初詣ゴミ持ち込みマイッタ 宇佐神宮、古札所を廃止へ2008年12月14日10時34分印刷ソーシャルブックマーク 毎年、40万人近い初詣で客が訪れる宇佐神宮(大分県宇佐市)は、古いお札やお守りなどを預かる「古札(こさつ)所」を、09年正月から廃止する。ここ数年、一部参拝客のマナー低下で一般ごみが急増し、対応できなくなったためという。 同神宮では例年12月27日ごろから正月10日ごろまで、参道沿いに古札所を設置し、預かったお守りなどは焼却処分してきた。だが、最近は不用となった縁起飾りやぬいぐるみ、人形、本、家庭の生ごみなどを捨てていく人も多く、古札所からあふれて参道の景観を損なうまでになった。 神宮側は一般ごみを持ち込まないように呼びかけてきたが、あまり効果がなかった。分別処理には数カ月かかり、ビニール、プラスチックなどの焼却は環境にも問題があるとして、古札所の廃止に踏み切った。 到津克子・権