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ブックマーク / thinkit.co.jp (5)

  • [ThinkIT] 第1回:スパムフィルタに必要なのは多言語対応/低負担/高検出率 (1/3)

    ネットワークを通じて電子メールを自在かつ確実に送信する機能としてsendmail MTA(Mail Transfer Agent)が開発されてから、今年で25年が経ちます。当初、研究者や開発者の間のメッセージ交換の手法として利用されていた電子メールですが、今日では日常の最も重要な通信手段の1つとして老若男女を問わず活用されるようになりました。もはや電子メールなしでは、ビジネスができないといっても過言ではないでしょう。 電子メールは、一部の小さいグループ内の通信手段から、全人類が利用する通信手段へと変わってきましたが、電子メールの基となるプロトコルなどのインフラは開発当初から大きく変わっていません。 しかし、圧倒的な低コストと即時性という電子メールが持つ特徴は、利用者のすそ野を広げると同時に、一部の心ない利用者や犯罪者を増幅させることになっています。スパムやフィッシング詐欺は社会問題として

  • [ThinkIT] 多様化するエンジニアのキャリアパス (1/2)

    読者の皆様、はじめまして。テクノブレーンの山岸と申します。 技術系を中心とした人材紹介会社に勤めている筆者は、キャリアコンサルタントとして、今までに数多くのエンジニアコンサルタントの方とお会いさせて頂きました。 こうして色々な方とお会いして感じることは、多くの方々が技術や資格のスキルアップには少なからず関心を持っており、その有用性を日々考えてはいるものの、プロジェクトなどで忙しく、自身のキャリアアップについては後回しになっているということです。 今回は、そんな日々スキルアップに勤しむエンジニアの方々に、キャリアコンサルタントとしての視点から「多様化するエンジニアのキャリアパス」について説明していきます。 従来のエンジニアのキャリアパスといえば、「PG → SE → PL → PM」というものでした(PMではなくコンサルタントという道もありますが)。そのためある程度、開発・マネジメント経験

  • [ThinkIT] 第2回:はてなフレームワークとPerlとシステム負荷 (1/2)

    このぐらいの規模のWebアプリケーションを作る場合、スクラッチからコードを書いていたのでは効率が悪いですし、また複数のプログラマで開発を進めるにあたってコードの品質を一定に保つのが難しくなってきます。ということで、ここはフレームワークの出番です。 PerlにはCatalystやSledge、CGI::Applicationといったオープンソースの優れたフレームワークがいろいろとありますが、はてなでは自社開発の「はてなフレームワーク」を利用しています。 はてなフレームワークを開発した当時の2001年頃はLL向けの良いフレームワークがあまり無かったため、自分たちで作りました。その後も改良を続け現在も同フレームワークを利用し続けています。 最近ではPerlに限らず、優れたフレームワークの実装が世の中に多数あり、その多くがフリーです。あまり自社開発のフレームワークを利用することの利点は多くないかも

  • [ThinkIT] 第1回:Inside Hatena Bookmark (2/2)

    ハードウェアは、はてなブックマークに限らずはてなのサービスでは基的にすべて自作のPCサーバーを利用しています。はてなブックマークで利用している17 台もすべて自作のPC サーバーで、基的なスペックは、次のようにごく普通なものです。 秋葉原のパーツショップからパーツを取り寄せ、自社で組み立ててサーバールームに設置しています。 通常のWebサイトの運用では、あまりハードウェアを自作したりといった話は聞きません。わざわざハードを自作するからにはそれなりのメリットがなければなりませんね。ハードウェアの自作に関してはてなが重要視しているポイントは、次の点です。 インターネットで不特定多数に対して公開されているシステムの難しさの一つに、負荷の見積もりがあります。ある程度人気のあるインターネットサービスではトラフィックは一定に落ち着くことはなく、アクティブなサービスであればあるほどそれは日々上昇し続

  • [ThinkIT] 第12回:スレッド・ガベージコレクションに関するコーディング規約 (1/4)

    最終回である今回は、スレッド・ガベージコレクションに関する規約と他2つの規約について説明します。 スレッドやガベージコレクションは概念の理解が難しく、誤解からコーディングミスをしてしまう可能性があります。 今回説明する規約は標準化というよりも、むしろコーディングミスによるプログラムの誤動作を防ぐ目的で作られたものが主となります。今回説明する規約を上手く利用して、無用なミスの減少に役立ててください。

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