「親子丼を作る時、どこを調理したいですか? 僕は卵をフワッとさせるところだけをやりたい」 クックパッド スマートキッチングループ リーダーの金子晃久氏は、来場者に向かって話しかけた。「(料理は)ラクしようとすると失敗し、逆に美味しくしようとすると大変」。人と機械が分担して料理ができるようになるとキッチンの新しい未来が見えてくるという。 うまく機械と連携すれば、手間をかけたいところだけを調理するというスタイルの実現も可能になる。冒頭の氏が話すシーンもそのひとつだ。家庭でもキャラ弁を作るほど料理好きな金子氏ならではのこだわりを見せたが、この現象はグランピングに似ているという。すべてを自分で行うキャンピングと違い、設備や材料などはプロにまかせて、自身は贅沢な環境体験をする。キッチンの調理においても、「やりたいところだけ調理する」ということも可能になるという。 同社ではレシピ連携調味料サーバー「O
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