日本の首都は東京である 日本の首都は大阪である 日本の首都は本州にある 日本の首都は九州にある とりうえず、例文を4つ用意した。言うまでもなく1と3は真、2と4は偽だ。ここから「AならばB」という形の文を作ってみる。なお、「ならば」で繋いだとき日本語として不自然になる場合は「は」を「が」に置き換えることとする。 先にみたとおり、標準的な論理学では「AならばB」の真偽について次のように教える。 「A」が真で「B」が真のとき、「AならばB」は真 「A」が真で「B」が偽のとき、「AならばB」は偽 「A」が偽で「B」が真のとき、「AならばB」は真 「A」が偽で「B」が偽のとき、「AならばB」は真 では上の例文を当てはめてみるとどうなるか、やってみよう。 日本の首都が東京であるならば日本の首都は本州にある 「A」が真で「B」が真なので真 日本の首都が東京であるならば日本の首都は九州にある 「A」が真