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ブックマーク / preudhomme.blog108.fc2.com (8)

  • ぷろどおむ えあらいん 続・例の「あれ」について

    思わぬ反響に恐れおののいておりますが,いただいた様々なコメントを見ているうちに気になったポイントがあったので,今日も頑張ってエントリを上げてみます。えっと,しかも今回はいつも以上に専門外の領域に踏み込んでいる自覚がありますので,いつも以上にご批判・ご指摘大歓迎です。よろしくお願いいたします。 さて,いただいたコメントの中で「鼻粘膜の局所向けの解説を」とか,「微少な組織レベルで考えないとダメ」などといったご意見をいただきました。 正直に言いますと,「体内中で過酸化水素が発生して…」なんて話を聞かされてしまったために,ほぼ脊髄反射で作成したのが前回のエントリですので,外部被曝による人体全体のマクロな状況しか想定せずに,かなりラフな形での検討しかしておりません。ですから,より局所的な議論については,ご指摘通り前回の話を適用するのはちょっと怪しさが残ります(^^;  とは言え,あれだけ強烈に桁が違

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    REV 2014/05/14
  • ぷろどおむ えあらいん 例の「あれ」について

    ツイッターの方でも週末に少し書いていたのですが、残念ながら流れていた画像が物だったと言うことで,もうちょっと長く書くことにして,久々にエントリとして起こしてみました。もちろん話題は、今沸騰中の例の「あれ」です。「あれ」絡みでいろいろ聞こえてきた話についてちょっと思ったことを、思いつくがままに列挙してみます。 1)「鼻血が出たという事実を無視するのか」という批判について おそらく、まっとうに批判したり呆れたりしている人の中で、「鼻血が出た」という事実を不認定している人は皆無だと思います。ただ、事故前よりも「有意に高い頻度」で鼻血を出すようになった人が、福島県に「有意な割合で存在する」のかどうかという点が全く明らかになっていないというか、それ以前にそんなデータはどこにもないわけです。 鼻血がでるという症状が高レベルの放射線を被曝した際に生じるのは事実です。ですが、鼻血なんて言うものの原因はそ

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    REV 2014/05/12
  • ぷろどおむ えあらいん 毎日新聞・遠藤記者は骨の髄から遺伝子組換え作物が嫌いらしい

    正直ここまで来ると感心します。たてつづけに署名記事として,これほど偏った上に誤った認識を主張し続ける内容の記事を書き続けるということは,そうそう出来るものでは無いと思います。同僚の小島記者は,どういう思いでこの記事を読んでいるのでしょう。 質問なるほドリ:遺伝子組み換え作物って、安全なの?=回答・遠藤和行(毎日新聞) ◆遺伝子組み換え作物って、安全なの? ◇「健康被害」の懸念、根強く 農作物99品種のみ流通認可 最初のタイトルからいきなり恣意的です。読み始めた人にマイナスイメージを持たせようという意図がひしひしと感じられます。実際審査基準には安全性以外にもカルタヘナ法に基づく環境への対応も含まれていますし,これだけの情報では99品種というのは多いのか少ないのか判断も出来ません。にもかかわらず「99種のみ」と書くことで,遺伝子組換え作物の大部分が危険であるかのような印象を持たせています。さす

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    REV 2009/11/17
    遺伝子組み換え作物を食べると、食べた人の遺伝子が組みかえられる。当然、牛肉を食べたあと、すぐに横になると、遺伝子が組みかえられて牛になる。遺伝子組み換え作物からできた酒を呑みすぎると、トラになる。
  • ぷろどおむ えあらいん ホメオパシーとカルト

    うちのブログでは,これまでホメオパシーについて取り上げたことは無かったですが,子供の健康というか生命にダイレクトに影響してくるだけに,問題が根深いように思います。 効能を持つとされている薬効成分が瓶の中に1分子入っているかいないかレベルの超希釈溶液を薬と称してありがたがっているくらいなら大した害はないかもしれませんが, 小児疾患は子どもの成長に必要なワン・ステップであるという考えが最も合理的ではないでしょうか。 とか 「風疹は感染率が比較的高いので、どんな女の子にも物の風疹に感染する機会があります。さらに風疹は、子供の体に殆ど害を与えることがないので、風疹にかかった子供はできるだけ多くの子供が物の風疹に感染して信頼性の高い免疫が得られるよう、学校に送り込まれることが推奨されるべきです。」 というような主張は,危険極まりありません。 このような主張は,なまじ日の医療が進んでそう簡単な病

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    REV 2009/05/16
  • ぷろどおむ えあらいん ラウリル硫酸ナトリウムはドイツで使用禁止にされている?

