このブログは、株式会社フィックスターズのエンジニアが、あらゆるテーマについて自由に書いているブログです。 本日、フィックスターズは、CuPyをOpenCLでも使えるようにしたClPyの最新版v2.1.0beta1を公開しました! 8月にβ0版をリリースしてから4ヶ月、ClPyは開発が続き、さらに多くの機能が追加されました。追加された主な機能の概要は以下のとおりです OpenCLのバージョン確認機能が導入されました。現在のClPyはOpenCLのv1.2を要求しますので、それ以下のバージョンのデバイスではエラーが分かりやすく表示されるようになりました。 ChainerのImageNetサンプルで動くネットワークの種類が増え、ResNet50とGoogleNetBNが使えるようになりました。 高速な行列積のためにCLBlastを導入しました。これにより、処理性能が最大で1.5倍向上しました。