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ブックマーク / tamanoir.air-nifty.com (9)

  • 「シュールレアリストが『地球はオレンジのように青い』という詩を書いたら科学者は批判しなければならないのか?」 - 大蟻食の生活と意見

    「シュールレアリストが『地球はオレンジのように青い』という詩を書いたら科学者は批判しなければならないのか?」 新聞記事と言うのは、洋の東西を問わず、ややあんぽんたんのきらいがある。まして見出しにおいては。掴めばいいという訳だろう、あんまり考えもせずに煽って掛かって、読む側としては、やれやれ、と呟かざるを得ないことがままあるものだ。 今回のお題はTwitterでいただいたものである。学術分野Aが学術分野Bの概念や術語を流用する——その中にはまま恣意的かつ不正確なものがあるのは困ったもんだね、という話について、恣意的でも不正確でもいいじゃないか、お前は言葉狩り(やれやれ、これもまた恣意的かつ不正確な流用だな)をする気か、と反論なさった方が、例のソーカル=ブリックモンの「いちゃもん」にフランスの新聞リベラシオンはこう反論しているぞ、と持ち出してこられたものだ。 おい、記者、お前ほんとにエリュアー

    「シュールレアリストが『地球はオレンジのように青い』という詩を書いたら科学者は批判しなければならないのか?」 - 大蟻食の生活と意見
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    REV 2010/03/14
    ? 詩が詩であると自明であれば、批判する方が変。//同じ単語でも場合により科学語と日常語で乖離があり、その多義性で詐欺をふっかける行為には非難が必要か。
  • 2009.8.10 - 日記

    何かもううんざりしてきた。最近じゃ、を出す時には帯に「馬鹿は読むな、お互い時間の無駄だ」と大書してくれ、と編集者に頼みそうになる。この前は書店に頼まれたポップに危うくそう書きかけた。何しろ評論家の果てまでが、まともに小説を読解して解釈して論じるだけの蓄積もスキルもなしに差別意識剥き出しの豚野郎であることを露出して恥じないご時世である。ブレヒトの「ガリレオの生涯」がナチ体制下で書かれた無知蒙昧なバチカンによる科学の弾圧を扱ったであるとか(バチカンの恐ろしさってのは、今も昔も、その真逆にあり、であればこそ恐ろしい、ということをブレヒトははっきり書いてるよ。でなけりゃ浅いつまんない芝居になってるよね)、「薔薇の名前」が流通の困難を以て不道徳を指し示す話であるとか(映画しか見てなくたってそうは思わないと思うんだが——ロッジの「小さな世界」を読んでから再読するといいよ)言う事が何ら恥ではない世の

    2009.8.10 - 日記
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    REV 2009/08/12
  • 擁護側の発言を読んでいて呆れるのは、俺たちは不当な差別に曝されていると主張する人の多さです。最初は冗談だと思っていましたが、どうもそうではないらしい:2009.06.17:大蟻喰の日記

    間が空いてしまいました。申し訳ありません。『地を這う難破船』を拝読しながら考えたことを書いて見ます。 まず第一に。性の問題はセンシティヴではありますが、聖域と言う訳ではありません。取り扱い注意は礼節の原則によるものであって、絶対ではないでしょう。他人のセックスを笑うな、が礼儀であるのは、相手もまた礼儀正しく、故に私的な領域に留めている限りの話です——そうすれば、お互い差別意識は顔に出すことなく、礼節を守った関係が維持出来る(事実上、可能な唯一の平和的男女関係です)。特殊な性向の主の欲求を満たすコンテンツ制作・流通が産業として成立している場合には、当然、遠慮のない批判や考察に曝されます。しかもそれが社会全体に現に存在し問題とされている差別の構造に、無反省に、ただ乗りしているのでは、文字通り真っ裸にされることもあるでしょう——製作者も、消費者も。 sk-44氏が違うということは百も承知ですが、

    擁護側の発言を読んでいて呆れるのは、俺たちは不当な差別に曝されていると主張する人の多さです。最初は冗談だと思っていましたが、どうもそうではないらしい:2009.06.17:大蟻喰の日記
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    REV 2009/06/17
  • さて、言いたいことは単純明快だ——「ゴキブリを殺せ」というプロパガンダに相当するのは、陵辱ゲームと規制の主張、一体どちらか。2009.6.3: 大蟻喰の日記

    もういい加減にやめにしようと思っていたのだが、「ルワンダ虐殺のDJ」呼ばわりされては黙っている訳にも行かないので書くことにする。ちなみに『地を這う難破船』氏には常々深い敬意を抱いているし、言論商売人の言論などより一般のブログの方が余程ちゃんとしていると私が確信するに至ったのは、この方を含む何人かのブロガーが一読に値する以上のことを書いているからである。商売人なんて信用しちゃいかんよ、連中、『レイプレイ』問題に関しちゃまだだんまりを決め込んだまんまだろ? この件がどのくらい続くか、どのくらいの収穫の上がる畑か見極めて、事態を左右するには手遅れという段になってから、例によって役にも立たない、故に何を失うこともない、取り敢ず声は上げ続けてるから、という議論で稿料を稼ごうと思案してる最中だからね。そういう姿は教科書問題でとっくり拝ませていただいた後だ。一つ、賭けをしてもいい——この件に関して公のメ

    さて、言いたいことは単純明快だ——「ゴキブリを殺せ」というプロパガンダに相当するのは、陵辱ゲームと規制の主張、一体どちらか。2009.6.3: 大蟻喰の日記
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    REV 2009/06/05
  • サンプリング調査にご協力ありがとう。今回の調査の成果は人間と社会に関する考察に益するところ実に大であった。2009.5.19: 大蟻喰の日記

