富士通ビジネスシステム(FJB)は、部長クラスのマネジャーを対象に、カナダの著名な経営学者、ヘンリー・ミンツバーグ氏の手法に基づく「コーチング・アワセルブズ」と呼ぶ研修を全社規模で実施し、ミドルの意識改革を進めている。2010年6月現在実施中の第3期を終えると、管理職全体の2割に当たる120人が受講した勘定になる。 ミンツバーグ氏は『マネジャーの仕事』(白桃書房)、『H.ミンツバーグ経営論』(ダイヤモンド社)、『MBAが会社を滅ぼす マネジャーの正しい育て方』(日経BP社)などの著書でも知られる経営学者。マネジャーは「自分を知る」「組織を知る」「視野を広げる」「人を知る」「変革を進める」という5つのマインドセットを身につけるべきである、と主張している。 FJBが実施中のコーチング・アワセルブズは、このミンツバーグ氏のノウハウを導入して人事コンサルティング会社のジェイフィール(東京都渋谷区)
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