バラモン兄弟のメッセージは過激に強烈だが、リング内外で異彩を放つ彼らの魅力は常識の範疇を超えた発想や行動力にもある 23日にはみちのくプロレスが、29日にはエルドラドが、それぞれ後楽園ホールで年内最終戦を行う。既に行われたみちプロでは、宇宙大戦争<※1>なるハチャメチャな試合が繰り広げられ、満員のファンを沸かせた。この分だとエルドラド後楽園大会も、大いに期待が持てそうだ。 両大会に共通したキーマンとなるのは、本サイトでもお馴染み、バラモン(佐藤秀&恵)兄弟である。8月には、復活したUWA世界6人タッグ王座を獲得し、みちプロ&エルドラドのリングを股にかけては針の振り切れた暴走ファイトで大暴れ。今月初旬には、初のプロデュース興行も実施した。 そんな彼らにとって、今年最後の大勝負となるであろう両後楽園大会について、その展望やら意気込み、(既に試合を終えたみちプロの)感想を聞くや、話は意外な方向へ