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ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (107)

  • テレビがまとめサイトに見える - シロクマの屑籠

    ゴールデンアワーのバラエティ番組が、周回遅れの「話題の動画」を放送していた。NHKの、それよりは若干真面目そうな番組が、twitterのネタをテレビっぽく切り取って放送しているのも見かける。テレビで動画やtwitterの切り貼りをみると、なんだかまとめサイトみたいだな、と思えてしまう瞬間がある。いやいや、かかっている金額や放送される帯域の広さを考えれば、それはまとめサイトと同列のものではないのだけれども。 かつて、志村けんは素人の投稿したホームビデオをテレビコンテンツとして成功した。当時はもちろんインターネットが普及していなかったから、志村けんのあの番組、あの企画にはオリジナリティがあった。今はそうでなく、まず素人が投稿したコンテンツがインターネットにあって、そこで人気を獲得した上澄みが、テレビ番組に紹介される。 テレビテレビであってネットではなかったはず。 それでもテレビが「まるでネッ

    テレビがまとめサイトに見える - シロクマの屑籠
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    POGE 2020/06/16
    私はTVを持っていない(これも現代的か)が、たまに病院などで観ると、直球そのままでネットの投稿動画が編集され流され、報道もニュースの切り貼りの、まさしくまとめサイトに近しいものになっていると感じる。
  • 続・発達障害のことを誰も知らなかった社会には、もう戻れない - シロクマの屑籠

    anond.hatelabo.jp 5月29日にはてな匿名ダイアリーに投稿された『発達障害やグレーゾーンの人の適職って?』という記事*1に、たくさんのはてなブックマークが付いていた。 文中で挙げられている"逐一支持しても単純作業しかできない人(もしくは単純作業も難しい人)"が実際に発達障害か、ここで判定することはできない。なんらかの発達障害に加え、二次障害を併発している人物を思い起こさせる記述ではある。が、この人が精神科を受診したら別種の精神疾患を診断されることはあり得るし、精神疾患の該当無し、と判断されることも絶対に無いとは言えない。 それにしても、と思う。 匿名ダイアリーの投稿者も、はてなブックマークでコメントを寄せている人々も、あまりにもナチュラルに発達障害という診断名を用いていて、くだんの人物をASDADHDといった発達障害の概念に照らし合わせている。「グレーゾーン」という言葉を

    続・発達障害のことを誰も知らなかった社会には、もう戻れない - シロクマの屑籠
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    POGE 2020/06/09
    ひきこもりについても同じ指摘が当てはまるように思う。いや、今の社会、「障害や病気」を持つものに対する最終的な適応は「就労」であることが多い。何もかもが資本の論理に覆い尽くされた世界! ハレルヤ!
  • 「釣りの終焉」と「フェイクの時代」 - シロクマの屑籠

    インターネットスラングに「釣り」というものがあった。たとえば00年代の2ちゃんねるでは、「釣り」「釣り乙」という言葉がしばしば用いられた。釣りを釣りだと理解していることは、ちょっとしたネットのリテラシーだったものだ。昔の2ちゃんねるの管理人が言っていた、「ウソをウソだと見抜ける人でないと(インターネットは)難しい」という言葉が支持されていた時代でもあった。 はてなダイアリー(現はてなブログ)やはてなブックマークでもそれは同じで、「釣り記事」「釣りエントリ」といった言葉が並んでいたものである。わざと突っ込みどころのあるブログ記事を書いたり、たくさんの人の反応を集めるための仕掛けをほどこされたブログ記事などに、そうした言葉があてがわれていた。「大きな釣り針」「錆びた釣り針」といった派生語を用いている人もいた。人は大真面目にブログ記事を書いたつもりが、「釣り」扱いされて、憤慨している人もいた。

    「釣りの終焉」と「フェイクの時代」 - シロクマの屑籠
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    POGE 2020/06/02
    ついこの間、ある学者さんが自分のツイートを「釣り」宣言して、大いに嘲笑されていたが、もはや「安全」を考えるなら、釣りなんてしないほうが良くなってしまった。盛大に釣られすぎて大問題にもなるやもしれず。
  • 新型コロナウイルスと、呪術で戦っていませんでしたか - シロクマの屑籠

