時津風部屋 時津風部屋(ときつかぜべや)は、日本相撲協会所属で時津風一門の相撲部屋。 歴史[編集] 立浪部屋に所属する第35代横綱・双葉山は、69連勝、5場所連続全勝優勝などの輝かしい実績が評価されて現役力士のまま弟子の育成ができる二枚鑑札を許可された。現役の横綱でいるうちに弟子の育成をしたいと志した双葉山は、1941年(昭和16年)5月に立浪部屋から10人の内弟子を連れて独立、双葉山相撲道場を設立した。この際に、当時粂川部屋を開いていた5代粂川(元大関・鏡岩)は、自らの弟子20人全員を双葉山に譲り、自らも双葉山相撲道場の部屋付き親方となった[1]。粂川と双葉山は関取になる前から兄弟のような付き合いをして互いに信頼し、粂川は双葉山から「兄貴」と呼ばれていた[2]。 また、1943年(昭和18年)5月には、荒汐部屋、甲山部屋、二十山部屋を双葉山相撲道場に糾合した[1]。 双葉山は1945年(