中国・丹東(Dandong)と国境を接する北朝鮮・新義州(Sinuiju)で、畑でトウモロコシを拾い集める農民(2009年4月3日撮影、資料写真)。(c)AFP/Frederic J. BROWN 【5月3日 AFP】北朝鮮の政治犯収容所で近年、反体制活動を行ったためではなく、貧困ゆえに食料や仕事を求めて国外に脱出したことを理由に収容された例が大半になっているとの新たな報告を、韓国の国家人権委員会(National Human Rights Commission)が間もなく発表する。 AFPが入手した同報告書の抜粋によると、その他の理由にはさらに些細なものが多く、たとえば外国人と西洋風のダンスを踊ったために1期分の刑期を科された元女子学生や、韓国の歌を歌ったために投獄された学生などの例が挙げられている。 また、父親が当局の思想教育の場で故金日成(キム・イルソン、Kim Il-Sung)主席