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ブックマーク / blog.ihatovo.com (11)

  • 日常が非日常になってそれがまた日常になっていく - 科学と生活のイーハトーヴ

    1月から、あれよあれよという間に、世界は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)一色に染まってしまった。 正確な情報を理解し、世の中の動きに合わせて仕事や家庭の体勢を整えていくのにせいいっぱいの日々だった。 まだ落ち着いたわけでは全然ないが、なかなか希有な体験をしていることでもあり、このあたりで、これまでの感想を記録しておきたい。 あくまで個人的な感想にすぎない。新型コロナウイルス感染症に関する正確な情報については、厚生労働省のウェブサイト等を参照されたい。 何よりもまず、「個人的/社会的にどの程度のリソースを費やして早期探知/隔離/封じ込めに取り組むべき病原体なのか」がわかりづらかったし、まだよくわからない。新しい病原体なのだから当然ではある。 この点については、私も混乱していたし、たぶん日国内レベルでも混乱していたし、もっといえば世界レベルでも混乱したまま、今日まで来てしまってい

    日常が非日常になってそれがまた日常になっていく - 科学と生活のイーハトーヴ
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    REV 2020/03/11
    日常が非日常となってそれがまた日常になっていったあの日から9年。
  • 順天堂大学医学部の入試について - 科学と生活のイーハトーヴ

    東京医科大を皮切りに、さまざまな医大や医学部で不適切な入試が行われていた可能性が指摘されていた問題で、今回、順天堂大学が、女子や浪人生の受験生を不当に取り扱っていたことを認めた。 https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20181210/0022433.htmlwww3.nhk.or.jp 上記報道にもあるとおり、順大は、女子受験者の差別的取り扱いについて、「大学受験時点では女子のほうが精神的な成熟が早くコミュニケーション能力が高い傾向にあり、判定の公平性を確保するため男女間の差を補正したつもりだった」と “釈明” している。 カッコ付きで “釈明” と書いたのには、もちろん、そんなものが釈明になるはずがないだろう、という憤りを込めている。 私には、自分の子供を順大系列の病院で産んで、とても手厚いケアを受け、いいお産をさせていただいた、という経験がある。

    順天堂大学医学部の入試について - 科学と生活のイーハトーヴ
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    REV 2018/12/15
    「カネの分は働く。契約の分は働く。カネが無ければ働かない。勤務時間外は働かない」って大人でなく、「カネが無くてもユメのために徹夜で働く」コドモを求めているんだよ。(群大外科医療ミスもコドモっぽいが)
  • 子供たちを科学沼に誘い込めるかもしれないマンガとか本とか - 科学と生活のイーハトーヴ

    アニメ『はたらく細胞』が大人気ですね。 実はここ数年、『はたらく細胞』に限らず、子供たちが読んでも楽しめるような、科学を題材にしたマンガやが豊作なのです。 この5年以内くらいに出版/連載開始されたものの中から、いくつかピックアップしてみました。基準は、 ・うちの子(現在小6)に評判がよく、 ・私が見てもおもしろいぞ、許せるぞ、と思ったもの です。 お子さんたちを科学沼に誘い込む一助となれば嬉しいです。*1。 マンガたち 『決してマネしないでください。』(蛇蔵) 決してマネしないでください。(1) (モーニング KC) 作者:蛇蔵講談社Amazon モーニング連載時から、うちの子がおそらく一番好きだったマンガ。 とある大学の研究室に、一癖も二癖もある研究者や非研究者がわらわら集まっては、目先の話題をネタに実験したり、恋をしたり、過去の科学者たちについて語り合ったりしています。 「工科医大」

    子供たちを科学沼に誘い込めるかもしれないマンガとか本とか - 科学と生活のイーハトーヴ
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    REV 2018/08/30
    フォン・ブラウンの漫画を探していたら、ある書評がヒット。手段のためには目的を選ばないフォン・ブラウンの漫画の評を、目的のためには手段を選ばない堀江貴文が書いているのは地獄み http://www.manga-news.jp/news/body/565
  • 結論から伝えられたときには、いきなり「なんで?」と聞かない方がスムーズかもしれない - 科学と生活のイーハトーヴ

