今年は2010年ではなく2012年なので、自然利子率が2010年のまま 0%だと仮定しても(↓) http://f.hatena.ne.jp/perfectspell/20121203201658 2012年の今は名目金利0.1%・期待インフレ率0.6%(目分量)で 「日本経済の状況から見て緩和不足」とは いえないのでは。 均衡実質金利は緩和か緊縮かの閾値であって、十分な緩和をしているか否かの判断のためのものではない、と書いたものを読まれましたか?僅かでも緩和側なら良いというものではないです。 そして、50bpでは緩和には不十分です。日本ではなくなって久しいですが、通常の金利変更によって緩和を目指す時には、一回の緩和局面の底ではもっと大幅な緩和をしています。 金利ギャップのグラフでも概ねそれは読み取れます。ただし平均値は統計上、上にも下にも小さな値になってしまいがちなことはご注意を。 緩和
痛勤ラッシュの現実逃避タイムが、これほど楽しみだったことはない。六百頁、全三巻とあるが、読み干すのがもったいなく、惜しむように(でもページを繰る手ももどかしく)どっぷり漬かる。沢山の方からの「読めゼッタイ」というプッシュは真実なり、感謝・感謝。 映画やドラマで、よくあるでしょ?ラストのどんでん返し。最後の土壇場になって、そこに至るもろもろの謎を解き、伏線を回収し、かつ、世界を一変させてしまうやつ。善玉だと思ってたら実は張本人だったというファイナルストライク。隆慶一郎がすごいのは、これを一行目からやったこと。 つまりこうだ。徳川家康がどんな人物で、何を成したかは、史実として「確定」している。これを、冒頭でひっくり返して、ひっくり返した「史観」でもって、もろもろの謎を解き、伏線を回収し、かつ世界を一変させてしまったから。 答えはタイトルにある。家康は関ヶ原で殺され、残りの「家康」を影武者が成り
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