モノと経済に関するPuHaのブックマーク (12)

  • 原子力の時代は終わった - 『日本復興計画』

    復興計画 Japan;The Road to Recovery 著者:大前 研一 販売元:文藝春秋 (2011-04-28) 販売元:Amazon.co.jp ★★★☆☆ 献に添えられた手紙によると、書の企画はホリエモンと私のブログで3月15日に著者のビデオを紹介したのがきっかけだという。書はそれを含む3回の番組を収録した緊急出版で、まえがきの日付は4月14日という超スピードだが、著者の福島第一原発の事故についての評価は、いま読んでもかなり正確である。 著者は日立の原子力技術者だったので、その工学的な構造についてのコメントは的確だ。今回の事故は原発の危険性を証明したように見えるが、仔細に見ると逆である。原発事故でもっとも恐いのは、チェルノブイリのように核燃料が暴走して原子炉が破壊される事態だが、40年以上たって老朽化した福島第一でも、運転は正常に止まった。 ECCS(緊急炉心冷却

    原子力の時代は終わった - 『日本復興計画』
    PuHa
    PuHa 2011/04/30
    省エネ・自然エネルギーをやるなら「モノづくり」をやめるのが近道。経産省の「調整」にまた失敗の1ページ。大きな流れには、残念ながら、逆らえない。だとすれば、ほんとうに残念。
  • [書評]霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」(高橋洋一): 極東ブログ

    3月に講談社刊の書籍について、「極東ブログ: [書評]さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白(高橋洋一)」(参照)を書いたが、書「霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」(高橋洋一)」(参照)は、その高橋洋一による文春新書。 内容的には講談社に被るところがあるが、視点はぐっと身近な経済学に寄っているのと、インタビュー書籍であるが、インタビューアが高橋の業績をよく知っているらしく、要領のよい質問を繰り出しているので新しい価値がある(ただ、見出しがいくつか変なので編集の不手際は感じる)。 帯に「新日経済入門」と「高校1年生~財務官僚・日銀マン向き」とある。どちらも皮肉ではあるが、確かに高校一年生でも読めるだろうし、高校一年生ならこのくらい読んでおいたほうがいいだろう(大学生なら必読かな)。 ただし、この経済学がわかるといった類ではないし、ある意味で最先端の経済学のプラクティカルなエ

  • [書評]マネーはこう動く-知識ゼロでわかる実践・経済学(藤巻健史): 極東ブログ

    藤巻さん、ユーロも外したしサブプライムも外したなあ。おそらく内容は「極東ブログ: [書評]藤巻健史の5年後にお金持ちになる「資産運用」入門」(参照)と同じだろう。これは読む必要はないか、と実は素通りだった。「マネーはこう動く 知識ゼロでわかる実践・経済学(藤巻健史)」(参照)である。 が、今月のVoiceで彼はこの新著についてこう触れていた。 稿を執筆している九月十八日現在、サブプライムローンの問題が騒がれ、日米の株価が落ちたため、それまで絶好調だったの売り上げが鈍り、「話が違うじゃないか」という読者のお叱りも受けた。しかし率直に申し上げて、私の判断はいまも変わっていない。 へぇ。と思って、早速買って読んでみた。副題に「知識ゼロでわかる実践・経済学」とあるように、前半は経済学的な話が比較的わかりやすく書かれていてちょっと退屈かな、いやこういう基礎はしっかり復習しておくといいかな、ああ、

  • [書評]スタバではグランデを買え! 価格と生活の経済学 (吉本佳生): 極東ブログ

    面白いだと思った。よく売れているようだ。ただ私は珍に近いかなという印象も持った。たぶん、このは、れいのベストセラー「さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学(山田真哉)」(参照)のノリで企画されたのではないだろうか。あちらが会計学ならこちらは経済学ということで。そうしたノリ、つまり、難しい経済学とかを卑近な事例でわかりやすく説明するという枠組みがこのの前半まで続く。 ただ、さおだけがべたに会計学を指向しているのに対して、このスタバグランデのほうは経済学を指向しているのではなく、現実の価格現象にきちんと向き合ってしまっている。その意味で方向性がまるで逆だとも言える。筆者は経済学というものが社会にどうあるべきか、ある意味で実務的な感性がしっかりとある、あるいはありすぎるのだろう。 ちょっと野暮なことを言うと、経済学は所詮は世間の現象を扱っているので、世間の現象に

