おかくじら べっちゃんのブログです。Twitterもやってます。HNはBecchan88 神社仏閣を歩て回るのが好き それとアニメも 早く自由に旅行できる世の中に戻ってほしいですね。
こんな屁の突っ張りにもならないような法律を通しただけで、イタリアの悲惨な状況に対して責任を取ったことにしてしまったベルルスコーニ首相の政治的センスの高さは異常。 日本の政治家はベルルスコーニの爪の垢を煎じて飲むべき。 ドイツが第一次世界大戦後のハイパーインフレと、第二次世界大戦による徹底的な国土の破壊から立ち直れた理由は、金融を引き絞ったからではなくて、米国が戦争の賠償を棚上げにして、ひたすら融資をして、設備を復旧させ、債務を希釈させ、そしてドイツの産品を買ってくれたから何だけれど、どうやらドイツ人の頭の中では米国が二度も助けてくれたことはなかったことになっていて、我慢したから立ち直ったと言うことになっているらしい。 ドイツと同じように南欧を立ち直らせるためには、あのときの米国みたいに、これらの国に融資をしまくるべきと言うことになるはずなんだけれどなあ。それをあろう事か近隣窮乏策をとって友
気になってサーチナで大気汚染や水質汚濁の記事を明後日見ましたが、ひどい物ですね。 北斗の拳や風の谷のナウシカの世界がリアルで見られるみたいです。新生児の先天性障碍率 が4%(パーミルではありません)って地球とは思えない。 いくらなんでもこれは長続きしないと思うのです。バブルが弾けるのも怖いのですが、この公害はひどすぎます。先進国の公害はもっと極地に限定されていたのですが、支那の場合はかなり広範に深刻な汚染が見られます。 支那の経済成長は絶対に長続きしないと思いました。今の低廉な工業製品が支那の深刻な環境汚染によって贖われた物だとしたら、これは我々は深刻な反省をしなければならないと思います。紛争ダイアモンドよりももっとあくどいですよ、これは。 冗談でなしに本当にナウシカの世界なんですよね。強固な身分制度を保ったままで工業化した世界という意味で。 これまで工業化した国は一応国民国家の体裁を持っ
一月十日 エジプトのムバラク大統領が退陣し、軍部に政権を委譲しました。チュニジアに続いての市民革命です。軍が後ろ盾になった革命ですので、左翼がイメージする市民革命とは多少違いますが、英国の名誉革命や明治維新やトルコのアタチュルク革命では軍事政権が樹立されましたので、これらの政変を市民革命の一種と考えれば、チュニジアとエジプトの政変も市民革命と行っていいと思います。 私はムバラク政権はそう簡単には倒れないだろうと思っていたのですが、北アフリカの人たちの意識の高さについて認識を改めなければと思いました。強権的政権を倒した民衆もさることながら、内乱を避けて自発的に身を引いた独裁者も見識が高いといえます。今のところ権力を濫用していない軍部も立派です。 チュニジアとエジプトの軍部の中にはおそらく軍事政権が近代化と民主化を前進的に進めたトルコのアタチュルクが模範としてあるのでしょう。 さて私が急に支那
なんと、家計の負担率が上昇し続けているのに企業の負担率は下降しているのです。う〜ん、やはり日本の企業は応分の社会的負担をしているとは言えないのではないでしょうか。 負担だけとりだしてみましょう。 なんと企業の社会的負担は1996年をピークにして減少しているのです。確かに社会保険料の企業負担はこの二十年間増加し続けていますが、法人税や間接税の減税とバーターになっていたのです。これだけ負担が減っているのに、なお法人税が高いとか、国際競争力確保のために更なる補助金をと主張するのはちょっと身勝手なのではないでしょうか。 1988年までは家計と企業の負担はほとんど同じでしたが、消費税導入以降は家計が企業よりも20兆円前後負担が大きくなっています。やはり日本の企業は優遇されていると言わざるを得ません。これによって家計から企業にお金が流れたことになりますが、そのために国内の消費は冷え込み、結果として企業
十月六日 我々は北朝鮮を見て、なんであれだけ不自由で慢性的な飢餓状態なのに国民は反旗を翻さないんだろう、いやいやそのうち崩壊するだろう、などと考えているわけですが、思想と情報をコントロールすることによって前の時代よりも不自由で貧乏になったのに民衆が嬉々としてその体制に千年間も従い続けた実例が実はあるんだなこれが。 それはキリスト教に支配された中世ヨーロッパなんだな。 独立自営農民と比べて農奴が落ちているのは勿論だし、ローマの奴隷と比べても自由かどうか怪しいです。飢餓はローマ時代より明らかに増加しているし(流通が破壊されて遠隔地の農産物を持ってこられなくなったからでしょう)。前の時代よりも行政サービスのパフォーマンスが落ちていることを、前の時代の誹謗中傷することで誤魔化しているのも何だか似ている。思想のコントロールに成功した政権は強いです。だから北朝鮮が自主的に国家体制を変えるなんてことは希
