山形浩生さんが酷評して著者が反論していたので読んでみた。 岩田健太郎『主体性は教えられるか』:主張はわかるが無内容。 - 山形浩生 の「経済のトリセツ」 Formerly supported by WindowsLiveJournal 山形浩生という方から僕の「主体性は教えられるか」に対する書評(?)に対するしぶしぶのコメント - 楽園はこちら側 読後感は、山形さんの評にあるとおり、 うるせえ。 この一言に尽きた。何か言いかけては半分否定し、また何か言いかけては言い訳しで、どんどん水ぶくれしていく。位相をずらして重ね合わせたら消滅するんじゃないか。読んでて内容を云々する以前に語り口にまず苛立つ。 著者が信奉する内田樹先生も、ラカンについて言及された折、語り口が重要であると仰っておられるが、著者は読んでないんだろうか。 あるいは芸として韜晦したり逡巡したりして見せてるんだろうか。内田もとき