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ブックマーク / remote.seesaa.net (12)

  • リストラ来た!

    夏の強行出張以来すっかり腑抜けの日々が続いてしまっていたのだが、のんびりしていられない事態となった。 もうすぐリストラやるらしいといううわさで、社内は落ち着かない日々が続いていた。 当てにしていた大口顧客が、投資を控えるという話が出てきている。 手持ちのキャッシュがあるということで調子に乗って人を増やしてきたため、固定費はかさんでいるが、収入は減る一方である。 そんな折、ついに来た。 「明日の朝、ホテルでCEOから話がありますので、全員集まってください。」 朝、皆不安は隠せないが、引きつった愛想笑いで冗談をいいあう。 CEO「皆に残念な発表があります。思ったほど顧客からの投資が進まない中、こういう情勢になってしまいました。 今後、当分の間収入増は見込めません。 したがって、大幅に人員を削減せざるを得ません。」 CEO「社員は1/3の方に辞めてもらいます。」 ざわざわと、どよめきが起こる。

    リストラ来た!
    PoohKid
    PoohKid 2008/11/27
    リストラが行われた職場に残ることがハッピーなのかはまた別の話
  • 日本出張

    への長期出張が終わり、カナダの夏も終わった。 オタワでは、朝方には霜も下り、5℃とかなっているし。 うーむ。夏を返せ。 それにしても酷い出張であった。 リリース予定から遅れに遅れての火事場である。担当者をクビにした後、私がいきなり投入されたのであった。 当然のように、毎日朝から終電までの日々が続いた。 まあ、とったウィークリーマンションも首都高沿いで、うるさく狭い部屋である。早く戻っても何も楽しくもないのだが。 出張前日、通達があった。 「関係各位、明日の九時に弊社xxに集合してください。」 いわれるがままに集まる。 まず午前中いっぱいは、機材のセッティングだけで終わる。各ベンダーは待っているだけだ。 カナダ人どもは当然驚く。 「なんで事前に用意しとかないんだ?」 昼過ぎになって、やっと会を進めるのかと思いきや、各ベンダーの担当者を作業部屋に詰め込むと、あとは勝手にやれといってクライア

    日本出張
    PoohKid
    PoohKid 2008/09/24
    炎上プロジェクトの総会ってそんなもんw 日本オタワ\(^o^)/
  • 女性の労働力率

    キャンピングカーを買ったりして、オタワの人々が比較的余裕のある暮らしをしているように見えるのは、やはり以下の点が大きいかと思われる。 1.世帯平均所得が高い(日の1.6倍以上) 2.平均住宅単価が安い(日の0.7倍程度) 3.家自体がでかい。 ここで1に注目すると、やはり女性の労働力率というのが影響していると思われる。 さらに日の場合、パートタイム就労率が高い。 驚くべきことに、労働力率が高いほうが出生率が高く、パートタイム就労率が高いと出生率が低いというのだ。 移民の議論もいいが、豊かな生活を望むなら、女性の労働力をどう活用するかが先なんじゃないかという気がしてくる。 元ねたはこちら。(pdf)

    女性の労働力率
    PoohKid
    PoohKid 2008/06/12
    だから文化成熟度は女性の社会進出率だと…、出生率との相関は意外、この辺に先進国が抱える少子化問題の答えがあるのかも
  • イノベーションは生まれない

    池田信夫blogの人材鎖国のエントリーが興味深い。 この10年で、日エンジニアの数は1割へった。特にITゼネコンは3K職場というイメージが定着してしまったため、優秀な学生は外資系を志望する。と私も二人分、これに貢献したことになりますな。 それでも79%の日企業が「外人エンジニアを雇う気はない」という。それはそうだろう。Skilledエンジニアの多くは、安月給で働いてくれないし、日語できないし、空気読めないし、残業しないし、すぐ辞めるし。そんな要求を受け入れられる我慢強いエンジニアは日人以外ありえない。 根的な問題は、ここまで若者に嫌われても直らない、ゼネコン型の多重下請け構造にある。さらに言えば、非若者はそれが問題とは思っていないということであろう。 正社員だけを過剰保護する雇用慣行のおかげでSI業者が人材派遣業になってしまったため、企業のコア部門にITのわかる人材が育たず、

    イノベーションは生まれない
    PoohKid
    PoohKid 2008/05/23
    人材流出の大小よりも、そもそも流入がないことが根本問題ですなあ
  • 日本とカナダの会社の存在感の違い