    こんな記事が話題になっていました。 togetter.com 要するに、「ロジックを聞きたいだけ」で「なんで?」とか「そうなる理由は?」と聞いたのに、誤りを指摘されたと勝手に思い込まれてしまうと困る、という話です。 賛否両論ありますが、私は、いきなり「なんで?」とか「そうなる理由は?」と聞くのは、コミュニケーション上、あまりうまくない手段だと思っています。 相手を暗に責める意図なしに、「なんで?」「そうなる理由は?」と聞く必要が出てくる状況としては、 (1)相手が何らかの事実や結論をこちらに伝えてくれた (2)その事実や結論に至るロジックをこちらは共有できていないから、ロジックを確認したい の2つを前提とする必要がありそうです。 (1)相手が何らかの事実や結論をこちらに伝えてくれた は、いいですよね。 「まず結論から伝える」というコミュニケーションの基礎に忠実なのもよいですね。 こちらから

    結論から伝えられたときには、いきなり「なんで?」と聞かない方がスムーズかもしれない - 科学と生活のイーハトーヴ
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    REV 2018/03/16
  • インフルエンザの季節にちゃんと休めるようになるには - 科学と生活のイーハトーヴ

    インフルエンザが猛威を振るっています。 インフルエンザ患者数 過去最多の前週上回る 流行ピークか | NHKニュース 今年はインフルエンザワクチンの製造が遅れたこと、ウイルスの型の適合性があまりよくないことなども相まって、大変なことになっていますね。 うちの子も先日、おそらくはインフルエンザだろうという症状が出たので、学校を一週間休ませました。 あまりに流行が激しいので、 ワクチン行政の不備を指摘する意見、 予防接種についての国民の意識の遅れを指摘する意見、 確定診断を求めに医療機関に殺到する患者・確定診断を過度に要求する雇用者や教育機関を批判する意見、 そしてそれらに異議を唱える声が沸き起こって、インターネットは大騒ぎになっています。 インフルエンザで「早めの受診」は間違いです! (新潮社 フォーサイト) - Yahoo!ニュース はてなブックマーク - インフルエンザで「早めの受診」は

    インフルエンザの季節にちゃんと休めるようになるには - 科学と生活のイーハトーヴ
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    REV 2018/02/03
    税務署:「このレシートじゃ認めらんないな」 税理士:「紙の領収書必須」 経理:「紙の領収書を貰って来てください」 店頭で:「紙の領収書をお願いします!」 のインフル版
  • 科学と生活のイーハトーヴ » 選択肢を増やすということ

    従来からマジョリティを占めている生き方に背を向けて、別の生き方をえらぼうとすることがある。 たとえば、女性が働きながら子供を育てようとすることであったり、男性が家庭で多くの時間をすごそうとすることであったり。 従来の価値観とは異なる価値観を許容することを社会に要求するとき、しばしば「選択肢を増やそう」という言い方がされる。 「選択肢を増やそう」ということばが伝えようとしているのは、「自分(たち)が許容してほしい価値観は、あなたたちの価値観と対立するものではないのだ、皆が自由にいろいろな生き方を選べるようになることは悪いことではないはずだ」というメッセージだ。 ぱっと見たところ、非のうちどころのない理屈に思えて、わたしもこの言い方を好んで使っていた。でも、「選択肢を増やそう」という主張が、大きな説得力をもって受け入れられた場面をあまりみたことがない。なぜだろう、ということが気になって

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    REV 2015/02/19
    「あなたの石ころは、なんですか? なんだったらそれ、わたしが一緒にどけましょうか?」 http://www.geocities.jp/chiback_rail/topic/narita2.htm
  • 『おおかみこどもの雨と雪』を観てきた(ネタバレあり) | 科学と生活のイーハトーヴ

    『おおかみこどもの雨と雪』を観てきました。おもしろかったです。 劇場に行く前に読んだレビューの中に、「母性が過剰に礼讃されている」「スーパーウーマンとしての母親が賞賛されている」という指摘をいくつか見かけましたが、わたしにはそのようには感じられませんでした。 ネット上のレビューを読むと、作の評価はさまざまに割れているようです。わたしも、感想を書き留めておこうと思いつつ、なかなか書けずにいました。 花について 花は、おそらく多くの人間の母親(そして父親も)がそうであるように、「最初から完成された母親」などではありません。そして、良くも悪くも「人間らしい」知性をもった母親ならではのさまざまなアンバランスさを持ち合わせています。人によってはそのアンバランスさを不快に感じることもあるだろうと思います。 花のアンバランスさが特に気になるのは、こどもたちの乳幼児時代です。 花は、こどもたち

