爆発から20年を経て輝き始めたリング(左上が1994年、右下が2006年)=NASAなど提供 大マゼラン雲で1987年に爆発した超新星の衝撃波が、20年を経て、周囲を取り巻くガスのリングに衝突し、ネックレスのように光らせていく様子を米航空宇宙局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡がとらえた。2日付の米科学誌サイエンスに掲載された。 超新星SN1987Aは87年2月23日に爆発、3等星ほどの明るさになった。その後、超新星の周りに3重のリングも見つかった。爆発の数時間前にはニュートリノが観測され、小柴昌俊・東京大特別栄誉教授のノーベル物理学賞受賞につながっている。目で見える超新星は1604年のケプラーの超新星以来だった。 ハッブル望遠鏡の最新の観測では、衝撃波が伝わったリングの一部がまず輝き始め、20年ほどたってリング全体が光るようになった。電磁場が乱され、窒素イオンがかき回されて光っている
前の記事 電子教科書の現状と、1章ずつ買えるアプリ 早送りで見る地球:宇宙飛行士の視点から 2010年9月 3日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Lisa Grossman 宇宙飛行士のDon Pettit氏は、『国際宇宙ステーション』(ISS) での任務中に、地球の早送り動画を85回以上撮影した。変化する地球などの様子がはっきりとわかるものだ。 Pettit氏は、宇宙での体験は「フロンティア」だと語る。もちろん、宇宙はこれまでも「最後のフロンティア」と言われてきたが、そういう意味ではない。 「フロンティアとは、自分の直観が効かない場所のこと。答えが本に書かれていない場所のことだ。発見がたくさんある」とPettit氏は語る。だからフロンティアは、顕微鏡の下でも、海の底でも、どこにでもあるのだという。「人が世界を見ることをやめ、
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