  • なんだなんだろこれ、これって話題か? - finalventの日記

    これ⇒はてなブックマーク - Yahoo!ニュース - 時事通信 - 「家庭だんらん法」に言い換え指示=「残業代ゼロ法」で舛添厚労相 というか、あまり見たことないidがずらずら、ああ、ululunさんこんちはここで会えてよかったですみたいな、なんなんでしょ。まあ、そう違和感もないといえば、それもそうなんだが(私は今のはてな村から遠いのが実際だし)。 にしても。もとネタはこれ。 これだよ⇒Yahoo!ニュース - 時事通信 - 「家庭だんらん法」に言い換え指示=「残業代ゼロ法」で舛添厚労相 このべた記事に萌えるものか? ぶくまが、2ちゃんコピペブログ化してんのか? 日版ホワイトカラー・エグゼンプション制度については、ちょっと別の意見があるんだが、それでも舛添のこれがそんなに話題になることだろうか。 っていうか、なぜかくもマスコミとかネットは舛添を叩くのか、この憎悪感みたいのがよくわからん。

    PuHa
    PuHa 2007/09/17
    たぐごたごたつけてみました。いわゆるWE。
  • CUT 1999/01-バングラデシュの山椒魚たち。

    1998 年 12 月 10 日。ぼくはバングラデシュのダッカのホテルでこれを書いている。ちょうど昼過ぎのイスラームのお祈りの時間。近くのモスクから、クルアーンの朗唱が聞こえてくる。窓から見下ろすと、そこにはリキシャにオートリキシャ、そして車と人の大洪水。車はのべつまくなしにクラクションを鳴らして、整備の悪いエンジンがすさまじい音をたてている。 ちょっと外に出てみよう。そこでは2ストエンジンの排気が視界をさえぎるほどの濃さで、ちょっと空き地があれば、そこには竹編みの壁と板でつくったバラックが建ち並び、排泄物のにおいがたちこめ、牛とヤギとニワトリと、皮膚病の犬と、栄養状態の悪そうな男たちに女たち、そしてそこらじゅう子供、子供、子供だらけ。その子供がさらに赤ん坊をかついでいたりする。線路づたいにうろついてみると、並んだバラックからそういうガキが出てきてたかってくるので、2、3 発けとばして追い

  • http://homepage.mac.com/naoyuki_hashimoto/iblog/C478131471/E20070410191333/index.html

    PuHa
    PuHa 2007/04/10
    時代錯誤本の紹介も。
  • 市場を創る - 池田信夫 blog

    著者は、周波数オークションの設計やニュージーランドの規制改革の顧問もつとめた、アメリカの指導的な経済学者だ。書の内容は、ひとことでいうと「制度設計入門」である。設計というと「計画経済」を連想する人もいるかもしれないが、制度設計とは、人々が自律的に行動した結果、望ましい状態になるようなルールの設計である。特に重要なのは、市場メカニズムをうまく機能させるルールだ。 「格差社会」を是正するには政府の介入が必要だ、といった議論は、政府が求めた通りの結果が市場で実現すると想定しているが、実際には人々は利己的に行動するので、政府が予想した通りにはならない。たとえば電波を割り当てるとき、政府が「電波をもっとも有効に利用する企業に割り当てる」と告知すれば、すべての企業が「当社がもっとも有効に利用する」と申告するだろう。書類審査しても、今回のアイピーモバイルの事件のように、嘘だと判明することもある。情報