    ※今日、書くことはエビデンスを踏まえたものではありません。感染対策に貢献するものでもありません。私のエッセイ、いや思いつきでしかないことをあらかじめ断っておきます。※ (※出典:『肥後国海中の怪』(京都大学附属図書館所蔵)) 人々は、新型コロナウイルス感染症と「呪術」や「アニミズム」で戦っていたのではないだろうか。 外出自粛やマスク、手洗い、医療機関や行政機関の努力の甲斐もあって、5月27日現在、この感染症は下火に向かっているようにみえる。実際にウイルスの拡散を防いだのは医療や防疫のテクノロジーであり、そうしたテクノロジーにもとづいて専門家が助言を行い、施政が行われたからだろう。 そのことを踏まえたうえで、専門家ではない私たちの大半がどのように感染対策を"体験"したのか、あるいは"解釈"したのかについて、所感を書いてみたい。 専門家ではない私たちのなかには、この、新型コロナウイルス感染症と

    新型コロナウイルスと、呪術で戦っていませんでしたか - シロクマの屑籠
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    POGE 2020/05/27
    アマビエ様が流行ったり、洒落とはいえ事実呪術を行使した一群もいたので、アニミズムは我々の心の深いところに根ざしているのだな、と思った。ASEANでも精霊信仰は未だに健在だが、日本もそうたいして変わりはない。
  • 書籍を作り終えて憂鬱になり、「何者かという問い」に呪われている - シロクマの屑籠

    6月に出す新著についての作業工程がだいたい終わって、脱力状態になった。新しいが発売される前の一か月ほどは、いつもこんな感じだ。少し憂にもなる。 そうしたなか、手斧アイコンの方のはてなブログで「何者かという問いは呪いである。」という文章を読んだ。 何者かという問いは呪いである。 - てのひらを、かえして 「何者か」という問いは、たいてい「何者でもない」という答えを導く。「いや、自分は何者かである」と答えられたとしても、どこか土台がグラリとする感覚はなくならない。四十年以上生きてきて、いくつかの点では何者かになったはずなのに、まだリンク先の文章を読んでグラリとしている。そんな自分自身を、自嘲せずにはいられない。 今の私にとっての「何者か」は欲の残骸、未練、そんな感じのものだろうか。 "何者にもなっていない若者の焦り"みたいなものでなく、"もう選べない可能性への未練"と、"できあがってしまっ

    書籍を作り終えて憂鬱になり、「何者かという問い」に呪われている - シロクマの屑籠
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    POGE 2020/05/15
    歳だけかさねて何者にもなれなかった私と比べれば贅沢な悩み、と、単純には切り捨てられない。物理世界でもネットでもidentifyできるものがなければ「何者」かを維持するのは難しい。不定形な私には厳しい道だ。
  • 熊代亨『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』第一章(上)を公開します - シロクマの屑籠

    健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて 作者:熊代 亨発売日: 2020/06/17メディア: 単行(ソフトカバー) 6月17日発売予定の『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』の第一章を公開する許可をいただいたので、公開します。 第一章では、現代社会に対して私がどういった問題意識を持っているのか、紹介しています。それらを踏まえたうえで、第二章から先は (2)メンタルヘルス・(3)健康・(4)子育て・(5)清潔・(6)コミュニケーションと空間設計 について詳説していきますが、(2)~(6)は興味のある章から読んでいただいても大丈夫だと思います。第七章は、最後にお読みいただく前提で書かれています。 ひとつのブログ記事には長すぎるので、第一章を(上)と(下)の2回にわけてアップロードします。 第一章:快適な社会の新たな不自由 【美しい国と美しい都市】 ときの

