眼球使用困難症候群。 今月で終了となる連載コラム「心療眼科医・若倉雅登のひとりごと」には、何度となく出てきたキーワードですが、一般にはまだまだ知られておらず、ほとんど理解されていません。 文字通り、眼球自体は健常でも、それを自在に使えないいろいろな事態を総称している用語です。この状況は、日常生活では明らかに視覚障害者ですが、日本の身体障害者福祉法では、こうした異常は想定されておらず、福祉のセーフティーネットにかかりません。 この症候群を持つ方々が、国(厚生労働省)や社会に、こんなに厳しい病気があることを何とか理解してもらおうと、いろいろな場面で訴えています。日々生きていくのでさえ精いっぱいの自分を鞭(むち)打って、いろいろな手段で訴え続けているのです。 私がこの症候群の名付け親でもあることから、私どものNPO法人目と心の健康相談室にも多くの相談があります。最近では「眼球使用困難症候群支援室
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