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健康と漢方に関するPSVのブックマーク (2)

  • 大建中湯

    【働き】 大建中湯(ダイケンチュウトウ)という方剤です。腹痛やお腹の張りをやわらげ、また、体をあたためて胃腸の調子をよくします。体力がなく冷え症で、お腹をこわしやすい人に向く処方です。胃腸の手術後にも用いられます。 【組成】 漢方薬は、自然の草や木からとった「生薬」の組み合わせでできています。大建中湯の構成生薬は、体や胃腸によい下記の4種類です。“人参”は滋養・強壮作用のある代表的な生薬です。“山椒”と“乾姜”は、胃腸の働きをよくして、お腹の冷えや腹痛をやわらげます。そのほか、膠飴(麦芽糖)と呼ばれる“あめ”もたくさん入っていて、これも胃腸の調子を整え、また、栄養分の補給になります。 人参(ニンジン)山椒(サンショウ)乾姜(カンキョウ)膠飴(コウイ) 大建中湯の“中”は体の中心部である胃腸をあらわし、胃腸を大きく建立し丈夫にするという意味合いがあります。漢時代の「金匱要略」という古典書で紹

  • 補中益気湯

    【働き】 補中益気湯(ホチュウエッキトウ)という方剤です。胃腸の働きをよくして体力を回復をさせ、元気をとりもどすのを助けます。体の疲れ、欲不振、胃弱、夏やせ、こじれて長びくカゼ、痔、あるいは病中・病後、手術後などで体力が弱っているときに用います。 【組成】 漢方薬は、自然の草や木からとった「生薬」の組み合わせでできています。補中益気湯の構成生薬は、体によい下記の10種類です。滋養強壮作用のある“人参”と“黄耆”、水分循環をよくする“蒼朮”、炎症をひく“柴胡”、血行をよくして貧血症状を改善する“当帰”、のどの痛みや痔を治す“升麻”、胃腸の働きをよくする“陳皮”や“生姜”などです。これらがいっしょに働くことで、よりよい効果を発揮します。病院では、煎じる必要のない乾燥エキス剤を用いるのが一般的です。 人参(ニンジン)黄耆(オウギ)蒼朮(ソウジュツ)または白朮(ビャクジュツ)柴胡(サイコ)当帰(

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