質問の一つひとつに熟考して真摯に答えてくれる態度、深みと含蓄のある言葉、初対面の人間に対する優しい接し方……そして、返答に窮すると隣の奥さんに「どうだっけ?」と呼びかける夫婦仲のよさ。私はラリー・ウォールさんの大ファンになりました。もちろん、奥さんのグロリアさんのファンにも。
はじめに 「Bjarne Stroustrup氏との対話」連載を担当することになりました、豊田孝と申します。よろしくお願いいたします。 対話の相手であるBjarne Stroustrup氏は、プログラミング言語「C++」を設計し、最初に実装した人です。それだけでなく、同氏はC++を国際標準プログラミング言語の地位に付かせました。大変なエネルギーの持ち主です。 筆者はこの数年、「同氏の生き方から何かを学べるのではないか」と考えてきました。その考えは日毎に熱を帯び、「学べるはずだ!」、そしてついには、「わが国の開発者に、同氏の考え方と生き方ぜひお伝えしたい!」へと変化し今回の連載を始めるに至りました。 本稿でのStroustrup氏との対話はメール交換を通して行われます。基本的には、筆者が質問文を用意し、Stroustrup氏がその質問に対して高所からコメントを寄せることになります。C++言語
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