    前職を辞めて、約1年がたった。 振り返ってみると、自分の状況の変化に対する受け止め方の変遷が興味深い。 まず最初の数ヶ月は、意味も無く不安な感覚があった。その不安感がなんだったのかというとシールド(盾)を失った恐怖感だったのかもしれない。 だが、盾というような表層にあって、体を守るものを失った感覚とは少し違う。 どちらかというと、もっと多くの体積を占める部分が無くなった感じだ。 陳腐な表現だが、定年退職した人が 「胸にぽっかりと穴があいたような」 というようなことをいうが、そういう感じなのかもしれない。 会社を辞めようと思って一年ぐらい変人道を貫き、18時に帰り、人事には 「早期退職ないっすかー」 とか、平気で言ってて、未練も無いわ!とか思っていたのにである。 これには自分でも驚いた。 恐らく高度経済成長の末裔の、企業の成功=個人の幸せ的な成功体験によって作り出された見事な刷り込み行為がし

    日本とカナダの会社の存在感の違い
    PoohKid
    PoohKid 2008/05/02
    初めて退職するときの心理障壁は異常、辞めると心が自由になるけど自由すぎて不安にもなる
  • パフォーマンスレビュー

    会社でパフォーマンスレビューなるものがあった。 大企業から来た人事部長のおかげで、形だけは立派なフォーマットも用意された。 前職でも同じようなことやっていた。 だが、一年に一回や二回のレビューだと、立てた目標はあっという間に陳腐化している。 ましてや現職のように人の出入りが激しい状況だと、同じマネージャーが評価してくれるかも怪しいものである。 ともあれ、現職に入社して初めてのレビューだったが、評価の結果、めでたく昇給もあった。 なので結果問題ない。 が、一点気になる評価があった。 Ownership & Responsibilityの項目のところだ。 日の顧客に対して、契約の範囲外についてはNoとはっきりというべき。 きたー。「NO」と言える日か!(いや「NO」と言えるカナダか) うーむ。確かに契約に無い内容にたいして、こちらとしては手弁当で対応する義理はない。だが、日的にはざっくり

    パフォーマンスレビュー
    PoohKid
    PoohKid 2008/03/28
    『次転職するときは、日本企業と縁の無い会社にしたい...』ジョークにみえて意外と恐い、世界からビジネスパートナーとして遠慮される!?
  • ビルゲイツ、アメリカのITエンジニア不足を訴える

    ニュースによるとカナダ名門のWaterloo大学にビルゲイツがきたらしい。ITエンジニアが不足するアメリカにぜひ来てと訴えていった。 数ヶ月前にも自分の財団から同大学の特にレベルの高い数学、コンピュータの教育機関へ$12.5 millionの寄付をしていた。 今の会社にもここ出身のエンジニアがいるが、確かに優秀な人だ。 日の大学には寄付してくれないんでしょうなあ。 エンジニア不足の今なら、日の情報系の学生にとってもアメリカで働くチャンスなのかも。 海外で働くといえば、カナダ人にも辛い日の労働環境にいただいたコメントについて。 カナダには人種差別や偏見はあまり無いのでしょうか・・?カナダ全体ではどうかわかりませんが、これまでの経験ではオタワは少ないですね。今まで行った国、地域の中でもかなり少ないと感じます。 アメリカよりも。北欧並みな感じです。 ・そんなリスクをとるなんて馬鹿じゃない?

    ビルゲイツ、アメリカのITエンジニア不足を訴える
    PoohKid
    PoohKid 2008/02/23
    言語の壁さえ無ければホイホイ行きたいところだと思う、やっぱ『外国語は「檻から出る」ための装置』なのだなあ
  • 境界線はほどほどに

    境界線ははっきりするべきだが、し過ぎるとそれはまた問題である。 日のある企業から見積もり依頼があったときのことである。 上司からこういわれた。 「あの会社は前回見積もりするのにかなり工数がかかった。今回の詳細の見積もりが必要なら費用請求しよう。」 「前回の分から考えて、今回の見積もりにかかる費用は2万ドルだ。ここはコマーシャルの部分だからお前は絡まなくていいぞ。後はセールスに任せろ。」 うーむ。見積もりのために約200万円請求しろと? 担当の営業と話をする。 営業「200万円請求しろだって?」 私「そうです。私もそんなの無理だと説明しましたが営業に任せろと。」 営業「....。そうなんだよな。前の外資で働いてたときも、社はすぐそういうこと言い出すんだよ。日でそんなもん通るわけないだろ。前の会社でも散々客ともめてものすごい険悪になったよ。これ言ったら終わるよ。」 営業「だから外資って嫌

    境界線はほどほどに
    PoohKid
    PoohKid 2008/01/23
    まー実際、あいまいな要求から見積するには分析やら設計やら色々必要だからなあ
  • ストーム