    というような情報をこばんさんという方からコメントでいただきましたので調べてみました。 素人が読んだらラウリル硫酸ナトリウム、プロピレングリコール、エデト酸塩などは安全と思うかもしれませんね。 残念な事ですが確かに日では安全基準を満たしているので、問題無い成分として許可されていますが、環境に厳しいドイツでは、使用禁止成分とされています。 とりあえずGoogleで「ラウリル硫酸ナトリウム ドイツ 禁止」として検索してみましたところ,確かに同様の情報を書いているページが多数引っかかってきます。でも,少なくともプロピレングリコールはドイツでも禁止されていないと主張しているページもちらほら見られます。 ただ残念ながら,どのページも一次情報が全く示されていないので埒があきません。ということで,一次情報に近づけるようにがんばってみました。 まずヨーロッパにおける化学物質の管理といえば,最近話題のREA

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    REV 2008/11/12
    LASとドイツに駄反応
  • ぷろどおむ えあらいん 「サリドマイド:再承認へ」

    胎児に重い障害を起こし販売中止となった催眠鎮静薬「サリドマイド」について、厚生労働省薬事・品衛生審議会の医薬品部会は27日、血液がんの一つ「多発性骨髄腫」治療薬として承認することを了承した。(中略) サリドマイドは副作用が判明して60年代に販売が中止された。90年代になって多発性骨髄腫への延命効果が報告され、これまでに米国など17カ国で承認されている。日では未承認のまま医師が個人輸入で治療に使うケースが増えており、患者団体が承認を求めていた。 藤製薬は被害者団体などの要望に沿って再発防止のための「安全管理基準案」を作成。サリドマイドを使う患者や医師、薬剤師を登録制にして処方や流通を厳格にし、患者に妊娠を回避するよう情報提供することを盛り込んだ。同省は承認に向けた手続きと並行して、この基準作りも進める。(後略) サリドマイドが,史上最悪の薬害を産みだすことになった原因とされている血管新

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    REV 2008/08/27
    病状が悪化→「○○があれば助かったかもしれない」→○○承認へ→不幸な転機→○○が無ければ助かったかもしれない→逮捕→勾留→Blogで論争→→…
  • ぷろどおむ えあらいん タバコはなぜ迫害されるのか

    最近,mixiの日記とかで書いたので,こちらの方にも一部追記・変更しつつ転載。 今ちまたで話題になっている「タバコ一箱千円」という話ですが,これはタスポの導入と共に,税収上昇という側面よりも,こちらのタバコの規制に関する世界保健機関枠組条約が発効したことにともなう処置と見た方が,理解が進むのではないかと思っています。 この条約の第6条にもありますが,価格操作を行うことでタバコの需要を減らすことは,条約の趣旨に添うことだとして肯定的な位置づけをされています。なので,来の目的から考えれば,税収が上がろうが下がろうがどうでも良いのです。 また,高額商品とすることで,比較的所得が低いことが予想される未成年者の購入が抑制されることも期待されています。タスポも同様に,この条約第16条を遵守するための施策の一つです。 結局どういうことかというと,全世界的にたばこ屋は消滅させる方向に進むことで同意がなさ

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    REV 2008/06/16
    //「疫学において因果関係が認められたほぼ唯一と言っていいくらいの成功例」 疫学って、そんな学問だったんだ。
  • ぷろどおむ えあらいん 「経皮毒」とは??

    拍手コメントの方に,こんなご質問をいただきました。 Q. 私は今経皮毒について調べています!企業が起こした経皮毒の事件についてご存知ではありませんか?? A. 少なくともそういう事例として確定しているものはないと思います。というか,そもそも「経皮毒」という言葉自体が一般的に認められた用語ではありません(^^; Googleなどで検索するとたくさん出てくるようなんですが,実はこの「経皮毒」というのは,学術用語ではありません。確かに,様々な物質の毒性を評価する際に「経皮毒性」というものについての評価を行いますが,毒の分類上「経皮毒」という分類はないのです。 Googleで出てきたサイトなんかを見てみると,ラウリル硫酸ナトリウムはもちろんのこと,安息香酸ナトリウムやエタノールまで経皮毒扱いされているのには,正直びっくりしました。まぁ,水酸化ナトリウムなんかは毒かどうかはともかく,皮膚によろしくな

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    REV 2007/11/20
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