日本で格差に関するデモが盛り上がらないのは、日本では欧米と違い、成人しても独立しないためだというような説をみかけた。確かに、親と暮らしているというのはアメリカなんかだと非常にカッコ悪いとみなされるが、日本でも同じ傾向はある。では親からの独立に関する日本と欧米との違いはどのくらいあるのだろうか。簡単に調べてみた(検索自体は5分ほど…)。 まずは日本だが、Setsuya Fukuda, Leaving the parental home in post-war Japan: Demographic changes, stem-family norms and the transition to adulthoodという論文を覗いてみると、次のような図表がある。 20歳から34歳の独身男女について住環境を調べた図だ。男性で60%程、女性では70%程が親と暮らしているのが分かる。但し、Figure
アメリカで政府が医療保険を国民全員に提供するかで騒動になっているが、どうして政府が医療保険を提供するのか。たまたま、その不十分な解説が回ってきたので補足。 なぜ米国の医療保険はオワコンで、日本の医療保険は絶賛されているのか、の解説。 – Togetter しかし保険加入者の数を増やしてしまえば(日本だと全国民の127,450,460人)、理論値と現実の数がほとんどズレなく求める事が可能なわけです。さて仮に、民間企業がこの医療保険産業に入るのに規制がかからないとどうなるでしょう?言うまでもなくどんどん保険加入者の母数が割れて行きます 民間保険が成立しない理由を大数の法則で説明されているが、これは正しいとは言えない。確かに複数の主体(民間保険会社)が保険を提供すれば、一つ当たりの加入者は減るがそれはどんな保険にも当てはまる。生命保険は主に民間企業が提供しているが(少なくとも大数の法則に関して)
好きな女の子にベッドで「好き」って言わせた。うれしくていろんな感じの脳内麻薬がドバドバでた。脳内麻薬って頭の後頭部から前に流れるのがわかる。彼氏居るのを知っててちょっかい出してたので僕は最低の人間だと思う。別にここで弾劾されたり懺悔したいとかそう言うのでは全くない。キリスト教には七つの大罪があって僕はコンプガチャばりにコンプしてる気がするけど家でウジウジしてるよりはいいんじゃないかなと思う。キリスト教徒じゃなくて本当によかった。 女の子をやっつける(c)高田純次ためにはタイミングが2つあって、コンパとかでお持ち帰りするみたいな短期決戦タイプと時間を掛けて落とすタイプに分類されると思う。前者はナンパが得意なイケメンのテリトリーなのでそういう奴らに任せておけばいいし、奴等の狩り場に現れても惨敗するだけなのでいろんなコストの無駄になるので無駄なことはしない。僕は後者で気に入った女の子をコツコツ時
2008年07月07日18:00 カテゴリ書評/画評/品評Art 診断は成った。問題は治療法だ - 書評 - 格差と希望 誰が損をしているか? 著者より献本御礼。 格差と希望 誰が損をしているか? 大竹文雄 まずはグッドニュース。日本の格差問題に関する、決定的な診断書である。 続いてバッドニュース。この「病気」、進行ガンなみにやっかいだ。 本書「格差と希望 誰が損をしているか?」は、今日本で最も注目すべき経済学者である大竹文雄の、2005年から最近に至るまでに各誌に発表した論文をまとめた上で、最新の知見に基づいて大幅に追記したもの。優れた経済書であると同時に、優れた「直近日本史」ともなっている。 目次 - 大竹文雄のブログ: 「格差と希望」本日発売より 目次 はしがき 第1章 資本の論理を問う 「若者二極化」の弊害―意欲を再生する政策を Column1 新規学卒偏重のデメリット 「資本の論
2011年01月05日00:00 カテゴリTaxpayer 年金受給者の消費税率はマイナスだった件 え? 大和総研ホールディングス /コラム:消費税増税は子どものためか しかも、今まで、高齢者は、実質上、消費税を負担していない。1989年に消費税が導入されたとき、97年に税率引上げがあったとき、消費税による物価上昇はインフレと同じとされて、その分だけ年金支給額が引き上げられている。 調べてみた。 その結果が、こちら。 年国民年金対前年(a)物価指数(b)a-bコメント 1987626,5000.59%0.09%0.50% 1988627,2000.11%0.99%-0.88% 1989666,0006.19%2.55%3.63%消費税導入 1990681,3002.30%3.16%-0.87% 1991702,0003.04%3.30%-0.26% 1992725,3003.32%1.74
黒川滋さんが、「社会保障と税の一体改革の採決にあたって」というエントリで、今までも語ってこられたことをまとめています。 こういう時期であるからこそ、こういう本当の意味でまっとうな正論を、是非とも熟読玩味していただきたいと思います。 http://kurokawashigeru.air-nifty.com/blog/2012/06/post-6651.html 〈増税の是非について・根源的な課題〉 ・日本政府の財政状況は厳しく、30兆円程度の基礎的収支マイナスが存在し、未来のための新しい政策をやろうとすれば、増税を回避することはできないと受け止めています。 ・社会保障分野については、従来、非効率な経済が内包してきた地域共同体、家族共同体に依存して解決してきたものが、そうしたものがいよいよ解体されて、西欧先進国並みに社会の力で解決せざるを得ない段階に入りつつある。したがって国民に不幸を強要しな
以下は、おっさんのたわごとです。 twitterを利用するようになって、このブログの更新が減った。 twitterはお手軽で、反応も速いし、承認欲求はブログより満たされやすい。だからついつい書いてしまう、ということなのだが、短文でズバッとインパクトのあることを言った方がウケがいいので、いきおい、「ワンフレーズ」に(私以外でも)力を注ぎがちになる。 だが、それはこと政治、経済、哲学などのこむずかしい問題に関しては、時代に逆行していると思うのだ。 ・その1 私が最も尊敬している知識人の一人(これ、英語的表現)が、マンガ評論家でもある呉智英である。 ネットでは、古典や知識そのものを重んじる彼自信が、ときどき勘違いや大きな間違い記述していることに関してバカにしきった発言を見かけるけど、それはひとまずおく。 彼の主張の展開の特徴は、とにかく印象的な「ワンフレーズ」を生みだすことだった。 「封建主義者
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