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    REV 2012/08/14
  • 科学と生活のイーハトーヴ » 子供を叱る

    JBPressのこの記事 子供を叱る若い母親に言いたい、「お母さん、それは無理です」  JBpress(日ビジネスプレス) に端を発して、子供の叱り方についての話が、ネットで盛り上がっている。 私はたいして若くはないが、未熟な親であることにはまちがいないので、子供の叱り方は気になる話題だ。 率直に言って、JBPressの記事はカンに障った。 とおりすがりのおばちゃんが、そのときだけを見て、「そんな叱り方しちゃ子供がかわいそうじゃないの。うちはこれこれこうしていい子に育ってるんだけど、あなたもそうしなさいよ」と説教している感じというか。 つまるところ、この記事そのものが、母親に対して「どうしてそんな叱り方をするのよ~」という、よくない叱り方をしている感じになってるんだな。 いちおう、「母親をとりまく社会の事情があるんだろうけど」と共感を示しているようには見えるけど、結局は母親

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    REV 2010/08/18
  • 科学と生活のイーハトーヴ » 科学技術関連事業の仕分けについて

    行政刷新会議の事業仕分け作業が進んでいる。 13日の第3会場で行われた、科学技術関連事業の仕分けの結果については、twitterでも大議論が巻き起こった( #shiwake3 )。 結果として、対象となった事業すべてについて予算縮減の提言がなされることになったわけだが、これをもって日の科学が衰退に向かうと嘆くのは早計であると思う。 まず、この評価に拘束力はない。あくまで鳩山政権が今後どう判断するかに任される。 とはいえ、影響力はかなりあるには違いないが、あくまで既存の一部の事業についての見直しが要求されたにすぎない。 既存の枠組みがダメなら、新たな枠組みを提示すればよい。未来はそのようにしてつくるものだろう。 したがって、私たち国民はまず、今後の日の科学技術の発展に向けて、何が必要なのかを自分の問題として考えるべきだ。そして、わからないことがあれば研究者や行政にたずね、新た

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    REV 2009/11/16
  • 「官僚たちの夏」と高度経済成長期の知財観 | 科学と生活のイーハトーヴ

    城山三郎原作の小説「官僚たちの夏」がTVドラマ化され、話題を呼んでいます。 高度経済成長期を支えた通産省官僚たちの物語で、熱い男たちの仕事ぶりが、地上の星のごとく輝いています。 ちなみに、私の弱点は「何かに熱中している男性」であることを告白しておきます。 先日放送された第8話は、主人公の一人である風越(佐藤浩一)が特許庁長官に就任するということで、新米特許技術者であり佐藤浩一のファンであるところの私も、わくわくして視聴に臨みました。 しかし……しかしですよ! なんですかこの特許庁の扱いの低さは。 要するに、出世コースを外れた風越の引き受け手として「三流官庁」たる特許庁が使われているわけです。 その後も、飛行機やコンピュータなどの技術開発がめざましく進むシーンは出てくるものの、そういった技術を知財としてどう保護し、生かすか、という話はまったく出てきません。 自由化で進んだ製品を

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    REV 2009/09/08
    高度成長期の知財というと、「洋モノのリバースエンジニアリング」「パテント回避」という印象が…
  • 科学リテラシークイズ | 科学と生活のイーハトーヴ

    TheStar.com | Science | Scientific Literacy Quiz −翻訳にあたっては、The StarおよびJames Trefil教授の許可をいただきました− 次の質問に80%正解することができれば、あなたは科学リテラシーがあると考えられます。このクイズは、物理学教授のジェームズ・トレフィル(James Trefil)によって考案されました。 1.科学的な方法として不可欠で「ない」ものは、次のうちどれでしょう? a.自然を注意深く観察すること b.観察したことを説明するための仮説を立てること c.それらの仮説による予測を、観察結果に対してテストすること d.a~cのすべては科学的な方法に不可欠である 2.月は満ち欠けします。それは…… a.毎月、地球の影に隠れるから b.太陽に面している側だけが照らされるから c.月は潮の満ち引きを引き起

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    REV 2009/08/22
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