    サンプリング調査にご協力ありがとう。今回の調査の成果は人間と社会に関する考察に益するところ実に大であった。その考察を何の役に立てるかは今のところ未定ではあるが、いずれ何らかの形で還元させていただくこともあるだろう。 まあ、すぐに還元できるだけの内容は還元しておくかな。 たとえば。反応を見ていて結構驚いたのは、まともな人の比率の高さであった。概ね半数が、こういう趣味嗜好は社会から受け入れられるものではない、潜るの上等、と考えていることを表明している。web上で意見を表明しない人々のことを考えれば、この比率は更に上がるだろう。文意の汲み方も概ね冷静で正確だ。こういう方がこっそりその種のゲームをやっていたとしても、他人があれこれ容喙すべきことではあるまい。その種の嗜好が何らかの形で現実の行動に反映することもなさそうだ。模範的な地下生活者、とでも言おうか。 更に四分の一ほどが、潜っていても暴かれる

    サンプリング調査にご協力ありがとう。今回の調査の成果は人間と社会に関する考察に益するところ実に大であった。2009.5.19: 大蟻喰の日記
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    REV 2009/05/21
  • 2007.7.18 - 日記

    二晩掛けて、去年あたり結構評判だった『涼宮ハルヒ』のアニメを全部見てしまう。何と言おうか、『究極超人あーる』みたいで普通に面白い。鳥坂先輩が大層可愛らしい女の子の姿をしているだけである(パレスチナ人自治区でも大人気のようだが、一体どこで見てるのかね)。プロレスの技を掛けられる代りにコスプレさせられているみくるちゃんはあーる以外の何者でもない。「キョン」なる謎の語り手(「八丈島のキョン」か? 偶蹄目の頭被ってただろ? 何故今更?)の、唯々諾々と仰せに従っているかに見えて、実はかなり強圧的に状況を仕切っている様子に苦笑い。若いうちなら男らしく見えたりするんだけどね、そのうち、うー、下手に出てるふりして結局態度でか、男ってやだやだ、と思ったりする訳ですよ、おばさんになると。呼応するハルヒの反応が結構「あンた」的だったりするのにも苦笑い。その若さでそれはやばいだろ。男で身を滅ぼすタイプだな。 映像

    2007.7.18 - 日記
  • 2006.10.17 - 日記

    ニュースにいじめ自殺学校の校長が出てきて謝る。って、あんたが謝ったって仕方がないんだよ。問題の教師はどうした。謝罪はなしか。クラス代表の謝罪はなしか。口をぬぐってしらんぷり、同窓会じゃ、死ぬのは弱い奴なんだよとか言って大笑いか。どうせそうなるのは今から分かってるけどな。 ところで問題の学校というやつ、ニュースで見る限りでは、何とも不愉快そうな学校なのであった。女子生徒のスカートの丈が判で押したように同じ、というあたり、うんざりするような締め付けをやっているのだろう。うちの学校では応援練習の時に物差し持った奴がスカートの床上がりを計って歩き、僅かでも長かったり短かったりすれば(そしてこれは団員の計り方で如何様にでもなる)、壇上にあげられ、「*年*組何某っ、スカートの丈が長すぎましたっ、すいませんでしたっ」「声が小さいっ」「スカートの丈が長すぎましたっ、すいませんでしたっ」「声が小さいっ」と十

    2006.10.17 - 日記
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    REV 2006/10/23
    「でも、教員は誰も止めなかった。何故なら、こういう暴力的な支配と服従の雰囲気が、生徒をコントロールするには非常に都合が良かったからである。」
  • 佐藤亜紀日記: 2006.9.3 - 子猫殺し

    いや、さすがに鎮火した感のある殺し問題であるが、ひとつ引っ掛かることがあるので書いておこうと思う。 最初にポジションを明らかにしておくなら、前にもブログに書いた通り、私は愛家である。近所のには端から挨拶し(ちなみに犬にも同様にする)、路地で親子を餌付けするおばさんをリスペクトし、盛りの付いたの行動は微笑みながら見守り(もちろんあの嬌声もだ——単なる感情移入と己を諌めつつも、いや、あれは色っぽいね)、保護団体が地域の避妊費用を乞うたりすると涙ながらに千円あげる——涙ながらの理由は、避妊させられるが可哀想だからであり、だからと言ってごろごろ増えると地域の生活環境が悪化するからである(世の中ほんと心の狭い奴が多いからね)。を殺す奴は無条件に悪い奴であり、殺しを得々として明かした奴が正体を暴れて曝されたりすると、そーか社会的に抹殺されたかざまーみろと考える(つーか、面白半分

    佐藤亜紀日記: 2006.9.3 - 子猫殺し
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    REV 2006/09/04
  • 2006.2.6 - 日記

    ムハンマドのカリカチュア事件についてである。例のデンマーク製の、手榴弾型ターバンをかぶったムハンマドを「私はムハンマドを描いてはいけない」という文字で描き出したカリカチュアがイスラム教徒の憤激を呼び、一方、言論の自由を守れとばかりにヨーロッパ各紙が転載したり支持の記事を載せたりしている、という、あれだ。 描いた奴の低能と無神経は呆れるばかりだ。まず第一に、ムハンマドはテロリストでは全然なく、イスラム教徒の99%もテロリストではない。ムスリム=テロリストの紋切型は、その点に関して相当な愚鈍さを発揮し続けたアメリカ映画でさえ最近は抑え気味なのに、まだそんなことをやって、しかも面白いと思っているのか、こそ大いに批判されてしかるべきだろう。第二に、やるにことかいて何だその「私はムハンマドを描いてはいけない」は。あんたには関係のない話だろう? そんなにムハンマドを描きたいのか? 描かなきゃならない理

    2006.2.6 - 日記
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    REV 2006/02/07
    で、著者は何教徒?
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