    熊代亨『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』第一章(上)を公開します - シロクマの屑籠
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    POGE 2020/05/10
    このクリーンすぎる国と社会から弾かれた人々さえも、医療や福祉の名のもとに包摂される。あまりにも清潔で従順な人々の列はディストピアの顕現のように見える。世界がこの方向に進むならどこにも逃げ場がなくなる。
  • 男性役割、いや、競争社会や上昇志向から「降りる」ことの難しさ - シロクマの屑籠

    https://anond.hatelabo.jp/20200507171805 「男性の役割から降りても救いはない」という匿名ダイアリーの記事を読み、早口で喋りたい気持ちになったので書いてみる。 筆者は男性役割から降りた・障害者となった、と記しているが、この「男性役割」という言葉を「競争社会」や「資主義的上昇志向」に入れ替えてもほとんど文意は損なわれないか、むしろそのほうが似合っているようにも思える。 というのも、いまどきは男性だけでなく女性も、他人に選ばれるため・良い収入を得るため・より良いポジションを得るために公私を問わない競争のただなかにあるからだ。直接お金に換算できないものも含め、バリューを求めて人々は競争し、その競争を生き抜くよう訓練される。幼稚園や稽古事に通う幼少期も、学力やモテをめぐって競争する思春期も、社会に出た後も、だいたいそうだ。 女性には「競争社会」や「資主義的

    男性役割、いや、競争社会や上昇志向から「降りる」ことの難しさ - シロクマの屑籠
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    POGE 2020/05/09
    私は競争社会から半分以上降りて、隠居のような生活をしているが、詩人なのでそれほど気にしていない。生きていけないほど追い詰められたら、過去にも旅した東南アジアに逃げようと思っている。詩人はそんなもんだ。
  • なめらかな社会、繊細な秩序にあなたはついていけるのか - シロクマの屑籠

    昭和の日、繊細になりゆく令和の秩序について考える - シロクマの屑籠 先日の記事には、はてなブックマークで様々なコメントをいただき、進みゆく秩序について(はてなブックマークの)皆さんがどんな風に考えているのか参考になった。それらを記憶にとどめながら、社会ぜんたいの秩序がもっと繊細になっていった未来について、もう少し言葉を重ねてみたい。 社会秩序がどんどん繊細になり、暴力と呼び得るものが追放され、相手が傷ついたり不快になったりするかもしれない言動が制限され、自粛されるようになっていけば、その社会のコミュニケーションはどんどん円滑になり、トラブルも減っていくだろう。実際、昭和時代に比べれば令和時代のコミュニケーションは円滑だ。公の領域はもちろん、プライベートな領域でもコミュニケーションは円滑であるよう目指され、ノイズは少なくなった。DVやストーカーや体罰といった、古き悪しき言動も摘発されるよう

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    POGE 2020/05/06
    私は歪な人間なので、これ以上なめらかな社会になったら社会から弾かれるのではないかという恐怖が常にある。人間皆どこかしら凸凹しているわけでそれを許容できる「ゆるい」社会は到来しないのだろうか。
  • 「こわいのは、コロナより世間」 - シロクマの屑籠

    私の交際範囲のなかでは、こんな言葉が流行っている。 「こわいのは、コロナより世間」 高齢者や基礎疾患を持っている人にとって、COVID-19は命にかかわる疾患だ。とはいえ私の年齢、私の子どもの年齢なら、これが命取りになる可能性はそこまで高くない。この病気よりも恐ろしい病気なんていくらでもある、という気持ちを持っている。 それより、感染したときの社会的・世間的インパクトのほうが恐ろしい。 私自身が感染したらどうなるか、想像してみる。 職場は大変な混乱に見舞われるだろう。一人のCOVID-19感染者が出たら、私の部署、私の職場はだいたい機能不全に陥る。だいたい機能不全になった職場の噂は、あちこちに伝わっていく。「あの会社でコロナが出た」「あそこの支店が閉鎖された」といったかたちで街じゅうが知ることになる。ひとつの職場の機能不全は、ほかの職場にも機能不全を波及させていく。だから、うまく言えないの

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    POGE 2020/05/03
    10年前の私だったら自粛要請など無視して気ままに動けたような気がする。今はそれなりに守るものができて、感染リスクはもちろん、風評がたつことのほうを気にしているかもしれない。世間の相互監視はとても強い。
  • 昭和の日、繊細になりゆく令和の秩序について考える - シロクマの屑籠

