指導していた女子学生4人にアカデミックハラスメントやセクハラをしたとして、早稲田大は21日、教育・総合科学学術院の50代の男性教授を停職3カ月の懲戒処分にし、発表した。同大で、教員がハラスメント行為で懲戒処分になるのは今年度3人目。 早大によると、教授は2009年春から今年夏にかけ、学生らが提出した論文をゴミ箱に捨てようとしてみたり、指導を放棄したりするなどのアカハラ行為をした。また、特定の1人を宿泊出張に連れていき、ホテルを予約して2人で飲食するよう仕向けるなどしたことがセクハラにあたると判断された。夏ごろ、学生4人から大学側に訴えがあり、調べたという。