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ブックマーク / yohhoy.hatenadiary.jp (2)

  • restrictキーワード - yohhoyの日記

    C99で追加された restrict キーワードについてのメモ。 コンパイラに対して「aliasが存在しないと仮定した最適化を許す」と伝えるためのキーワード。C99以降でのみ有効なキーワードであり、C++11現在でもC++には同キーワードが存在しない。(ただしコンパイラの独自拡張として、C++言語でもrestirctキーワードを使えるケースはある。) 要約: 構文的にはconstやvolatileキーワードと同列で、ポインタ型に対してのみ型修飾を行える。int * restrictなど。restrict intやint restrict *はill-formed*1。 コンパイラでの最適化を助けるためのもの。restrictキーワードを削除してもプログラムの意味は変化しない。 用法と意味 restrictキーワードの用法は、C標準ライブラリmemcpy関数/memmove関数における動作仕

    restrictキーワード - yohhoyの日記
  • パスワードとmemset関数 - yohhoyの日記

    C言語プログラム上で高機密性情報(パスワード文字列など)を消去するケースで、memset関数の単純利用では機密情報がメモリ上に残存してしまい、セキュリティ上の脆弱性につながる可能性がある。 void secure_operation() { // パスワード文字列を取得 char passwd[128]; get_password(passwd, sizeof(passwd)); //... // メモリ上の高機密データを消去... memset(passwd, 0, sizeof(passwd)); // ?? } 上記コードではパスワード文字列が格納された変数passwdを使用後にゼロクリアしているが、コンパイル時の最適化によりmemset関数呼び出しが削除される可能性がある。この(プログラマの意図に反する)最適化は、C言語の言語仕様上も許容されるコンパイラの振る舞いとなっている。*1

    パスワードとmemset関数 - yohhoyの日記
    R2M
    R2M 2014/03/21
    memset(passwd, 0, sizeof(passwd));*(volatile char *)passwd = *(volatile char *)passwd;
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