    今日は昭和の日だが、最近、私のツイッタータイムラインには昭和時代の漫画表現のおおらかさ、フリーダムさに驚いている投稿がよく飛び込んでくる。 48年前の少年ジャンプに載ってた『漫画ドリフターズ』を読んでたんだけど、最高に表現が自由すぎる。 pic.twitter.com/ir2bbk4uB4— hisabilly (@x_hisabilly_x) 2020年4月27日 『あらしのエース』という恐ろしい漫画が流行っているようなので、皆さんには是非とも6巻の途中までは曲者揃いのメンバーがアメフトに青春を燃やす『5ヤーダー』を読んで欲しいですね。一癖も二癖もある少年たちの青春模様が爽やかかつ熱く描かれるとても良いスポーツ漫画です。6巻の途中までは。 pic.twitter.com/rR0tngnnUl— スーパーセクシーアカウント (@1gho) 2020年4月26日 自粛の最中だから漫画を読む人

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    POGE 2020/04/29
    少しでも不快なものがあれば「〇〇警察」というものが日々生まれてくる現状は、やはり息苦しい。
  • 『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』を出版します - シロクマの屑籠

    健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて 作者:熊代亨発売日: 2020/06/17メディア: 単行(ソフトカバー) 書影が間に合っていませんが、シロクマこと熊代亨の新しいの情報が出ました。数年前から構想し、書き続けてきた現代社会(とそこに適応する私たち)についてのですが、奇しくも感染症の蔓延によって書かれている内容に世界が追いつき、追い抜こうとしているようにも思います。 なので、これからの社会(とそこに適応する私たち)のともなるでしょう。 東京(日)の秩序を踏まえなければ、現代人について書けない インターネットでも書籍でも、私は現代人の社会適応についてずっと書き続けてきました。が、ここ数年は、そもそも私たちが適応している社会、私たちが適応しなければならない秩序をもっと理解しなければ、現代人のメンタルや自由をきちんと語れない、という思いを募らせてきました。 たとえば

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    POGE 2020/04/16
  • 在宅勤務でも昼間から酒を飲むのはやめたほうがいい - シロクマの屑籠

    gigazine.net 在宅勤務が増えるアメリカ合衆国では、在宅勤務者の3人に1人が飲酒しているというニュースを知った。私は精神科医としてはいい加減なほうだし、ワインが好きなので飲酒についてもうるさくないつもりでいる。でも、平日の昼間からアルコールを飲むこと、とりわけ就労中に飲むことはとても危ないと思っている。 なぜなら、アルコール依存症になっていく人のプロセスのひとつとして「平日の昼間から酒を飲むようになった」「仕事をしながら酒を飲むようになった」を頻繁に見かけるからだ。 このニュースを、日人はどんな風にみているのか? はてなブックマークを確認してみると、「アル中になる」「17:00までは飲まない」といったコメントがある一方で、肯定的なコメントや心配していないコメントもあった。twitter検索でも傾向はあまり変わらない。怖がっている人もいれば、怖がっていない人もいる。 「昼間から」

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    POGE 2020/04/15
    東日本大震災のときに避難所にビールを差し入れしたバカ議員がいたが、そういうときこそアルコールに頼るのは危険極まりないよね。不安をアルコールで誤魔化すのは良い飲み方ではない。
  • キャラクターにときめいていられるのは若いうちだけ(だったのでは) - シロクマの屑籠

    今週と来週は、「萌える」という、使われなくなったオタクのスラングについて書く。 昔、オタクの"界隈"には「萌える」という言葉があった。 自分の好きなキャラクターに対し、思慕が高まったり胸がときめいたり心を寄せたくなるような、そういった気持ちを「萌える」と言った。はじめのうち、「萌える」とは色欲丸出しの表現とは一線を画した、奥ゆかしさや恥じらいを伴ったオタクスラングだったけれども、『電車男』がヒットして秋葉原が脚光を浴びたあたりから、奥ゆかしさや恥じらいが失われ始め、その後、スラングとしては死語になっていった。 だが、「萌える」というスラングが消えていったからといって、キャラクターへの思慕やときめきや色欲のたぐいが死に絶えたわけではない。SNSやイベントやオンラインゲーム上では、そうしたキャラクターへの思慕やときめきや色欲がさまざまなかたちで表現されている。それらの表現に触れる時、私は懐かし

