たぶんグーテンベルクがびっくりしているのだろうけれど、本を紙で読むことがすくなくなった。それはつまるところ、電子書籍が人民に膾炙してきたゆえんであろう。 その電子書籍について、おれはアマゾンを主たる購買所としているのだが、そうなるとキンドルというアプリケーションをつかう羽目になる。そいでスマホを媒体として電気文字に目を落とすのだが、なんだか釈然としないのである。 その原因は、「文字を読む」というよりも「プラズマを浴びている」という意識が強いからだとおもう。ってゆうのは嘘なんだけど、とにかく正体不明の名伏しがたい、もどかしさが蟠るのである。 そんなことで不満を抱えて生きているのもずいぶん苦しいので、ここはひとつ解決策を、と眦を決し、いざキンドル専用端末の購入にふみきったのである。アマゾンのプライム会員セールで安かったし。 ちなみにおれが購入したのは「Kindle Paperwhite」のマン