オランダ・アムステルダム近郊のザーンダム(2011年4月5日撮影、資料写真)。(c) AFP PHOTO / ANP / Koen van Weel 【12月12日 AFP】オランダ警察は11日、25年前の殺人事件の捜査で実施した先例のない規模のDNAサンプル提供の呼び掛けを通じて容疑者を特定し、身柄を拘束したと発表した。 事件は、誕生日パーティーに出かけたミリカ・ファン・ドールン(Milica van Doorn)さん(当時19)が午前0時少し前に帰宅するためバスに乗ったところを目撃されたのを最後に行方が分からなくなり、1992年6月8日になってアムステルダム近郊のザーンダム(Zaandam)の池で他殺体となって発見されたもの。 検視の結果、ファン・ドールンさんはレイプされた後で惨殺されたことが分かった。遺体から見つかったDNAを鑑定した結果、犯人はトルコ系の人物であることがほぼ確定した