と書いてみたが、ここでの非モテは喪と過激派の方々のこととする。あと、一部非モテ哲学を論じようとする方々。 非モテに係わる論争を見てきて思った。喪・非モテ側はモテ側、非・非モテ側にいかなる手段をもってしても勝つことは難しい。と。 いくら、喪や非モテの方々が一騎当千(いや百くらいかしら)だったとして、普遍的な共感とやらによって生み出されるモテ、非・非モテ側の尖兵は、わらわら生み出されてくる。そして、非モテとモテ、非・非モテどちらも相手のことが理解できないし、理解しようともしない。 その中で、いくら非モテが自分達の正当性や異性の醜さを啓蒙したとして、相手が受け入れるわけがない。たとえ、受け入れたとしても非モテが満足するとは限らない。ひたすらにたたき続けるだろう。 とここまで考えて、非モテの最終目的が気になった。非モテの論争のときに「非モテの目的は何か」と問われるケースがある。そこで浅はかなモテの
通貨の絶対的価値を議論しても結論がでないように、非モテの絶対的な人間的価値を議論しても結論はでない。つまり、現代の通貨の価値が、もちろん、ファンダメンタルズという絶対的な価値の影響は無視できないものの、それ以上に、「他の人々が、その通貨にどのような価値を見いだすか」、という人々の中の心理的な価値づけによって決定されるように、非モテの人間的価値も、非モテだけでなく、非モテ以外の人々も含めた社会全体の人々の心の中の価値づけによって決定されてしまう。 非モテは、このことを、本能的に知っていて、非モテの為替レートを上げるために、さまざまな言動をする。それは、基本的には、企業の広報部門や、IR(Invester Relations)部門がやっている行動と同じだ。ようは、株価対策なんだ。 たとえば、きっこのブログで、企業イメージが下がるようなことを書かれて、株価が下がった企業の人々が感じた憤りと、似た
http://kammyblog.seesaa.net/article/11708884.html 少なくとも恋愛ハウツー本には「女の子を喜ばせることを,心から楽しむこと」みたいな心がけについても書かれていたはずなのだ.だけれど私はどちらかというといままで,そういう精神論には目もくれてやらなかったではないか. そうですね。Kammy+さんがおっしゃる通り、恋愛ハウツー本で重要なのは、「精神論」の部分だと思います。そして僕の考えでは、「お洒落」とは、「女の子を喜ばせる」ための一手段なのです。 Kammy+さんはこの記事の中で、 周囲にモテる男というのは,外見にも気をつかっているし,女性に対してもよく気がつく. と書かれているように、「外見に気をつかうこと」と「女性に対してもよく気がつく」ことは別の問題だと考えているようですね。しかし僕は、このふたつは別物ではないと考えています。 僕は、 「女
非モテ界隈を眺めてみると、異性だったり、自分の価値観と合わない人だったり、恋愛資本主義と呼ばれるものだったりするものをdisっているわけだけれど、多くの人が恋愛そのものは、それほどマイナス感情でみていない感じ。 喪の方々だって、純愛は良いって考えているようだし、本田透は脳内恋愛を推奨している。 でも、恋愛自体を是とすることになんとなく違和感がある。それは僕自身の中で、「恋愛は堕落」という価値観が強くあるからだ。これは、僕の友人達が恋人と付き合いだすようになると、話がどうも下品になったり、それまでもっていた切れ味みたいなものを失ったりしていることに起因している。 恋人が出来たからといって、浅ましく変わってしまうその弱さ。美しくない。 脳内恋愛に興ずる友人も同じ。本田透にアジられて、露骨に女性批判をはじめた。それは男として情けない。(というとジェンダーを論じる人とかフェミニストに怒られてしまう
以下の記事を拝見して色々と気がついた事がありました。 「クラスメートにとっての「良い子」と、親・教師にとっての「良い子」は違う」 ********************************************************** 学校という場では大まかに言って、 ・教師&親 ・クラスメート というふたつの勢力・価値観があり、このふたつは対立しています。 この、どちらか一方に対して「良い子」でいようとすると、 同じ行動がもう一方の勢力に対しては 「悪い子」という評価で捉えられてしまう。 makinamikonbuさんが、「親や学校教職員にとっての『イイ子』」 という表現を使っているのは、ここらへんを考慮してのことだと思います。 で、「ファッション」というのは基本的に 「クラスメート側」に対してプラスに働く価値観なんですね。 だからこそ、「ファッション」は「親・教師側」への「