陰暦 六月十七日 The Economistを読んでいたら「日本は経済が縮小しているが、新しい産業の芽はある、例えば外食産業とかジェネリック医薬品とか・・・」という記事がありました。外食産業はともかくとしてジェネリック医薬品は経済の拡大につながりません。メディアが言うところの「成長産業」というのはこの手の物が多いです。 なぜ経済の拡大につながらないかというと、ジェネリック医薬品ができたからといって、人間が飲む薬の量は増えないからです。高価な薬の替わりに安い薬が消費されるだけです。むしろ経済は縮小する可能性の方が高いです(ジェネリック医薬品の不朽によって患者の負担が減ることは望ましいことだと思います)。 メディアが持ち上げる成長産業というのはただの代替え需要に過ぎない物が多いです。ipodの普及はウォークマンの衰退と引き替えです。電気自動車が普及すれば町の空気は更にきれいになるでしょうが、日
米国が日本を弱体化させつつ極東での覇権を維持する良い方法はないかと考えていたら、ありました。日本と台湾を戦わせればいいのです。 台湾の海賊に尖閣諸島を占領させ、自衛隊と小競り合いを起こさせる。これをエスカレートさせて台湾軍を介入させる。米国は二国間の問題として中立を決め込む。クリントン時代に尖閣諸島は日米安保の圏外と発言したことがありますので、傍観を決め込んでも辻褄は合います。 補給線が長い日本は苦戦します。厭戦気運が高まり反政府運動も盛んになるでしょう。 さらに台湾の海賊に沖縄を攻撃させます。あの広い海域を守りきるのは不可能ですので被害が拡大します。そこで沖縄で独立運動を起こさせる。そして沖縄を日本から分離させて、日台戦争で中立を宣言させる。沖縄は自分で身を守ることはできませんので、必然的に米国と安全保障条約を結ばざるを得ない。沖縄の米軍基地は安泰となります。自衛隊の基地まで手に入ります
陰暦 九月六日 【霜降】 普天間移設、大統領訪日が期限ではない、首相 あ〜あ、政権が替わったからと行って既に決まっている外交の実務を変えちゃいけないのに。 長期的な外交方針が政権交代によって変わるのは当然ですが、こういう相手のある仕事を止めてはいけません。信義に悖ります。仕事で考えてみればいい。一ヶ月後の契約を経営者の後退を理由にフイにしたら、それ以降誰もその会社を信用してくれなくなります。 内部のゴタゴタを理由に外の人間を振り回すのは一番いけません。特に米国はこういうのを嫌います。たとえ政権の本心が反米でなくても、内部分裂で外交がぶれる国を米国は嫌う性質があります。一致団結して反米の国は、あの手この手で懐柔しようとしますが、内部事情で米国を振り回す国は潰しにかかります。戦前の日米交渉が一番良い例ですね。 内部分裂している国は弱いので、脅しをかければ屈服するはずと言うのが米国の外交の基本で
陰暦 九月八日 新政権の性質がだいたい見えてきました。 実務能力はないしスケジュール勘もないようです。無駄の洗い出しも、予算編成のスケジュールに追われて竜頭蛇尾に終わり、最後は予算の大枠に従ってなたで切り落とすように縮小するほかなくなるでしょう。日本政府の支出に無駄はほとんどありませんので切り落とされるのはマニュフェスト項目です。 事業としての無駄はほとんどありません、あるとしたら管理職の給料が高いとか、施設の調度品が高いとかその程度の話で、全体で総合しても百億にもならないだろうと思います。閣僚も民主党議員も自分が信じていたことが空中楼閣であったことを知り、虚脱感に襲われることでしょう。だいたい私の予想通りです。 既に徴候は出ていますが、後はマスコミに揚げ足を取られないように、世論調査の後を追って、あっちにフラフラ、こっちにフラフラと漂うだけです。なんの方針も見通しもありません。 しかし河
陰暦 九月十四日 【世界勤倹デー】 自民党の退潮の原因は、基本的に農家、商店、問屋、運送業、工場(こうば)、各種資格業(医者・弁護士・税理士など)といった個人事業主が占める割合が強い業界の弱体化にあると私は考えてみます。これらの業界の人たちが手弁当で自民党の選挙を支えていました。また個人事業主はまとまりがないので業界団体に官僚が天下りして彼等のためのシンクタンクの役割を果たしていました。 日本は中小企業が生み出す生産額や雇用の割合がとても高いです。戦後日本の活力の源泉は中小企業でした。ですのでそれに乗っかった自民党が政権を長く維持したのは当然といえます。しかしバブル崩壊以降このシステムがうまくいかなくなってきました。その原因はデフレです。 デフレというのは継続的に物の値段が下がる現象です。当然企業はコストカットを強いられます。原材料費も同じペースで下がれば、川下はそれほどコストカットをする
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