東京電力は1日未明、福島原子力発電所の事故の被災者を支援する新組織のトップに清水正孝社長が就いたと発表した。清水社長は体調不良で入院中だが、近く復帰することを前提にした人事という。清水社長が復帰するまでは「鼓紀男副社長が指揮にあたる」(広報部)としている。
蓮舫節電啓発担当相は1日の記者会見で、東京都の石原慎太郎知事が桜の花見について「一杯飲んで歓談する状況じゃない」と自粛を促していることに対し、「権力で自由な行動や社会活動を制限するのは最低限にとどめるべきだ」と反論した。 また、一部にコンビニエンスストアの深夜営業を自粛すべきだとの意見があることにも「夜間の電力は、現段階では相当余っている。コンビニや自動販売機の夜間の照明は、治安的にも意味がある」と述べ、不必要だと強調した。 その上で「電力があるにもかかわらず経済活動を公の力で制限していくということが、わが国の経済にとってどのよう影響があるのかも冷静に考えるべきだ」と訴えた。
東北地方太平洋沖地震から早くも1ヶ月近くが経過するいっぽう、被災地に残された爪あとは深さが明らかになるばかりだ。この事態に、全国の心ある人々はさまざまな行事を自粛して弔意を示しているが、4月1日を迎えたきょう、恒例のエイプリルフールも全面的に自粛されることがわかった。 弊紙の各方面への取材で判明したもの。これによると、国内個人・団体のおよそ95パーセントが 「今年の4月1日にはウソを自粛する」 と回答。自粛率の高さは国民の被災者を思いやる気持ちの表れであり、改めて日本の民度の高さが明らかになったかっこうだ。 都内世田谷区在住の小学生・北沢たかしくん(11)。 「おかあさんに“宿題やったの?”と聞かれるといつもウソをついていたが、きょうばかりは自粛したい」 と話す。足立区在住の振り込め詐欺業・飯田義孝さん(32)も 「きょうは“おばあちゃん、オレオレ!”なんてウソつかない。被災地を思えば当然
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