いい加減、ここまで粘着する自分のアホさ加減にうんざりだし 読んでくださっておられる読者様もうんざりだろうけど 今回の神田先生のブログネタです。 申し訳ないですが、お付き合いください。 ■ルックス=ゴキブリ効果 お姉さんの「男の恋愛相談室」 :誉めない風土 - livedoor Blog(ブログ) 女性を褒めるのは結構。 素晴らしいことである。 ただ、それを全ての男性にしろというのは無理であるのも確か。 なぜか? 褒めること自体が女性に嫌がられる一部の男性がいるからである。 好きな男 嫌いな男 こっちでpartygirlさんが素晴らしく簡潔にまとめてくれてるので ちと引用させていただくが 顔が良ければ、世間(の女)は、もっと味方しただろう。 (あんたの金と関係ない)女は顔について行く。 彼がイケメンなら女性誌が取り上げまくっただろう。 同じことをやっても ぶさ♂=礼儀知らず イケメン=ワイ
今回は軽めの更新です。 引用はkiya2014氏のこの記事から。 ・身近な三次元に純愛があると二次元派はかなり困る 『電波男』を読めば明らかであるが、二次元が二次元として有効でありうるのは、「三次元が愛のない世界であり、それに比べれば自己満足であっても二次元のほうがマシだ」という一点においてのみである。だから、僕のように非当事者として実際の純愛を傍観せねばならなかった人間においては、電波男の主張は理解できる/できないにかかわらず、救いにはならない。 (中略) 実際には、「モテの魔の手」を考えるまでもなく、反発より共感/理解のほうが、『電波男』的な主張に対してはダメージが大きい。それは喪男板の「しろはたスレ」にたびたび三次元世界の醜さの話題が出てくることに暗示されているし、また、同板の「好きな子が男とセックスしてる現実を考える」スレッドを読めば、「三次元の女の子があれほど素晴らしいのに、(内
現在42歳の男ですが、女性に縁がありません。 合コンも過去に何回か経験していますが結果は全て×。 女性たちは、男性を選ぶとき、顔だけで選んでいない。 とよく言いますが、そうではないように思います。 そこで、顔に自信がない自分のような男が合コンで うまくいく方法があれば教えて下さい。 また、次のような行為は女性からみてどうでしょうか。 ・名刺の裏に自分の携帯番号を書いて渡す。 ・初対面の方にお菓子などのプレゼントを渡す。 合わせて、教えて下さい。よろしくお願い致します。
・「受動世代のロンコーゲーム(論考ゲーム)」(シロクマの屑籠) 非モテのテキストで語られていないと言及された部分について書いてみましょうか。 自分がいかに異性を評価するのか(好みの異性含む) 自分の趣味の方向性を理解し、楽しんでくれるという異性は評価に値する。「キモい」を連呼する手合いは評価以前の問題。私という人間に対して興味を抱いてくれる女性を拒絶はしない。 自分が恋に落ちるのはどういう時か 高校時代までのそれに関しては、後に冷静になって考えると何故自分がこの女性に惹かれていたのを全く説明できない類のものだった。大学に入ってからは、私が仲のいい同性の友人と取るコミュニケーションに親和性が高い(と判断される)女性に惹かれるようになる(無論外見的な魅力に惹かれること付け加えておく)。 恋した時、これから自分は何をするのか 見た目において一般人よりずっと後ろのポジションからスタートなので、費用
とても面白いブログをはてなで発見した。 どのようなブログかと言えば、non-noにSEX特集が載っていたことから少女と処女性に関する考察をしたり、「サラダを食べた」という女の子の言葉をいかにエロく解釈できるか考えたり、電車の中で見た女子中学生の手の甲に「あみもの」とマジックで書いてあった話からどのような文字が書いてあったら良いかを考えたり、とここに書くだに新鮮で、面白そうなブログなのだ。 ところが、そのブログの執筆者は彼女持ちなのである。 これで一気に萎えた。 なんとなれば、彼女持ちの発する言葉は信用できないからだ。 僕は恋愛というゲームをしたことがなく、かつ恋愛のルールをうまく学べるようなマンガや小説を読んでこなかったのでルールをよく知らないのですが、彼女という存在はいろいろなものに優先するわけでしょう。 彼女持ちの男が語る言葉の裏には、常に彼女が存在しており、その男が発した言葉はいつで
世界のはて - たぶん断絶の根っこは、「コミュニケーション弱者」に対する「軽蔑の視線」を許容するのか、しないのか?ってこと http://d.hatena.ne.jp/Masao_hate/20050830/1125351516 つまり、今回の論争の根っこにあったのは、「外見/内面の二項対立」ではなくて、「『コミュニケーション弱者』に対する『容赦のない軽蔑の視線』を、許容する/しないの二項対立」だったんですよ*2。この部分が共有されていなかったために、お互いの話が噛み合わず、「俺の、俺の、俺の話を聴けぇ〜!」状態になってしまったのではないか、と。 ようやく断絶の理由がわかった…。 なお、Masaoさんは「少なくとも、僕はそういうつもりでずっと書いていた」と書かれてるけど、これは読み取れなかった。論争を読んでいた時には、どうも「内面」というキーワードがきっかけになったと感じたし、「内面」「人
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