岐阜市宇佐の県美術館に新たな展示室と収蔵庫が完成し、11日にリニューアルオープンした。リニューアルを記念して、所蔵する荒川修作や、県ゆかりの作家、オディロン・ルドンなどの作品を3期に分けて展示する「三幕の物語」展が始まった。 県美術館は82年にオープン。所蔵作品は当初600点ほどだったが、今は約4000点に増え、収まりきらない作品は県内の他の美術館の収蔵庫を間借りして保管していた。今年30周年を迎えるにあたって増築が決まり、10年12月から工事が進められてきた。 増築された展示室の広さは422平方メートル。開放感があり、均一な光を放つ照明を備え、鑑賞しやすくなっている。収蔵庫も693平方メートルから計1067平方メートルに拡充され、所蔵作品すべてを収められるという。 開場式で古川秀昭館長は「現代の社会情勢の中でこのような設備ができたのは素晴らしい」とあいさつ。古田肇知事は「国体を前に県の魅
近年、動物の権利が注目されている。昭和の時代に比べるとミンクや銀狐のゴージャスなコートを見ることはまれだし、狩猟人口も減少しているという。もちろん、我々は肉や魚など動物性食品を摂取することなしに生きてゆくことはできないし、狩猟者の減少はシカやクマなど野生動物による被害にもつながるので難しいところで
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