日本のコアCPIにはエネルギー価格が含まれるが、アメリカのコアCPIにはエネルギー価格が含まれない。だから日本でエネルギー価格を除いたCPIの話をするときは「コアコアCPI」というような言い方をする。 25日の金融政策決定会合の後に開かれた日銀総裁記者会見で、日銀がコアCPIにエネルギー価格を含める理由が説明されていた。 【記者会見】白川総裁(1月25日) (PDF, 326KB) http://www.boj.or.jp/type/press/kaiken07/kk1101a.pdf (問) エネルギーや商品価格が、日本だけではなく上がっています。いわゆるコアの部分と総合部分の乖離が、段々大きくなる傾向にあると思います。この先その乖離がどんどん大きくなって、コアはあまり上昇していないけれど総合が大きく上昇した場合、金融政策を判断する立場から、基本的にどうお考えになるのかをお聞かせ下さい。