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ブックマーク / bushoojapan.com (3)

  • 糖尿病の道長さん 貴族の頂点に立てても「望月」は見えなかった?

    「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」 この歌の作者と言えば、藤原道長(966-1027年)ですね。 皆さんご存知、平安貴族の頂点に立ち栄華を極めた人であります。 そんな道長さんが、実はある病気にかかっていた(可能性が高い)のをご存知ですか? ズバリ「糖尿病」です。 糖尿病は膵臓(すいぞう)から出るインスリンの作用不足により高血糖になる病気。 高血糖が長く続くと血管が傷み様々な合併症を併発します。 このうち微小血管障害によっておこる「神経障害」「網膜症」「腎症」は糖尿病に特有の症状であり『糖尿病の3大合併症』と呼ばれるほどです。 そして道長さんに関する文献には、糖尿病を疑わせる記述がいくつか認められるのです。 『小右記』や『御堂関白記』に疑惑濃厚な記述あり同時代の貴族が書いた『小右記』の中に、道長は51歳頃から「口が渇きやたらと水を飲む」ようになったと書かれて

    糖尿病の道長さん 貴族の頂点に立てても「望月」は見えなかった?
  • 漫画『ヒストリエ』で衝撃的過ぎた「ば~~っかじゃねえの!?」の真相

    岩明均氏の漫画『ヒストリエ』(→amazon) は、古代オリエント世界を舞台にした歴史作品。 物語の主人公は、当時、史上最大規模の「世界征服」を果たしたマケドニア王国のアレクサンドロス大王……ではなく、彼に仕えた書記官エウメネスである。 この作品で、とにかくインパクトの大いのが、ペルシアの名将・ハルパゴスだ。 「ば~~~~~っかじゃねえの!?」 何らかの憎しみを抱き、感情を押し殺したかのように言い放った、あの台詞は一体なんなのか? 疑問に思う方も少なくないはず。 ペルシア建国譚である作中話で、メディアの王・アステュアゲスに【息子の肉をたべさせられる】という凄まじくショッキングな話であった。 恨みをグッとこらえ、のちにアケメネス朝ペルシアの初代王となるキュロスが反乱を起こしたとき――。 この名台詞「ば~~~~~っかじゃねえの!?」をはいてメディアを裏切り、ペルシア建国の立役者となるのである。

    漫画『ヒストリエ』で衝撃的過ぎた「ば~~っかじゃねえの!?」の真相
  • 丹下典膳や長月隼人がいかに優れた剣の使い手であろうと加賀藩に仕官できないたった一つの理由 - BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)

    江戸時代になると、武士のみなさんもすっかり暇になってしまいました。 戦争禁止令が出た武士にとっての存在価値ってなんでしょうか?そんなのありません。 で、仕方がないので、やることは 「ジョブチェンジ!」 「クラスチェンジ!」 そうです。高級なセレブ公家みたいになろうとするのです。暇なので。 加賀藩5代の前田綱紀さんは、まさに暇人中の暇人。暇すぎて、金沢の城下町に文化をたくさん興して、いまや中興の祖です。 小さいときはおじいちゃんで3代利常が後見役で、この人は最後の戦国武将、別名「最後の鼻毛武将」と呼ばれたカブキモノです。(鼻毛を伸ばすのは、戦のときに鼻毛をそろえているやつがあるか!という武士としての意地だった) 戦国の教えをばっちり帝王教育されて才能あふれた殿様だったけど、もはやその武力を使う世の中ではない。 で、あふれる情熱を宝生流の能を京都から金沢に招いたり、百科事典を作ってみたりと、方

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