ソフト・マシーンの歴史はオーストラリア生まれのヒッピー、デヴィッド・アレンによって始まる。アレンはパリに渡った際、ビートニク文学の巨匠、ウィリアム・バロウズに出会う。ふたりでラジオの仕事などを行っていた当時に顔見知りとなったのがブリストル生まれのロバート・ワイアット。 アレンはロンドンに渡った際にはワイアットの母が営む下宿へ住む。そこで知り合うのが、ワイアットとは学生時代からの仲で当時はオックスフォード大学に在学していたカンタベリー生まれのマイク・ラトリッジと、ワイアットやラトリッジと学生時代から交流のあったブライアン・ホッパー、そしてその弟、ヒュー・ホッパー。このサークルの中からアレン(G, VO)、ヒュー・ホッパー(B)、ワイアット(DS)というトリオでデヴィッド・アレン・トリオとして『Live 1963』に録音される即興演奏+朗読のライヴを演奏する。ここにはラトリッジ(P)もゲスト参