消費税率引き上げの影響を受ける個人消費が回復するのは当分先で、来年の夏をすぎても回復しないと考えているスーパーが60%を超えるという調査結果がまとまりました。 それによりますと、消費税率引き上げ後の消費の動向を尋ねたところ、「想定通り」という答えが44%でした。 一方で「想定よりかなり悪い」が13%、「想定よりやや悪い」が30%となり、合わせて43%が想定より悪いと答えました。 また、消費が回復するのはいつごろになると思うか尋ねたところ、「年末」が10%、「来年春ごろ」が7%、「来年夏ごろ以降」が4%でした。 一方で来年夏をすぎても「しばらく回復しない」という答えが61%を占め、当面消費は回復しないと考えているスーパーが多いことが分かりました。 またこの調査をした「全国スーパーマーケット協会」などが発表した先月の食品スーパーの売り上げは去年の同じ月に比べて0.4%減少しました。