    昨夜の雪で、積雪は数十センチは増えた。 5cm以上ふると除雪してくれるサービスを頼んでいる。 早朝に近所の家々を除雪車が忙しく回っていた。 いつも通りバスで出社した。普段より20分ほど時間がかかった。 オフィスでは暫くしても、半分以上の人が現れない。 そのうちにメールが届く。 「今日は悪天候なので、自宅で勤務します。」 マネージャクラスは全滅であった。 うーむ。確かに雪は多いが、それほど悪天候とも思えなかったが。 しかも、通勤時間は私が一番かかる(バス40分)ところに住んでいるはずなんだが。 ジャパニーズビジネスマン的には台風でも出社するのが当然であり、公共の交通機関が機能しているうちは何の問題も無い。 雪慣れしているはずのこの地域の人間が、この程度の雪でさっさと自宅待機してしまうんですなあ。 は近所の奥さんに旦那が出社していったといって驚かれたという。 例年より一月は早いストームだそう

    ストーム
    PoohKid
    PoohKid 2007/12/04
    「雨の日は通学(通勤)したくない病」の私が通りますよ♪
  • 「仕事は7.5時間で終わらせる」への質問

    仕事は7.5時間で終わらせるというエントリーに結構な反響があったので、コメントの疑問などに答えてみます。 実際どのくらい効率的なんでしょうか。またどうやって効率を計測しているんでしょうか。その辺を詳しく知りたい! アウトプットを定量的に測ることができる、ということか?永遠の課題に思えていたけど。 人それぞれで違う業務を行っている以上、アウトプットを正確に計測するというのは、こちらでも難しい問題です。 ただ、だからといって労働時間で測ることはないです。 長い会議は誰のためにあるのだろう。残業代稼ぎか? 偉い人への丁寧な説明のために多くの時間を割いていた気がします。 進捗報告用エクセル命の某社とはえらい違いだ。 はい。前職の関係者ですか? 立って会議するのはよさそう。でもちょうどいい高さにテーブルがない /立ち話の延長なのでいらないのかな? テーブルは使っていません。報告だけなので。 ホワイト

    「仕事は7.5時間で終わらせる」への質問
    PoohKid
    PoohKid 2007/11/21
    『テーブルは使っていません』『ホワイトボードのみ』『まじめに7.5時間働くと、結構疲れます』なんともアジャイル的な/『日本では失業するという状態を過剰に恐れている』これは大いに納得
  • 外注丸投げの弊害

    平たく言えばアジャイル的で最新技術で開発するのがGoogle(とおそらく欧米の大半の企業)で,いまだに大昔のバリバリのウォーターフォールが生き残っているのが日企業であるのだと. 「カスタムメイド」というが,この点についてはGoogleの方がカスタムメイドなはずです.日のはせいぜいレゴのマインドストームを組み立てて「ほら,今までにない画期的なロボットを開発した」と言っているようなものでしかない.逆に言えば,組み立てしかやっていないからこそ,大した技術がなくてもなんとかなるのです. IT業界のネガティブイメージ NASAやIBMなんかではウォーターフォールでしっかり開発していて、コーディングに入るまで入念な設計とドキュメント作成を行うと聞いたことがある。 ある程度、業務フローが明確なシステムならばあり得るのだろう。 なので、手法の問題というよりは、日で問題なのは、無策な担当者が外注丸投げ

    外注丸投げの弊害
    PoohKid
    PoohKid 2007/11/07
    私は丸投げされる方の会社にいました、これは急いで転職せねば、と思ったものですなあ
  • 強制労働の文化

    JavaBlackさんのところの産科医が年間300件の分娩するまで問題はないという記事を読んだ。 なんだか某業界を見るようだ. 1. 営業が赤字案件を取ってきた. 2. 開発が月100時間残業でなんとか間に合わせる 3. 営業は次からは残業100時間込みで見積もりするようになる. 4. 残業時間が200時間,300時間と増えていく. 5. 開発メンバーが辞めはじめる.(今の産科医療はここ.) 6. 会社が潰れる. ふーむ。そういうスパイラルだなあ、確かに、と妙に納得。 そこで紹介されていた、masayangさんのエントリー。 「生産性を向上させても、その分仕事を追加されるのがオチ」と考えている人が少なからずいる あとJavaBlackさん経由で、城繁幸さんの、休まない国、日というエントリー。 更に雑感@取材のここ。 「勝ち組という幻想にこだわるよりも、既に既存の価値観が破綻していることを

    強制労働の文化
    PoohKid
    PoohKid 2007/10/26
    『日本人が英語できないのは陰謀なのじゃないかっ!とか思うぐらいだ。』あるある、ネットでさえ言語の壁が大きい
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