擁護する、海外派兵に反対する、その主張と、民主党と連立政権を組むという主張とは矛盾しており、その整合をどう説明するのか」
  • スポーツの本質的暴力性とどうつきあうか - 紙屋研究所

    リモート読書会は、川谷茂樹『スポーツ倫理学講義』を取り上げた。 このについてはすでに2005年に書評を書いている。 kamiyakenkyujo.hatenablog.com 例えば写真は、今年11月28日付の西日新聞夕刊の記事であるが、柔道の1984年五輪における山下・ラシュワン戦を振り返り、怪我をしていた山下の「右足は狙わないと決めていた」とするラシュワンの言葉を載せ、「その高潔な精神は世界で評価され、国際フェアプレー賞を受賞した」とする。1面のほとんどを使って、相手の弱点を狙わないことを「フェアプレー」として称揚している。 西日新聞夕刊2020年11月28日付(6面) 川谷は、この山下・ラシュワン戦を冒頭に題材にとり、「相手の弱点を狙わないことはスポーツマンシップに悖るのか」という問いを立てている。 川谷は、勝敗の決着こそがスポーツの内在的目的であり、それがスポーツのエトスだと

    スポーツの本質的暴力性とどうつきあうか - 紙屋研究所
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    Outfielder 2020/12/30
    実際に殴ってるわけでないのでこの「暴力」とはただの喩表現なので、なんでもかんでも「暴力」に喩えるのは単なる雑な思考
  • 大きな枠組みに目を向けさせないようにする - 紙屋研究所

    なぜ「自分のできること」の範囲に限定するのか 娘(中1)が「環境新聞」というのを学校の宿題で作っていて、横から眺めていた。 温暖化について書いている。 「結論は自分ができることを書かないといけないんだ」と言って、ムダな電気を消すとかそういうことを書いていた。 その後授業参観で、クラスの壁に貼られた、クラスの生徒たちがそれぞれつくった「新聞」を見る機会があったが、温暖化だけでなく、ごみの減量とか、プラスチックごみの縮減とか、さまざまな環境問題についてまさに「自分ができること」で締めくくられていた。例外なく全て。徹底した指示・指導なのであろう。 なぜ「自分のできること」の範囲に限定するのだろうか。どうして「2030年に8%という低すぎる福岡市の再生可能エネルギー普及率の戦略を引き上げる」とか「プラスチック全般に拡大生産者責任を徹底する」とか、そういう「大きな話」を書いてはいけないのだろうか。*

    大きな枠組みに目を向けさせないようにする - 紙屋研究所
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    Outfielder 2020/11/13
    受け売りをそのまま書かせてOKでは教育効果は低い
  • 山田昌弘『日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?』 - 紙屋研究所

    タイトルに惹かれて読んだ。 日少子化対策はなぜ失敗したのか?~結婚・出産が回避される当の原因~ (光文社新書) 作者:山田 昌弘 発売日: 2020/05/29 メディア: Kindle版 山田がいうには、 日はスウェーデン、フランス、オランダの対策をモデルにしてしまった。 これらの国の固有の価値観を少子化対策の前提にしてしまった(子は成人したら独立する、仕事は女性の自己実現など)。また日固有の価値観をスルーしてしまった(リスク回避、世間体重視など)。 ということである。 因果が逆では 全く当たっていないわけではないけども、基的に因果が逆ではないのか、というのが書を読み終えた率直なぼくの感想である。意識や志向の問題ではなく、長い自民・公明政権下での政策の遅れ(というか逆方向)がそのような意識や志向を作り出してしまったのである。それなのに、山田は意識や志向から欧州との差やこれか

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    Outfielder 2020/10/23
    「強力な労働時間の削減・規制」「そんな政権を待望する」政府による強力な規制・私権制限を待ち望む心性