Q.IT企業でSEをしています。当社ではSEが裁量労働制、プログラマーと一般事務職がフレックスタイム制です。ところが先日、「もっと早く来い!」と上司から叱責されました。理由はコアタイムに間に合わなかったからとのこと。裁量労働制ですからコアタイムは関係ないと思います。制度に反する上司の態度に納得できません。 これは、上司の方が明らかに間違っています。裁量労働制とフレックスタイム制を混同しているようです。 もし裁量労働制とフレックスタイム制の違いを承知の上で「もっと早く来い!」と命令しているなら、コンプライアンス上大きな問題です。上司は出社協力を求める言い方に改める必要があります。 裁量労働制に遅刻や早退はない そもそも裁量労働制の社員には、遅刻や早退がありません。極端な話、1時間だけ勤務して帰ってもよいのです。 裁量労働制に遅刻や早退という概念はなく、給与の減額もできません。短時間の勤務で帰