1973年11月に発売され、250万部を超える空前のベストセラーとなった『ノストラダムスの大予言』。その著者・五島勉氏が6月16日、90歳で死去していたことが「週刊文春」の取材で分かった。 東北大学法学部を卒業した後、1958年に創刊された週刊誌「女性自身」にライターとして執筆。皇室や殺人記事など幅広い分野を担当していた。そんな五島氏が日本人に深く刻み込まれた“大予言”を書いたきっかけとは何だったのか? 2年前『文春オンライン』でのロングインタビューを特別に再公開する。(2018/1/1公開。※記事中の年齢は掲載時のままです) ◆ 1999年7の月、空から恐怖の大王が降ってくる――。日本中に「大予言」ブームを巻き起こした『ノストラダムスの大予言』。その著者・五島勉さんは現在、何を考えているのか? 「体調も回復したので、お話ししておこうと思います」。88歳、今、語られる貴重な証言。(後編に続