  • [書評]日本の選択(ビル・エモット、ピーター・タスカ): 極東ブログ

    「日の選択(ビル・エモット、ピーター・タスカ)」(参照)は、まんまビル・エモットとピーター・タスカの対談。テーマは標題どおり「日の選択」ということで、この手の標題はナンセンスになるのが常だが、この対談については、字義通りの意味を持っている。日は、これから強く選択が求められるし、選択の余地があるというのだ。このあたり、べたに日人をやっている私などからすると、ふーん、選択の余地があるのかというのはちょっと意外な印象もあった。 ではどのように選択すべきか? 彼らはどう考えているか? これは私の読解力がないせいか、彼らが外人だからという留保があるのか、いま一つはっきりしないところもあるが、前提として言えば、なんといっても経済力でしょ、つうこと。で、経済力っていうことは、つまり、生産力でしょ、というのと、グローバル化でしょ、と。 後者のグローバル化については、二人ともそれ以外には日の選択は

    PuHa
    PuHa 2007/03/19
    ふーん。
  • 構造改革の真実 - 池田信夫 blog

    構造改革という言葉は、小泉政権の生み出したキャッチフレーズだと思われているかもしれないが、もともとはイタリア共産党の指導者トリアッティが1940年代に提唱した、暴力革命によらないで議会で社会主義革命を行おうとする方針のことである。日でも社会党の江田三郎などがこの路線をとったが、左派から「改良主義」と批判され、江田は党から追放された。 ことほど左様に構造改革というのは多義的な言葉であり、特に「リフレ派」を自称する人々は「構造問題は幻想だ」などと批判した。しかし著者のいう構造改革の意味は、それほど曖昧ではない。1990年代末には、数十兆円の財政出動によって日の財政赤字が世界最悪になったにもかかわらず、経済は回復しなかった。それに対して、マクロ政策に頼らないで産業構造の改革で生産性(潜在成長率)を高めることが大事だ、と著者が総裁候補だった小泉氏に説いたことが始まりである。 だから構造改革

  • 踊る新聞屋-。: …だから憲法前文と第9条は、一句一文たりとも変えてはならない■本棚「武装解除 紛争屋が見た世界」

    「武装解除 紛争屋が見た世界」 国連の軍事作戦(※オペレーション)下、アフリカ=シエラレオネ、東ティモール、アフガニスタン、イラクでDDR(武装解除、動員解除、社会再統合)に携わり、大学で日人、アジア留学生を相手に教鞭を執った経験から、著者の伊勢崎賢治氏が最後に導き出したのは、次の一文。 <つまり、現在の政治状況、日の外交能力、大営化したジャーナリズムをはじめ日全体としての「軍の平和利用能力」を観た場合、憲法特に第9条には、愚かな政治判断のブレーキの機能を期待するしかないのではないか。  日の浮遊世論が改憲に向いている時だから、敢えて言う。  現在の日国憲法の前文と第9条は、一句一文たりとも変えてはならない。=p236> 職業:「紛争屋」  職務内容:多国籍の軍人・警官を部下に従え、軍閥の間に立ち、あらゆる手段を駆使して武器を取りあげる。 シエラレオネや東チモール、アフガンで多

    PuHa
    PuHa 2007/01/10
    読もうっと。
  • コルナイ・ヤーノシュ自伝 - 池田信夫 blog

    ハンガリーの経済学者コルナイの自伝。ハンガリー語では、日語と同じように姓・名の順に書くので、コルナイ・ヤーノシュが正しい表記だ。バルトークも来はバルトーク・ベーラ、フォン・ノイマンもノイマン・ヤーノシュである。 経済学者の伝記がおもしろいになることはまずないが、書は例外である。1928年生まれの著者の人生は、20世紀の社会主義の運命とそのまま重なる。著者は共産主義者として青春を過ごし、戦後はハンガリーの社会主義政権のもとで、ナジ首相のスピーチライターもつとめた。しかしハンガリーの民主化運動は、1956年にソ連の軍事介入によって弾圧された。著者はマルクス主義と決別し、政治の世界を離れて研究者になる。 著者は、線形計画法を使って計画経済を効率化する研究を行う。特に1965年に数学者リプタークとの連名で発表した"Two-Level Planning"(Econometrica)は、社

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