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    POGE 2020/03/17
    私はどちらかかというとはじめから保護者のような立ち位置にいたからか、萌えという気持ちを上手く消化できないまま今に至る、という感じだろうか。
  • 映画『パラサイト』にみる、におい・ハビトゥス・階層 - シロクマの屑籠

    www.parasite-mv.jp 久しぶりに韓国映画を見てきた。 『パラサイト 半地下の家族』が私の周囲で話題になっていたのと、最近読んだ『韓国 行き過ぎた資主義』というにも半地下住宅のことが書かれていて、気になったからだ。 韓国 行き過ぎた資主義 「無限競争社会」の苦悩 (講談社現代新書) 作者:金 敬哲出版社/メーカー: 講談社発売日: 2019/11/13メディア: 新書 『韓国 行き過ぎた資主義』は、韓国社会の悪いところをちょっと大げさに記しているのではないか、と私は思っていたし、たぶん、今でもそう思いたがっている。ただ、そこに記されている統計的な傾向、たとえば韓国が超競争社会であること、社会保障が日に比べて整備が遅れていること、世代間格差や世帯間格差が大問題になっていることは、あちこちで報じられている。たとえば、 www.ifengweekly.com 外国のメディ

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    POGE 2020/01/19
    近々、観てこよう。
  • 人間を繁殖させられない日本動物園、それとフィンランド動物園 - シロクマの屑籠

    www3.nhk.or.jp 日少子化進んでるってよ。 ときの首相が、少子化問題を「国難」と評するようになった。実際、国難だろう。だからといって若い男女を強制的につがいにして、強制的に出産なんてさせられない。 人間が子どもを産まないと社会が破綻するので子どもを産ませるようにするとかいう非人道的な目論見、正直なところ一般市民の立場で肯定できるか?みたいなところがある #社会のためとはいえ俺ごときが他人に対してそこまで侵犯できないでしょってなっちゃう— クロダオサフネ (@kuroda_osafune) 2019年12月26日 個人主義や社会契約のロジックにもとづいて考えるなら、挙児・出産という現象は、当事者の主体性にもとづいたものでなければならないはずである。だから「産め」と強制するのでなく「産みたい」という意志によって、あえて意地悪な言い方をするなら産みたくなる動機付けをする必要がある

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    POGE 2019/12/29
    シンプルに「金を出す」というのが短期的には繁殖を促進すると思うが、長期的にはどうすればいいんですかねえ。
  • 革命的非モテ同盟、いまどきの男女交際、資本主義 - シロクマの屑籠

    news.careerconnection.jp クリスマスイブにちょっと心温まるニュースを発見してしまった。 革命的非モテ同盟が、2年ぶりにクリスマス爆砕デモを行ったのだという。リンク先の記事はこう報じる。 “恋愛主義”の打倒を掲げる団体「革命的非モテ同盟」は12月21日、渋谷駅周辺で恒例の「クリスマス粉砕デモ」を実施した。ニコニコ生放送による中継が行われる中、参加者たちは約40分間にわたり、クリスマスの機運が高まる街中を練り歩いた。 昔の私は、この手の非モテパフォーマンスをただバカバカしく思っていた。ところが歳月が流れても活動が受け継がれている。曲がりなりにも運動が継承されているのを見ると、ちょっと考えてしまう。それと、クリスマスやバレンタインを恋愛主義の象徴とみなしてデモンストレーションする、その姿勢が00年代当時よりも「さまになっている」と私は感じてしまった。 少し前に、私

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    POGE 2019/12/24
    断言するが、革命的非モテ同盟の中の人達は楽しんでやっているのであって、そこに深刻な傷などない。/非モテというのもなんだか懐かしく感じられる言葉だが、それに相当する苦しみに苛まれる「本物」は、見えない。
  • そうしてアスカは神になった――ある“心の神棚”ができあがるまで - シロクマの屑籠

