個人や小規模なサークルで製造するハードウェアは、企業が扱うものと比較して「同人ハードウェア」と呼ばれる。イベントや通販サイト、あるいは実店舗での委託販売などを通じて、自分のアイデアから生まれた商品が多くの人の手に渡ることには、大きな喜びが伴う。 設計から製造、検品まですべてを行うことは同人ハードウェアの醍醐味でもあるが、一方でそれらを担い続ける敷居の高さもある。最初は楽しくても、販売数が増えるにつれて負担が大きくなり、結果として再生産されることのない商品も少なくないという。 ビット・トレード・ワンの「マイプロダクトサービス」は、そんな同人ハードウェアの課題をくみ、長期的に安定した供給を実現するためのサービスだ。基板設計や自社製品を開発する企業としてのノウハウを活用し、設計者のアイデアを尊重し、経済的な利益も確保しつつ、より多くのユーザーの手に届くようにする取り組みについて伺った。 同人ハー
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