    ※この文章は、オタクな人以外は読まないほうが良いと思います。 昨日、 二次元キャラは、当に使い捨てられるだけなのか - シロクマの屑籠という記事を書いたら、以下のようなコメントが寄せられました。 ※twitterリンク先消失 これを見た時、うわっなんだこの人、と私は思いました。「お前の“心の神棚”を見せろ」というのです。『Fate/Zero』に擬えて言うなら、これは“お前の宝具を見せろ”“お前の真名を言え”的な質問と言わざるを得ません。 しかし、問われたからには答えてみましょうか。私の“心の神棚”の一番奥におはします、主神・惣流アスカについて、ちょっとだけ。 「アスカ神」との出逢い 題に入る前に、私のオタクとしての専攻分野と、歩んできた歴史について簡単に説明しなければなりません。 過去の私は“硬派”なシューターでした。90年代前半には『雷電DX』『ダライアス外伝』『エアーコンバット22

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    POGE 2019/12/05
    私の場合、シロクマ先生におけるアスカの位置に、「水瀬伊織」が鎮座するのだな、と得心した。
  • 「コツコツ努力する」への違和感、あるいは反発 - シロクマの屑籠

    anond.hatelabo.jp goldhead.hatenablog.com 二人が書いた二つの人生を立て続けに読み、何か書きたくなった。 私の脳内で最近渦巻いている何かが出かかっている。 うまく書けるだろうか。 *    *    * 「底辺を這うおれには努力というものがわからない」を記したgoldheadさんには、文筆の才能があると私は思っている。ところがgoldheadさんはコツコツと努力を積み重ねることができなかったか、やらなかった。できないとやらないは、ある程度は重なるが、ある程度は別の問題でもある。ともあれ、自分自身の能力や才能を、努力をとおして「社会化」することにgoldheadさんが長けていなかったことだけは間違いないだろう。 対照的に、「追いつけ追い越せ」を記した匿名筆者さんはコツコツと努力を積み重ねることには長けていて、学歴に勝る同輩たちを追い越してしまった。 匿

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    POGE 2019/12/01
    現代社会の要請する技能にコツコツ努力できる人が生き残りやすいのかなと。文才があってそこでコツコツ努力できても、表舞台に上がれるのはほんの一握りだけなわけで。生きてるだけで努力はしていると思うんだけど。
  • 子ども部屋から少子化を考えてみる - シロクマの屑籠

    90万人割れ、出生率減少を加速させる「子ども部屋おじさん」:日経ビジネス電子版 日経ビジネスに、随分なタイトルの記事がアップロードされていた。内容はリンク先を読んでいただくとして、さしあたり「子ども部屋おじさん」という語彙が生まれるほどには子ども部屋というのは定着したのか、と改めて思った。 子ども部屋は最初から世のご家庭のスタンダードだったわけではない。 日の民俗 5 (5) 家の民俗文化誌 作者: 古家信平,多田井幸視,徳丸亞木出版社/メーカー: 吉川弘文館発売日: 2008/08メディア: 単行この商品を含むブログ (1件) を見る 昭和以前の農村社会の間取りをみると、そこには子ども部屋というスペースが存在しない。家屋はイエのものではあって夫婦や子どものものではなく、そのうえ座敷や客間は地域と繋がりあっていた。そのような家屋しか無かった時代には「子ども部屋おじさん」という語彙は生ま

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    POGE 2019/10/09
    オタクやサブカルになるには個室が必要だが、ヤンキーはその限りではない、という視点は面白いし、皮膚感覚で納得できる。/モノを収納するスペースがないとマニアにはなれないしね。
  • いまどきのインターネットは文脈文盲状態が当たり前 - シロクマの屑籠

    1000リツイートを越えるとtwitterの闇が迫ってくる - シロクマの屑籠 上記リンク先の続きとして、いまどきのインターネットでは文脈が読み取りにくいことについて記しておく。 かつてのインターネット、ネットサーフィンするインターネットには文脈があった。それぞれのウェブサイトの構造がツリー状であったこと、ハイパーリンクをとおして他のウェブサイトへと繋がりあっていたおかげで、その書き手・その文章がどういう文脈に位置づけられているのかがハイパーリンクの次元で明らかになっていた。ネットサーフィンという行為、リンク集を辿る行為が、そのまま書き手の文脈を理解する助けになっていた。 ところがいまどきのインターネットは違う。ブログは記事単位で読まれ、グーグル検索などをとおして流入する人々の大半は書き手の文脈など調べるまでもなく、検索文字列と一致した情報の断片だけ持ち帰ろうとする。 このブログのトラフィ

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